2011年04月13日
遅くなりましたが、ジャンプ18号、ONE PIECE ワンピースの感想です。
以下、ネタバレになりますので、ジャンプを読んでいない方はご注意ください。
■■前回の感想/次回の感想■■
【タイトル】
第620話 憧れの遊園地
【扉絵】
世界の甲板からVol.7「珍獣島―新住人 樽入り女サーファンクルー」
幸せそうなガイモンさんが見れて良かった^^
【本編】
ホーディに竜宮城を占拠されたリュウグウ王国。
状況を見る限り、国王だけでなくゾロ、ウソップ、ブルックも脱出できなかったみたい。
ゾロは空気もない状態ですが、、大丈夫でしょうか><
ちらっと新しいアイテム「バブリーサンゴ」が出てました。
シャボンの樹脂?が溜められるサンゴみたいですね。
シャボン以外も溜められるなら、空島のダイヤルと似たアイテムになりそうですが気になりますね。
一方、竜宮城に行かなかった残りのホーディ一味は魚人島の各所で暴れ、
魚人島の住民たちに「踏み絵」を強制していました。
踏み絵に映っていたのは、暗殺されたオトヒメ王妃の写真・・・。
そうなると暗殺犯は、その思想に反対した魚人になるのかな・・・。
というか、犯人が捕まったのか、特定できているのかも今のところは分からないんですよね。
アーロン?デッケン?それとも世界政府・・・、うーん分からない。
あと、サンゴヶ丘にいたカリブー。
彼の目的は人魚姫を捕まえて売ることみたいですが、
どこまで話に関わってくるのかが良く分からないんですよね・・・。
ドロドロの能力者でも、自然系の対抗手段を得たルフィの敵ではないでしょうし。
終始、お騒がせキャラになるのかなぁ。。
そして、気になる海の森の場面へ。
サンジはしっかりとヨサクの話を覚えていました。
そして、ナミがアーロンの被害者であることを伝えた上で、、
かーなーりー、久しぶりにサンジのかっこいいところが見れた気がします^^
先週の段階で、ジンベエがナミの過去を知らずに話し始めるんじゃないかなと心配していたので、
すごくうれしい警告です。この言葉で、ナミが話を聞く準備を作ってくれた気がしますし。
ナミの話で、シャボンディパークとアーロンパークが似ているというがありましたね。
でもナミが「シャボンディパーク」を通過する場面ってシャボンディ諸島ではなかったですけど、
気付いていたんですね。。
人間を支配したいと願いながら、人間の住む世界に憧れる・・・。
一つ一つ背景が分かってくると、アーロンの見方も変わって来るし、
魚人島編が終わった後、アーロン編を読み返すと、違う感想を持てそうです。
これは長編漫画ワンピースならでわの、おもしろさなのかも知れませんねー。
魚人島の歴史の話に戻ります。
200年前の魚人島と世界政府の交友はリュウグウ王国の世界政府加盟を意味していたんですね。
でも人間は魚人族を嫌い続けているのに、加盟も世界会議への参加も認められたというのは、
ちょっと腑に落ちない部分です。何か別に狙いがありそうな感じ。。
それに、世界政府加盟国であれば、魚人や人魚を奴隷にしているのもおかしい話ですけど、
ナミがシャボンディ諸島に着くまで、魚人と人間の差別に気付かなかったように、
世界的には奴隷文化事態無くなりつつあるけど、ごく一部で、今でも残っているということなんでしょうね。
特に、魚人・人魚に関しては色濃く。。。
ロジャーが作った大海賊時代は多くの人間に夢と希望を与えた影で、魚人島の人々を苦しめていた。
その魚人島を救ったのが、ロジャーのライバルで人間の海賊「白ひげ」。
この辺は、何度か書いていますが、すごくつながりを感じる部分なんですよね。
白ひげはきっとロジャーの意志を理解し、ロジャーが作った時代を生きようとしたんじゃないかなと、そんな気がします。
そして、今魚人島を守っているビッグ・マム・・・、彼女?(彼?)も、ロジャーや白ひげと、
深~いつながりがあるんじゃないのかなぁと、妄想したり^^
魚人島の歴史を変えようと立ち上がった二人の話。
一人は人間と"共に暮らす"事を島民に説き続けた「オトヒメ王妃」。
もう一人は人間との"決別"を叫び、マリージョアで奴隷解放を行った「フィッシャー・タイガー」。
うーん・・・。この辺はとても難しい話です。ジンベエの苦悩も良く分かります。
オトヒメ王妃の「人間との友好」も聞こえは良いけれど、
今犠牲(奴隷)の魚人たちは救えないし、未来のために見捨てているとも言えます・・・。
