アニメ ワンピース 第491話 女ヶ島上陸 ルフィを責める過酷な現実

2011年03月27日

こんにちわ。今週のアニワン感想です。

■荒れる海

前回は世界各地で海軍の大勝利を大喜びする場面がありましたが、今週は様相が一変。
白ひげのナワバリだった島には新たな支配者(茶ひげ さん)が現われ、
そして、今がチャンスとばかりに多くの海賊達はグランドラインに向かいます。

うーん、、白ひげの力が偉大さ、
それに彼の脅威が海の治安を守る役目を果たしていたのが良く分かりますよね。

■ジンベエとイワさん

今回、ジンベエがイワさんに、

ルフィくんがいなければ
おそらく一生 顔を合わす事はなかったじゃろう

と言ってましたね。
この台詞はアニメオリジナルですけど、二人はインペルダウンが初対面だったんですねー。
戦場でも息ぴったりで、昔からつながりがあるのかなって少し考えていました・・・。

■ロー達が女ヶ島に停泊を許可された経緯

ここは原作にはなかったところでしたね。
ハンコックは初め、ロー達を島の中に入れようとしたけど、
ニョン婆に止められ、特例で湾岸に停泊していた、って事だったんですね^^

あと、マーガレットがルフィの容体を心配する場面とか、ローとマーガレットが話をするシーンもありましたね。
細かいところですが、話の補完やシーン追加はやっぱりうれしいですね。

■ペポ

ペポの正体が相変わらず気になりますが、「メスのクマいねぇかな」という事は、
人間ではなく、やっぱりクマなんですよね。人間に育てられたクマなのかな?
それともパッパクと同じく、自分がヒトだと思ってたら、勢いで言葉が話せるようになったとか??

■麦わら帽子を見つけるロー

この場面も相変わらず気になりますよね。

ワンピース 麦わら帽子を見つめるトラファルガー・ローは何を想うのか

この記事で妄想していますけど、どうでしょう・・・。

シャンクスとのつながりを意味するのか、
ルフィに惹かれた(興味を持った)事を意味するのか、
それとも、ライバルとしてルフィを戦うことを決意してるのか。

まぁ、今後、ローがルフィと深く関わってくるのは間違いなそうですね。

■夢か現実か

ルフィは目を覚ましますが、エースの死を受け入れられず、暴れます。

振り返ると、
麦わらの一味が崩壊した後、目を覚まし絶望を味わったのも女ヶ島
エース処刑を知り、エースの救出を誓ったのも女ヶ島
そして、エースが死に、戦争終結の後、目を覚ましたのも女ヶ島

終わり→始まり→始まりをこの場所で繰り返していたわけですから、
ルフィが夢じゃないかと、何度もほっぺたをつねった気持ちも分かりますよね><
ルフィが泣き叫ぶシーンは、悲しいというか心が痛みます。。

というところで感想は終わり。

■ごめんなさい

先週の感想で、今回から安室奈美恵さんに主題歌が代わるよと書きました・・・。

でも、アニワンは震災の影響で一回休みだったので、変更になるのは次回から?
あれ?でも、来週はトリコとのコラボみたいだから、まだ先?

気になってちょっと調べたら、ナタリーさんでは、
「ONE PIECE」新シリーズ主題歌は安室奈美恵
開始日未定になったと修正されてますね・・・。
あらら><
いつから代わるんでしょ。。


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ワンピース 「ポーネグリフの存在理由」「数百年分の歴史を背負う者」に思い巡らせる

2011年03月26日

最近、妄想記事を書いていませんでしたので、久しぶりに頑張ってみました・・・
ちなみに感想以外のワンピ独立記事は、去年の10月以来ですね><

テーマは魚人島にもあるらしいポーネグリフの話です。
これまでの情報を整理しつつ、ポーネグリフが残された理由やロジャーとの関連とか書いてます。

以下は妄想、推察、ネタバレがたくさん含まれていますのでご注意ください。

■まず補足です

今回の記事ですが、おおむねこの記事とつながっていると思います。

『ひとつなぎの大秘宝』ワンピースとは何なのか

短くまとめると、、
ワンピース(ひとつなぎの大秘宝)=ある巨大な王国の存在と思想(クローバー博士の仮説)で、
リオ・ポーネグリフは空白の100年の真実が書かれていると同時に王国の思想を復活させる鍵・・・
そんな妄想が今回の妄想の前提となります。

