2010年03月10日
ロジャーの意志とエースの意志についての妄想です。
以下は、最新号のジャンプの感想を含んだ内容になります。 ご注意ください。
今週号で白ひげが最期に残したは言葉はとても重要だと思います。
(白ひげ)
お前じゃねェんだ…ハァ
ロジャーが待っている男は…
少なくとも ティーチお前じゃねェ…
ロジャーの意志を継ぐ者達がいる様に
いず れエースの意志を継ぐ者も現れる…
"血縁"を断てど あいつらの炎が消える事はねェ…
(以下省 略)
まずは『ロジャーの意志を継ぐ者達』とは誰か?
これはシャボンティ諸島のレイリーの言葉を思い出せば分かりそうです。
(シルバーズ・レイリー)
あの日(ロジャー処刑の日)
広場でロジャーから何を受け取った者達が 確かにいると思うがね…
キミ のよく知るシャンクスも その一人だろう
すべてを知るレイリーの言葉は意味深だ…
ロジャーから何を受け取ったのか…
具体的にレイリーは言いませんでしたが、きっと『ロジャーの意志』でしょう。
ロジャー処刑の日、ローグタウンに誰がいたのか…
金獅子のシキの過去を語るために作られた「0巻」でそれは明らかになりました…
ドンキホーテ・ドフラミンゴ、道化のバギー
ジェラキュール・ミホーク、サー・クロコダイル
ゲッコー・モリア
赤髪のシャンクス、モンキー・D・ドラゴン
シャンクスとバギーはロジャー一味の見習いなので、この場にいたのは分かりますが…
他の5人がロジャーとどのような関係があったは今のところ分かりませんね…
あと、海軍のスモーカーも処刑の場にいたはずですね。
(アニメだとロジャーとすれ違うシーンも確かあった気もします。)
スモーカーも処刑の場にいた
レイリーの言葉を借りれば、この8名はロジャーから何かを受け取っている…
全員が同じ「何か」を受け取っていたかと言えば違うかもしれませんが…
でも、ロジャー処刑に立ち会い、今でもロジャーが作ったこの大海賊時代に身を投じているなら、
目的は違えど、その背景には共通の『ロジャーの意志』があるようにも感じます。
■シャンクスが受け取ったロジャーの意志
シャンクスは分かりやすいですね。 白ひげとの交渉のときに言っていた…
ルフィに懸ける夢…
シャンクス
新しい時代に 懸けてきた
これがすべてだと思います。 シャンクスは"モンキー・D・ルフィ"に次の時代を託そうとしている…
それにロジャー海賊団の元船医クロッカスが言っていた…
ロジャー海賊団が待ち望んだ海賊とは一体…
(クロッカス)
(麦わら一味に向かって)
あいつらは我々の待ち望んだ海賊たちだろうか
なんとも不思議な空気を持つ男だ な あ ロジャーよ
ロジャーが待ち望んだ海賊… その海賊を探し、その海賊に新しい時代を託す…
それが、シャンクスがロジャーから受け取った意志。
シャンクス以外も妄想してみます。
■バギー
バギーは何を受け取ったのか分かりません…
でも、バギーは結果としてロジャーの意志に通じる何か重要な事をしてくる気がします。。
彼は財宝欲しさにキャプテン・ジョンの財宝を探していますよね…
実はそれもワンピースに関係しているんじゃないでしょうか…
本人は意図していないかもしれませんが、、、
■ミホーク
ミホークもシャンクスと同じものを感じ取った人物のように思います。
彼は"剣士"として、次の時代を考えていて、新しい時代を作るための戦い…
それには強い剣の力も必要だと考えているんではないでしょうか…
使命されたのはロロノア・ゾロ…
■クロコダイルとモリア
クロコダイルが探した古代兵器はロジャーと関わりがあるものですが、
それが意図したものなのかは微妙ですね…
モリアは過去カイドウと渡り合ったという部分が気になるところですが、
純粋にワンピースを求めカイドウと戦ったんでしょうか…
(ドフラミンゴとドラゴンの目的はまた別の機会に妄想です…、長くなりそうなので。)
大海賊時代が始まってから22年…
海賊、王下七武海、四皇、そして革命軍…
ロジャーの処刑に立ち会った者達は、この時代の中でそれぞれの目的で生きているように見えます…
けれど、スタート地点は同じ…、ロジャーの意志を受け取っている…
結果的にそれぞれの目的はワンピースにつながっていくんじゃないでしょうか。
■ロジャーの意志とエースの意志
ロジャーの意志を『継ぐ者たち』 、エースの意志を『継ぐ者』
白ひげの言葉で気になったのは、
ロジャーの意志は複数人、エースの意志は一人という表現をしている事です。
ロジャーの意志は上で書いた処刑に立ち会った者達が継いでいるでしょうし、
だから『者たち』という言い方をしている。
けれど、エースの意志を継ぐものは一人と表現している。
それは、兄弟であるルフィ、死も恐れず、ただエースを救おうと戦ったエースの弟。
エースの意志は間違いなくルフィが継ぐことになります。
ルフィとロジャーは血縁関係はありません。
ロジャーが作った大海賊時代に身を投じワンピースと海賊王を目指していますが、
これまでロジャーの意志を継いで冒険をしているわけでもありませんでした。
けれど、ルフィはロジャーの血を引くエースと兄弟の契りを結んでいた。
エース亡き今、これからルフィはエースの意志を継ぐことになる。
それはロジャーの意志も継ぐことを意味している。
ロジャーの意志はDの意志…
Dもロジャーの意志も、たとえロジャーの血を引くエースを処刑しても決して消えることはない。
血縁を断てど炎は消えない、その炎はルフィが継いでゆくと。
結局、尾田さんはこの戦争で、ルフィに名前の『D』だけでなく、
意志としての『D』をしっかりと結びつけたかったのではないでしょうか。
だから、エースの死は物語上必然だった。
ロジャーとエースの意志を継ぐ者は『モンキー・D・ルフィ』であると。
決して、マーシャル・D・ティーチではない…
う~ん、何か全体的に上手くまとめられませんでした…
また出直します…m(__)m
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コメント
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クレハ | URL | -
やはり白髭対海軍の鍵は、「Aがゲームを制すでしたね」。
やはり白髭VS海軍編の意味とは、「新時代(新世界)」のルフィの自由な“意志”というものの定義をはっきりさせるための変化として必要だったんですね。
この旧時代の支配と自由との構図は見事。
( 2010年03月10日 09:06 )
ルフィ@FC2 | URL | -
Re: やはり白髭対海軍の鍵は、「Aがゲームを制すでしたね」。
クレハさん
すばらしいコメントありがとうございます。。
うまくまとめられず、しかも自由と支配という言葉は使っていなかったんですが…、
妄想していた先を読まれてしまった感じがします(笑)
その構図も作りつつ、あえてこの場からルフィを外しているもの流石だなと感じます…
時代は変わるが、ルフィにはこれまで同じ自由な意志で冒険を続けられる状況はしっかりと残しているというか…
見事ですよね…。
コメントありがとうございました☆
( 2010年03月10日 20:33 )
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