逆に、フィッシャー・タイガーの行動も、今の奴隷は救えても、人間との関係はさらに悪化させ、
未来の犠牲者を増やすことになるかもしれない。
二人のどちらが正しいかは決められないけど、魚人島に対する想いは共通。
でも、その二人がすでに命を落とす結果になったのも何か引っかかる部分です。
ジンベエの「ホーディと戦うな」は、この問題の根深さを意味していたのかな。
今まで麦わら一味は通った島や国のピンチを救ってきました。
魚人島の場合、島だけでは解決できない問題が多く含まれていて、
それは「権力を手に入れたもの」「変化を恐れるもの」「中枢の差別体質」のように、
簡単には変えられないもので、誰かを倒せば済む問題ではないようです。

(18巻)
アラバスタでは遠回りするビビに対して、クロコダイルを倒す事が国を救う事になると、直感で感じ取ったルフィ。
ドラムのワポル、空島のエネル、W7のロブ・ルッチも倒す相手がいて、それを倒すことで島民や国、仲間を救って来た。
けれど、魚人島では本当の意味で倒すべき相手がいない、ホーディを倒しても何も解決しない、何も変わらない、
というのが「ホーディと戦うな」の意味のように思いました。
(デッケンの場合、しらほし姫のストーカー問題は解決しそうですけど。)
まだまだ、魚人島編の展開は見えないけど、今の事態をいったん収拾しながら、
人間と魚人の差別問題を、新世界での麦わらの一味の冒険に託す形になるのかなぁ。。
仮にワンピースが魚人島の問題を解決できるようなもの(世界をひっくり返すもの)だと少しでも分かれば、
もしかして、ホーディが一味に着いてくるとか、ホーディ一味もワンピースを目指して新世界に行くとか、
そんな展開もあるのかな。
最後に15年前のフィッシャー・タイガー。
なんか、見た目は普通のおじさんというか、英雄っぽく見えなかったり^^
でも、一人でマリージョアに乗り込むくらいだから相当強いはずですよね。
そんな強い男がなぜ死んでしまったのか、オトヒメ王妃の暗殺犯は誰?、
アーロンが東の海に行った理由は・・・?
次はこのまま魚人島の過去編に突入かな?
というところで今週の感想は終わりです。
■■前回の感想/次回の感想■■
下巻は4月15日発売ですね。
以下、ネタバレになりますので、ジャンプを読んでいない方はご注意ください。
■■前回の感想/次回の感想■■
【タイトル】
第620話 憧れの遊園地
【扉絵】
世界の甲板からVol.7「珍獣島―新住人 樽入り女サーファンクルー」
幸せそうなガイモンさんが見れて良かった^^
【本編】
ホーディに竜宮城を占拠されたリュウグウ王国。
状況を見る限り、国王だけでなくゾロ、ウソップ、ブルックも脱出できなかったみたい。
ゾロは空気もない状態ですが、、大丈夫でしょうか><
ちらっと新しいアイテム「バブリーサンゴ」が出てました。
シャボンの樹脂?が溜められるサンゴみたいですね。
シャボン以外も溜められるなら、空島のダイヤルと似たアイテムになりそうですが気になりますね。
一方、竜宮城に行かなかった残りのホーディ一味は魚人島の各所で暴れ、
魚人島の住民たちに「踏み絵」を強制していました。
踏み絵に映っていたのは、暗殺されたオトヒメ王妃の写真・・・。
ふむふむ。やっぱりオトヒメ王妃の理想って、人間との友好だったんですね。(ダルマ)
その顔を踏めねェ奴は人間と仲良くしてェんだ
おれ達の敵だ
そうなると暗殺犯は、その思想に反対した魚人になるのかな・・・。
というか、犯人が捕まったのか、特定できているのかも今のところは分からないんですよね。
アーロン?デッケン?それとも世界政府・・・、うーん分からない。
あと、サンゴヶ丘にいたカリブー。
彼の目的は人魚姫を捕まえて売ることみたいですが、
どこまで話に関わってくるのかが良く分からないんですよね・・・。
ドロドロの能力者でも、自然系の対抗手段を得たルフィの敵ではないでしょうし。
終始、お騒がせキャラになるのかなぁ。。
そして、気になる海の森の場面へ。
サンジはしっかりとヨサクの話を覚えていました。
この言葉のとおり、サンジはジンベエをアーロンの黒幕みたいなものと思っていたようです。(ヨサク)
ジンベエは"七武海"加盟と引きかえに
とんでもねェ奴をこの東の海へ
解き放っちまいやがった
そして、ナミがアーロンの被害者であることを伝えた上で、、

ふーーーー。(サンジ)
話次第じゃお前を・・・
おれは許さねェ!!!