■ポーネグリフとは

オハラのクローバー博士は800年前に世界政府に敗れたある巨大な王国が、
空白の百年の真実その思想を未来に託すために残したものだと言います。

ゴオオオオ・・・

クローバー博士の仮説、ある王国の姿
世界政府に敗れた王国が未来に残したもの(41巻)

そして、決して砕けない、爆破してもキズひとつつかない硬石に書かれ、
しかも、現代では解読困難な古代文字で書かれているのです。

世界政府が見つけたオハラのポーネグリフ
世界中に点在する"気味の悪い石"(41巻)

■決して砕けぬ石

でも、決して砕けない硬石なのに、なぜ文字を刻む事ができたのでしょうね^^
この謎を解決できるのは、、ワンピースの世界では悪魔の実・・・でしょうか。
考えられるのは、この石を残した王国の中に「イシイシの実」の能力者がいたってことかな?
(そもそも800年前に悪魔の実が存在していたのかも、興味深い点ですけど。)

他には、王国自体が今以上の科学技術を持っていた、という線もありますし、、
あの硬石は地球外から来た・・・、、なーんて可能性もあったりなかったり・・・。

それに、この石をどうやって世界中に点在させたのか・・・、
簡単に移動できるようなものにも見えませんし・・・、
王国の生き残りが世界を回り、石を残して行ったのでしょうか、、この辺も気になるところです。

ともかく、ポーネグリフを壊すことは不可能で、クローバー博士が指摘した、
「紙や本に残しても(世界政府に)根絶やしにされるから」という心配はないわけです。
もし世界政府に見つかり、奪われたとしても、取り返せばいいわけですから。
砕けぬ石に残したことで、歴史の真実はこの世界から消滅することは決してありません。

■古代文字が使われた理由

うーん・・・、実はこれも大きな謎だったり。
だって、未来では古代文字を解読できる人がほどんどいないのですから・・・。
今のところ古代文字を読めた、とされる人物は、

・オハラの学者たち(あくまで解読止まり?)
・ゴール・D・ロジャー(読めたわけではなく、万物の声を聞く能力)
・ニコ・ロビン(スラスラ読める)

だけ・・・。古代文字が使われた理由を考えてみると、
・敵だった世界政府に内容を知られないため、古代兵器の情報を渡さないため
・古代文字を読める人物にテキストを届けてもらいたいから
でしょうか。滅びた王国の人々が「古代文字」しか扱えなかった・・・というのもありますが、
それだとちょっとシンプルすぎかな。

で、空島の酋長は古代文字を読むことができないどころか、
なぜ我々はポーネグリフを守るために戦ってきたのか・・・、その理由も知りませんでした。
そして、ロジャーがテキストをラフテルに届けたことで、彼らの役目は終えます。

空島の酋長、もう戦わなくてもいいのか
先人の意志を果たせた、と涙する酋長(32巻)

守り人にはその内容も理由も知らせず、ただ敵からポーネグリフを守り続ける役目が与えられる。
そして、古代文字を読みラフテルへ届ける送り人をずっと、ひたすら待ち続ける、と。

守り人にとっては、辛いことですよね。
理由も分からず、守るモノに何が書かれているのかも知らず、戦い続けなければならないのですから。
ただ、古代文字を読めない(知らない)事で、ポーネグリフを奪われるリスクや、
世界政府に情報を渡す者が出てきたときの対策にはなっていますよね。

それに早い段階でのリオ・ポーネグリフの完成は期待していない、というのもありそうです。
解読し難い古代文字で残しているわけですから。
元々、長い時間をかけて完成することを望んでポーネグリフを残したのかもしれません。

(あっ、あと、ロビンは古代文字が使えるの?も気になりますよね。、
もしかして、ポーネグリフを残した人の血を継いでるとか、そういう繋がりもあったりするのかな。)

■2種類の石と行き止まり

古代文字で刻まれていること・・・、これだけで真実への道のりは困難であるのに、、
ポーネグリフには情報を持つ石そのありかを示す石の2種類が存在しています。

情報を持つ石とありかを示す石
2種類の石があることに気付いたロビン in 空島(32巻)

なお、今まで登場した石は、

・オハラ【西の海】…内容不明
・アラバスタ【グランドライン】…古代兵器プルトンの在りかが記載。
・空島【グランドライン】…古代兵器ポセイドンが記載。(本来はジャヤにあったものが空島へ)

の3つです。ロビンが見つけたアラバスタと空島の石はいずれも情報を持つ石でした。
で、なぜこの2種類の石が残されたのか、その理由も気になるところなのです。

例えば、真実を解き明かそうとする人が古代文字を解読でき、石を見つけたとしても、
情報を持つ石で、必ず行き止まりになってしまいます。
そうなると、次の情報を持つ石は再びゼロから探さなければならず、
簡単に次の石を探す事ができない、そんな仕組みになっているのです。
(その上、そのテキストはラフテルまで届けなければならない・・・)

石の在り処を示す石を順番に辿っていけば、最後に歴史の真実が書かれた石が見つかる・・・。
グランドラインの厳しさを考えれば、この仕組みでも十分な気もするのですがそうではない、と。

で、なぜこんな2種類の石を組み合わせた仕組みになっているのかと言えば、
たぶん、一人(一世代)の力でリオ・ポーネグリフを完成させることを不可能するため
つまり、「情報を持つ石のテキストをラフテルを届ける作業が何度も繰り返される事」を想定して、
作られたのではないか、と思うわけです。

■困難な道のりと長い年月

ちょっとロビンの経緯も確認してみましょう。
ロビンはアラバスタの頃までは、情報を持つ石のいずれかがリオ・ポーネグリフではないか、
と考えていました。

私が求めていたものは・・・リオ・ポーネグリフ
世界中に点在するポーネグリフの中で 唯一
"真の歴史"を語る石・・・(24巻)

そして、アラバスタのポーネグリフに古代兵器プルトンの在り処が書かれていたことで、彼女は夢を諦めます

ロビンが一度諦めた夢
ロビンは夢を諦めなければならなかった・・・(24巻)

その後、ロビンはDの名を持つルフィと旅することで、偶然にも空島でポーネグリフを見つけます。
そして、ロジャーが残したメッセージを見て、リオ・ポーネグリフの真実に近づき、ロビンの夢は再び蘇るわけです。

けれど本当なら、彼女の夢はアラバスタで終わりだったのです。
幼い頃から古代文字を読めた、天才考古学者ニコ・ロビンですら。。

普通では解読できない古代文字が使われ、しかも2種類の石がある。
そして、情報をもつ石のすべてのテキストをラフテルへ送らなければ、リオ・ポーネグリフは完成しない・・・

これだけ困難な作業を未来に託したのは「真実と思想が世界政府に根絶やしにされることを恐れた」事以外に、
短期ではなく長い年月をかけ、そして、一人ではなく何世代かの力で真実に辿り着く事を期待していた・・・、
そんな狙いがポーネグリフを残した人々にあったのかなと思います。
(世界政府の力が弱まる時期を予め計算していた、というのもあるのかも。)

■ラフテルに辿り着いたのはロジャーだけではない?

くだくだ書いていますが、、なんとかまとめに入ります。。

この世界にポーネグリフはどのくらい存在しているのか・・・
その中でラフテルへ届けなければならない情報を持つ石はいくつあるのか・・・

世界中に点在していること、ロビンの回想でたくさんの石が描画されていることから、
情報を持つ石は意外とあるように思います。
多くはないかもしれませんが、ロビンとロジャーが見つけた石以外にもあるはず。
(魚人島のポーネグリフがどちらの石なのか、も重要なポイントになってきますね。)

世界中に点在するポーネグリフ
点在するポーネグリフ(41巻)

そして、空島のゴール・D・ロジャーのメッセージ。

我ここに至り この文を最果てへと導く
(41巻)

ロジャーが空島のポーネグリフのテキストをラフテルへ届けたように、
実はそれ以前もテキストを導く作業は何百年と繰り返されていたのでは?
それが、白ひげが言った最期の言葉にも繋がっているのではないかと思うのです。

そして未来 いつの日か
その数百年分の"歴史"を全て背負って
この世界に戦いを挑む者が現れる(59巻)

つまり、、
「数百年分の"歴史"」はロジャーを含めラフテルにテキストを送り届けた者達の歴史、
「全て背負って戦いを挑む者」とは、最後のテキスト届け、
リオ・ポーネグリフを完成する麦わらの一味(ニコ・ロビン)を指しているのかな、と。