かーなーりー、久しぶりにサンジのかっこいいところが見れた気がします^^
先週の段階で、ジンベエがナミの過去を知らずに話し始めるんじゃないかなと心配していたので、
すごくうれしい警告です。この言葉で、ナミが話を聞く準備を作ってくれた気がしますし。
ナミの話で、シャボンディパークとアーロンパークが似ているというがありましたね。
でもナミが「シャボンディパーク」を通過する場面ってシャボンディ諸島ではなかったですけど、
気付いていたんですね。。
人間を支配したいと願いながら、人間の住む世界に憧れる・・・。
一つ一つ背景が分かってくると、アーロンの見方も変わって来るし、
魚人島編が終わった後、アーロン編を読み返すと、違う感想を持てそうです。
これは長編漫画ワンピースならでわの、おもしろさなのかも知れませんねー。
魚人島の歴史の話に戻ります。
200年前の魚人島と世界政府の交友はリュウグウ王国の世界政府加盟を意味していたんですね。
でも人間は魚人族を嫌い続けているのに、加盟も世界会議への参加も認められたというのは、
ちょっと腑に落ちない部分です。何か別に狙いがありそうな感じ。。
それに、世界政府加盟国であれば、魚人や人魚を奴隷にしているのもおかしい話ですけど、
ナミがシャボンディ諸島に着くまで、魚人と人間の差別に気付かなかったように、
世界的には奴隷文化事態無くなりつつあるけど、ごく一部で、今でも残っているということなんでしょうね。
特に、魚人・人魚に関しては色濃く。。。
ロジャーが作った大海賊時代は多くの人間に夢と希望を与えた影で、魚人島の人々を苦しめていた。
その魚人島を救ったのが、ロジャーのライバルで人間の海賊「白ひげ」。
この辺は、何度か書いていますが、すごくつながりを感じる部分なんですよね。
白ひげはきっとロジャーの意志を理解し、ロジャーが作った時代を生きようとしたんじゃないかなと、そんな気がします。
そして、今魚人島を守っているビッグ・マム・・・、彼女?(彼?)も、ロジャーや白ひげと、
深~いつながりがあるんじゃないのかなぁと、妄想したり^^
魚人島の歴史を変えようと立ち上がった二人の話。
一人は人間と"共に暮らす"事を島民に説き続けた「オトヒメ王妃」。
もう一人は人間との"決別"を叫び、マリージョアで奴隷解放を行った「フィッシャー・タイガー」。
タイガーと行動を共にする事を選んだ・・・、ということなのかな。(ジンベエ)
―今を耐え忍び未来を変えようとする オトヒメ王妃に対し・・・
―未来を捨てて・・・今を苦しむ同族の奴隷達を救い出した フィッシャー・タイガー・・・
どちらが正しいかなど・・・とても決められん
―じゃがわしは・・・
うーん・・・。この辺はとても難しい話です。ジンベエの苦悩も良く分かります。
オトヒメ王妃の「人間との友好」も聞こえは良いけれど、
今犠牲(奴隷)の魚人たちは救えないし、未来のために見捨てているとも言えます・・・。
逆に、フィッシャー・タイガーの行動も、今の奴隷は救えても、人間との関係はさらに悪化させ、
未来の犠牲者を増やすことになるかもしれない。
二人のどちらが正しいかは決められないけど、魚人島に対する想いは共通。
でも、その二人がすでに命を落とす結果になったのも何か引っかかる部分です。
ジンベエの「ホーディと戦うな」は、この問題の根深さを意味していたのかな。
今まで麦わら一味は通った島や国のピンチを救ってきました。
魚人島の場合、島だけでは解決できない問題が多く含まれていて、
それは「権力を手に入れたもの」「変化を恐れるもの」「中枢の差別体質」のように、
簡単には変えられないもので、誰かを倒せば済む問題ではないようです。

(18巻)
アラバスタでは遠回りするビビに対して、クロコダイルを倒す事が国を救う事になると、直感で感じ取ったルフィ。
ドラムのワポル、空島のエネル、W7のロブ・ルッチも倒す相手がいて、それを倒すことで島民や国、仲間を救って来た。
けれど、魚人島では本当の意味で倒すべき相手がいない、ホーディを倒しても何も解決しない、何も変わらない、
というのが「ホーディと戦うな」の意味のように思いました。
(デッケンの場合、しらほし姫のストーカー問題は解決しそうですけど。)
まだまだ、魚人島編の展開は見えないけど、今の事態をいったん収拾しながら、
人間と魚人の差別問題を、新世界での麦わらの一味の冒険に託す形になるのかなぁ。。
仮にワンピースが魚人島の問題を解決できるようなもの(世界をひっくり返すもの)だと少しでも分かれば、
もしかして、ホーディが一味に着いてくるとか、ホーディ一味もワンピースを目指して新世界に行くとか、
そんな展開もあるのかな。
最後に15年前のフィッシャー・タイガー。

タイの魚人だったのね
なんか、見た目は普通のおじさんというか、英雄っぽく見えなかったり^^
でも、一人でマリージョアに乗り込むくらいだから相当強いはずですよね。
そんな強い男がなぜ死んでしまったのか、オトヒメ王妃の暗殺犯は誰?、
アーロンが東の海に行った理由は・・・?
次はこのまま魚人島の過去編に突入かな?
というところで今週の感想は終わりです。
■■前回の感想/次回の感想■■
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