ですが、こう考えてしまうと、、
ゴール・D・ロジャーがグランドラインを初めて制覇した事実が大嘘になりますよね(汗
いや、ウソというか正確には、初めてラフテルから戻って来たのがロジャーだった・・・、
というのが制覇の意味なのかもしれません。

それにクロッカスの、

(クロッカス)
『ラフテル』
グランドラインの最終地点であり
歴史上にもその島を確認できたのは海賊王の一団だけだ
伝説の島なのだ

さあな その説が最も有力だが
誰もそこにたどり着けずにいる(12巻)

「誰もそこにたどり着けずにいる」の部分とも矛盾してきます。
でも、これはロジャーの「この文を最果てへと導く」とも矛盾してるんですけどね・・・。

この辺は微妙な話ですが、、ロジャーが空島にメッセージを残しながら、
実はラフテルまで行けませんでした・・・とか、は個人的には考えにくいと思っています。

まっ、とにかく・・・、
ラフテルにテキストを届ける事ができれば、その瞬間に送り人の役目は終えるわけで、
帰れずに、そこで人知れず息絶えたとしても、先人の意志は果たされたことになります。

ラフテルは行き方も困難だが、帰り方はさらに困難・・・、そんな場所なのかもしれません。

■ロジャーと大海賊時代が作られた理由

シャボンディ諸島で、ロジャー海賊団の副船長だったレイリーは、

我々もまた
オハラもまた
少々いそぎすぎたのかもしれん(52巻)

と言います。そして、ロジャーは死に際に大海賊時代を作ります。
なぜ、ロジャーは見つけた宝(世界のすべて)を手にせず(手に入れているかもしれませんが)、
大海賊時代を作ったのでしょうか。

22年前の状況と今の状況を比べれば、その答えは自然と見えてくるような気がします。

・ルフィ、超新星、黒ひげのように自由(一部は野心と支配ですが)と夢を目指し、
多くの海賊がワンピースを目指す大きな力(一海賊団ではなく、もっと大きなもの)
・シャンクスや白ひげのようにロジャーの意志を継ぎ、新しい時代を支える力
・ドラゴン率いる革命軍が目指す、世界政府を倒そうとする大きな力
・自分が届けられなかった残りのポーネグリフのテキスト
(ロビンが送り届けるテキストで、言い換えれば、ワンピースを復活させるための最後のピース)

これらですよね。
大きな力と時代の流れ・・・、それは個人や一海賊団では持つことはできないと思います。
時代を変える程の環境が出来ていないと、空白の100年の真実を明らかにしても、
再び世界政府に根絶やしにされる・・・、そして、世界をひっくり返す事はできないと、
ロジャーは考えたのかもしれません。

それに、ワンピースが(仮に)巨大な王国の存在の思想だったとして、
その思想を受け入れるだけの準備が今の世界にはない、と考えたのかもしれない。

もしロジャーが不治の病でなければ、グランドラインを何周してでも、時代の中心に立ち続け、
世界をひっくり返すことが出来たのかもしれませんけど・・・。

■ロジャーがラフテルで気付いたこと
「我ここに至り この文を最果てへと導く」の言葉が正しければ、
ロジャーは間違いなくラフテルへ辿りつき、空島のテキストを送り届けているはず。

そして、ロジャーは、ラフテルで同じ意志を持った先人達が、
すでにいくつかのテキストを届けていた事を確認し、
あと少しでリオ・ポーネグリフが完成する事に気付いたのだと思います。

ある王国が未来に残したかった空百の100年の真実・・・
その思想が目覚める日が数百年かけてもうすぐそこまできている・・・
けれど、不治の病にかかった自分には時間が足りない・・・
ならば、自由を求める海賊たちにラフテルを目指させ・・・
私の意志と共に次の時代に懸けよう・・・

そんな想いが大海賊時代を作ったロジャーにあったんじゃないかなー。
とりあえず、終わり。

■あとがき

久しぶりに妄想したらかなり長くなりました・・・m(__)m
ここまで読んでいただいた方、ありがとうございます^^

ポーネグリフは考えれば、考えるほど疑問がでてきますよね。
今回は最終的にロジャーが大海賊時代を作った理由に流れ着きましたが・・・^^

ちなみに『ひとつなぎの大秘宝』ワンピースとは何なのかでは、
ロジャーだけが唯一ラフテルに行けたんじゃない?・・・、となっていますが、
今回は、ロジャー以外にもラフテルに辿り着いている事になってます。
まっ、視点を変えると、妄想の行き着く先も変わるということですね^^

次は今回書ききれなかったアラバスタのポーネグリフと世界政府との関係とか、
空島との比較とか、プルトンの設計図とか、その辺も書いてみようかな、、いつの日か。


言葉の力ってすごいね!

アニメ ワンピース 第489話&第490話の感想

2011年03月21日

こんばんわ。しばらくお休みしていましたが・・・、アニワン感想です。
なお、
・第489話 シャンクス見参!頂上戦争ついに終結
・第490話 群雄割拠す!〝新しい時代〟の始まり!
の二話分の感想です。

■シャンクス見参!

シャンクス来ましたね。個人的にはまさか×2の登場でした。
海兵も言ってましたが、カイドウとの小競り合いはどう解決したんでしょう?
戦ってきた様には見えませんし、話し合いでカイドウの動きを抑えたのだと思いますが、
四皇にも海軍にも顔が効くシャンクスはやっぱりすごいなぁという感じです。

■名言中の名言(だと思ふ)

ローの潜水艦を背にしながら、シャンクスが言ったこの台詞です。

今会ったら
約束が違うもんなルフィ

これ、最高ですよね、何が最高ってうまく言えないけど、、
成長した姿を一目見たい気持ちを押さえつつ、今のルフィの気持ちを最大限尊重する気遣いだったり。
四皇になった今でも少年との約束を忘れていない、変わらないシャンクスの姿だったり。
二人の約束が色褪せていない事の証明だったり。

近い未来に叶うだろうルフィの夢と二人の約束に期待膨らむ言葉なんですよね。

ワンピースは長期連載になっているので、
二人の約束を読者に再確認させるという尾田さんの意図もありそうですし。

個人的にはここ数年で一番印象に残る場面でした。

■赤髪海賊団と黒ひげ海賊団

黒ひげがシャンクスに言った台詞。

来やがったか

男前が上がったな
似合ってるぜ、その傷!

これはアニメオリジナルですね。
原作だと左目の三本傷が「ズキズキ」していただけですが、
アニメでは二人の因縁をこの台詞で補足してくれた感じです。

でも、この二人の過去はどう繋がってるんでしょう。
それに黒ひげはどうやってシャンクスに三本傷を負わせたのか…。
かぎ爪?のような武器を使ったのか、それとも何か特別な力をもっているのか…、うーん。

それにヤソップとヴァン・オーガーの狙撃手同士が牽制し合う場面もありました。
黒と赤の因縁は深そうなので、
黒ひげ海賊団と赤髪海賊団の激突は避けられないんだろうなぁって感じます。

■歓喜する人々と情報操作

世界は「戦争の終結」と「海軍の大勝利」に歓喜します。
読者目線では悲劇だったエースと白ひげの死も、この世界では喜ばしい事なんですよね…。
海賊=悪と定義されちゃってますから。

もちろん略奪目的の海賊がほとんどでしょうから仕方がありませんが、
ルフィや白ひげのように「冒険」「自由」「夢」「家族」を求めている奴らもいるわけです。
特に白ひげは力の脅威によって「海の治安」を守っていた一面があるのですが、
普通に暮らす人々はそんなことは知らない・・・。

都合のいい情報しか流さないこの世界にはやっぱり大きな問題があると感じるし、
背景には空白の100年の真実を必死に隠そうとする世界政府の姿、
パッパグも言っていた「権力の暴走」が見え隠れするんですよね。

センゴクもレベル.6の惨劇を隠そうとする世界政府にはブチ切れしていましたし、
今後、海軍含め、内部から反世界政府的な動きが出て来る・・・予感がします。

■ウルージさん

頂上戦争の結末を遠くから見つめる超新星たち。
気になるのはボニーの「アイツらのせいだ」ですけど、、
ウルージさんの顔のインパクトにかき消された感がありました><
顔のアップとかおもしろすぎ、、ちょっとアニメ制作側の悪意すら感じました・・・。

■ベポ


アニメでのベポの活躍っぷりを先週から楽しんでいますが、
ローの潜水艦が浮上したのはペポが暑がりだったからなんですね^^
ベポが何者なのかまだ良く分かりませんが、やっぱり北極グマって設定なんでしょうか。

ハンコック×ベポの絡みも最高だし、もっと出番を増やして欲しいですね、ベポ!

■ルフィの容体と目覚め

命は取りとめたルフィ。でも、ジンベエは目を覚ましたときが危険だと言います。
ルフィの目の前で起きた大切な人、世界でたった一人の兄の死・・・。

一人だけでは乗り越えられないでしょうから、
目覚めた時に誰がどんな言葉をルフィにかけるのか、に注目ですね。

というところで感想終わりです。
あと、アニメの感想はしばらく書いたり書かなかったりの状況が続きますので、
(というか少し前からそんな状態ですが・・・)、ご了承ください。。

【関連記事?】
赤髪海賊団の10年前と現在を確認してみる
シャンクスが戦争を終結できた背景と海軍がなぜ黒ひげを見逃すのか?を考えてみた

■おまけ

そうそう、ジャンプ15号に書かれていましたが、
主題歌が安室奈美恵「Fight Together」に変わりますねー!
3月27日からなので、来週からですね。

THE ROOTLESSの 「One day」には毎週ウルウルさせられましたが、
曲名を見ると今度はアップテンポな感じなのかな??
とにかく楽しみですね^^

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あと、コミック62巻の予約も始まってました・・・。
ONE PIECE 62
5月2日発売みたいですが、早いですね~。

ワンピース 第618話 プロポーズとジンベエの伝言の真意

2011年03月19日

ジャンプ16号、ONE PIECE ワンピースの感想です。
以下、ネタバレになりますので、ジャンプを読んでいない方はご注意ください。

■■前回の感想次回の感想■■

【タイトル】
第618話 プロポーズ

【巻頭カラー】
動物たちがたくさんいる広場で楽しいそうに過ごす麦わらの一味。
小さめの動物が多いせいなのか、一味も少し小さく見えますね。
ウソップの鼻も若干短くなったような・・・
あと、うさぎの似顔絵師が書いたルフィの絵がかわいいです^^
あれ欲しいなぁ。。部屋に飾りたいなぁ・・・。

【本編】
サンゴヶ丘ではルフィ達がしらほし姫が誘拐したと大騒ぎ状態です。
そして自分の背後に人魚姫がいると気付いたサンジの決意とチョッパーのツッコミがおもしろすぎです。。

(サンジ)
チョッパーおれは・・・
夢を叶えて・・・
死を選ぶ!!!

(チョッパー)
お前の夢
オールブルーじゃなかったか!?

いや、ほんとに。いつからサンジの夢は変わっちゃたんでしょうか^^
結局、人魚姫を見たサンジは鼻血を出して死ぬどころか、なんと石化してしまいました・・・。
これはどう捉えたらいいんでしょう・・・。
人魚姫はハンコックのメロメロの能力を持たずして、石化させられるってことなのかな。(ただし、サンジ限定)
ハンコックもだじろぐ美しさという事だから、そのくらいのチカラがあってもいいかも。
チョッパーは「オカマ献血の効果」って言ってましたけど。。
こんな調子だと魚人島でサンジの活躍は見れそうにないですね~><

魚人島の浜人(はまうど)に隙を突かれ、縛られたルフィたち。
そこに追いかけてきたバンダー・デッケンがやって来ました。

しらほし姫はデッケンの事を「バンダー・デッケン様」と呼んで、
彼のプロポーズも「タイプじゃないんです」って理由で断りました。

しらほし姫のデッケンへの対応を見る限り、
10年前のオトヒメ王妃暗殺の犯人はデッケンではなさそうな気がしますね。
キャラ的にもデッケンが暗殺するようには思えないですし・・・。
やっぱり、10年前の事件には大きな陰謀がある気がします。

(ルフィ)
遠くにいかれたら守れなくなる!

(しらほし姫)
は・・・はい
いますっ!!

ルフィ。やっぱりいいですね^^
約束は絶対守るというルフィの信念が伝わってきますし、
しらほし姫のルフィへの信頼がどんどん強くなっているのが分かります。
会ったばかりなのにね、、これもルフィの人を惹き付ける力なんでしょう^^

話が少し逸れますけど、しらほし姫には好きな人がいるんでしょうか?
ジンベエとかジンベエとかジンベエとか。(ジンベエ一押し^^)
ハンコックに続いて二連続でルフィに惚れるという展開は無さそうだし、
デッケンへの態度見て、ふと思いました。
ジンベエならお似合いでしょうし、女性に照れるジンベエも見てみたいし。
まぁ、ただの願望です。。。

ロープに縛られた状態で、あっさりデッケンをやっつけたルフィ。
その後邪魔に入ったワダツミもルフィのJETピストルで撃沈。

ちなみにJETピストルですけど、ルフィは部分的にギア2を発動できるようになったんでしょうか?
蒸気が出てるのは右腕だけに見えますよね。
(もしかしたらすでにそんな場面が出ているかもですが。。)

デッケンの邪魔も入りましたが、
なんとかルフィ・チョッパー・サンジ(石化中)・メガロ・人魚姫は目的地である「海の森」へ向かうことに。

場面は竜宮城へ。
先週どこかに行ってしまったナミは、ケイミーと二人で竜宮城を抜け出していたようです。
目的地は「海の森」でナミはジンベエと話がしたいようですね。

ナミはジンベエの伝言「ホーディとは戦うな」の意味が「分かった気がする」と話します。
そして、

この事件は大きくて根深い・・・
彼はそのすべてを知っているような気がする・・・

と言います。ふむふむ・・・、やっぱり何か深い話になってきましたね。
ケイミーの発言からもホーディが危ないとか強いとかそういう問題でもなさそうだと。。

でも、ナミがこのように思ったのは、ナミがアーロンの事を良く知っているからですよね。
アーロンの意志を継ぐホーディ。この二人を動かしている背景には一体何があるのか・・・
そして、ホーディとの戦いを避けなければならない理由とは・・・、、

・フィッシャー・タイガーの死とその理由
・オトヒメ王妃の暗殺事件
・ジンベエが七武海入りし、アーロンが魚人島を出て行った理由
・人間と魚人島の歴史
(・魚人島のポーネグリフ)

これらと繋がっていると思うんですが、まだ見えてきませんね。
あと、ナミも「ホーディを怒らせなきゃいいけど」と言ってます。
彼を怒らせると一体何が起こるのか・・・。

アーロンが人間支配を目的に東の海に向かったように、
ホーディの暴走も止められなくなるってことなんでしょうか。

ロビンが探している魚人島のポーネグリフとのつながりを考えると、
もしかしてホーディは古代兵器の在り処を知っている?
アラバスタのネフェルタリ・コブラが古代兵器プルトンの情報を持つポーネグリフを守っていたように、
魚人島ではホーディがポーネグリフの守り人とか??
魚人島のポーネグリフが新しい古代兵器の情報を持つ石であればの話ですけど。。
(この辺はこれまでのポーネグリフの話や歴史を振り返ってゆっくり考えてみたいところです。)

一方、竜宮城内ではネプチューン王が一時的に城を明け渡す決断をしています。
ゾロVSホーディの水中決戦は、ゾロの一閃でホーディに深手を負わせたように見えます。ゾロ強し!!!
実は強さだけを見るとヒョウゾウ>ホーディだったりするんでしょうか・・・。

まぁ、ゾロにとっては圧倒的な不利な水中ですけど、新世界の入り口で苦戦を強いられてしまうと、
折角の二年間の修行の成果も微妙な感じになりますからね。

とは言え、やっぱり水中。

長期戦になれば不利、というか戦えないので、この後どうなるのかは気になります。
ナミが心配していた「ホーディを怒らせる」ことになっていくのか・・・。
そして「さらなる大きな事件へ発展→魚人島崩壊」と話が繋がっていくのか・・・。

モヤモヤが増えて、おもしろくなってきましたね^^
というところで今週の感想終わりますー。

【追記】
今週の16号のジャンプに、17号の発売は3月28日(月)と記載されていますが、
集英社の公式ページを見ると、4月4日(月)に発売延期とのこと。
詳細、および、最新(正確な)情報は集英社の公式ページを確認してね!

■■前回の感想次回の感想■■

ハッピーかい?

ワンピース 第617話 サンゴヶ丘で大事件

2011年03月14日

いろいろと悩んだ挙句、いつもどおり感想をUPすることにしました。
地震のこと、個人的なことは最後の方に少し書いています。

以下はジャンプ15号、ONE PIECE ワンピースの感想です。
ネタバレになりますので、ジャンプを読んでいない方はご注意ください。
それに短めの感想になっています。

■■前回の感想次回の感想■■


【タイトル】
第617話 サンゴヶ丘で大事件

【扉絵】
Vol.5「シモツキ村-くいなに報告-」

くいなの墓の前に立つコウシロウ。
腕を組んでの仁王立ちの姿ですけど、相変わらず表情が優しいですね。
ゾロが生きていた事を知って本当にうれしそう。

お墓には「麦わらの一味復活」の新聞が供えられていて、くいなの竹刀が立て掛けられています。
コウシロウはくいなにどんな報告をしたんでしょうか・・・、
少し考えただけで胸が熱くなりますね><

【本編】
デッケンはしらほし姫を追って飛んでいき、竜宮城に残ったのはホーディ一味。

ナミはホーディの腕にアーロンのマークがあることに気付き、
そしてホーディがアーロンの意志を継いでいる事を知り、その場から居なくなりました。

「逃げた」訳では絶対に無いと思いますが、辛い過去とどう向き合い、
この後どんな行動を起こすのかはとても気になります。

ホーディがかつてリュウグウ王国の有能な兵士だったという話。
前回の感想では、彼が王国に幻滅する、復讐を誓う事件があったんじゃないかなと思いましたが、
単純に「戦闘技術を身に付けるため」だったようです。
ホーディが人間への復讐を決めたのはもっと小さい頃からという事ですね。

あと、アーロンの野望(東の海)に同行しなかったのは「ある人間達に阻止された」のが理由のようです。
「ジンベエは"七武海"加盟と引きかえにアーロンを東の海に解き放った」という経緯があるので、
ある人間達というのは、海軍とか世界政府の人間ということになるんでしょうか。
「人間の海賊たち」になると、白ひげとかシャンクスとかも関わってくる可能性もありますけど。
この辺の背景は気になりますね。

ホーディは建物を破壊し竜宮城に海水を入れて、戦いを優位に進めようとしています。

ネプチューン王はホーディが無抵抗の兵士を傷つけるのを見て、盾になろうとしますが、
逆にホーディは自分の仲間を身代わりにゾロの攻撃を防ぎます。
対照的な行動ですけど、どちらが王に相応しいか(どちらに付いて行きたいか)は一目瞭然ですよね。。

ゾロは水中の戦いは不利と見て、ネプチューン王にブルック&ウソップを逃がしてほしいと頼み、
一人、ホーディ戦に向かいました。
ゾロにとっては圧倒的に不利な状況ですし、長くは戦えないでしょうけど、
二年間のミホークとの修行でどんな力を手に入れたのか、どのくらい強くなっているのか、
早くゾロの戦いぶりが見たいですね。

一方、サンゴヶ丘にいるサンジ&チョッパー&はっちゃん。
そこにルフィ&メガロが、フヨフヨと降りてきました。

そして、多くの魚人たちがいる中、メガロの口から「ぬろっ」としらほし姫が・・・、
「キラキラ」ってしらほし姫の周りに描かれていても、ちょっと微妙な登場。。
で、魚人たちは「人魚姫誘拐事件だ」と大騒ぎ。

しらほし姫がしっかりと説明すれば、この場の誤解は解けそうですけど、そろそろデッケンも来そうですよね。
「海の森」ではなく、この「サンゴヶ丘」がルフィとデッケンの戦場になりそうですね。

サンジはしらほし姫をまだ見てませんが、振り向いたら大変な事になりそうです><
チョッパーはどう対処するんでしょ、目隠しとかするのかな??

というところで感想おしまいです。

■■前回の感想次回の感想■■

震災について。

週末はほとんどテレビに釘付けて、地震と津波の恐ろしさ、
被害の大きさにただただ驚きました。

ちなみに私は関東で、被害はありません。(マンガが崩れたくらい・・・)
実家は東北なんですが日本海側なので、今のところ被害はほとんどないようで、
震災当日に連絡も取れていました。

私の場合、各種報道で被災地の状況を知るだけですが、
被災された方々を思うと本当に心が痛みます。

都市部の生活が不便になるのもしょうがない事だと思いますし、
自分にできることを少しずつしていきたいと思います。

最後に、今回の震災で被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
また、復興という明るい方向へ一日も早く向かう事を心より願っています。

もやもや