ジャンプ34号感想 「ナルト」 ミナトのいろんな想いに感動しました 他

2010年07月28日

ジャンプ34号、ワンピース以外の感想です。
ワンピースの感想はコチラ↓
ワンピース 第593話 レイリーの提案とルフィのNEWSとは一体何?

以 下はネタバレになるのでご注意ください。

■NARUTO- ナルト-/岸本斉史/「ナンバー503 ミナトの屍鬼封尽」

ミナトVS九尾を操る面の男。

ミナトの螺旋丸→飛雷神の術で、面の男は負傷しています。
そして、契約封印によって面の男から九尾を引き離す事に成功。

一方、九尾の攻撃を受けている木の葉隠れの里では、イルカとその両親が負傷しています。
そしてイルカの父が、「子供を守るのが親の役目だ!」と叫ぶのですが、この場面。
その後のナルトを守るミナトとクシナに繋がっているんですよね。

面の男は負傷しながらも「オレはこの世を統べる者・・・やりようはいくらでもある」と、
ミナトに言い残し、去ります。
「この世を統べる者」とは一体!?人間ではないんでしょうか・・

九尾に苦戦する三代目。
そこにミナトが現われるのですが、
やはり「この世を統べる者」という言葉が気になっているようです。
そして、九尾をクシナとナルトがいる場所に飛ばしてしまいます。

そこでクシナは九尾を引き込んで自分も死ぬ、ミナトに愛されてうれしかった・・・、
心残りは大きくなったナルトが見れない事とミナトに話し、ミナトも涙を流します・・・

そして・・・・・・・、ミナトは決断するのです、あの「屍鬼封尽」を使うことを。
ミナトの案は、
・クシナのチャクラを八卦封印を組み込んでナルトに封印。
・九尾の半分を「屍鬼封尽」で永久封印。
・残りの九尾半分をナルトに封印。

ミナトはクシナがいつかナルトと再会できるように・・・、
そして、自来也が話した「予言の子」がナルトであると信じて。

泣ける・・・、ミナトがかっこよくてやさしいすぎる・・・、号泣です・・・

■ ぬらりひょんの孫/椎橋寛/「第百十六幕 胎動」

安倍晴明の母親が「狐」って本当にそういう伝承があるみたいですね。
知らなかったです。勉強になりました。

ぬらりひょんがピンチです。周りを完全に囲まれてしまいます。
でもガシャどくろとカラス天狗のお陰でなんとか切り抜け、
「幹部との合流」を目指すのですが・・・

ここで出てきました・・・、なにやら暗躍中だった夜雀とみなごろし地蔵。
さて、みなごろし地蔵の言った「主」とは「安倍晴明」の事なんでしょうか。
羽衣狐から奪って「主」にしようという考えなのかな?

■ 銀魂/空知英秋/「第三百十ハ訓 メガネは魂の一部です」

さっちゃんネタ。
銀さんにもらったメガネと2人でホテル入りする場面に爆笑でした。
でも、なんかどんどん切ない話になってきて、
最後はさっちゃんの身に危険が迫ってしまいました・・・

銀さん助けにくるかな。

■SKET DANCE/篠原健太/「第147話 より良い学園作りのために」

安形会長とミチルが引退らしいです。
何気にしっかりと時間が流れてるんですね・・・、いつか卒業も来ちゃうのかな。
で、無事に椿が生徒会長の跡継ぎになるわけですが、、
サーヤが誘拐されてしまったとか。。

電話するサーヤの表情は必死ですが、縛られたりしてないし、
実家じゃなく兄弟に電話するのも変だし・・・

やっぱりドッキリで犯人はスケット団ですよね、たぶん。

■サイレン /岩代俊明/CALL.128"警報"

ノヴァ修行中のアゲハと雨宮さん。
やはり雨宮さんはうまく扱えてないようで、半身が消えてしまっています(汗
で、アゲハと一緒に戦いたいという強い想いが「妖刀 心鬼紅骨」に伝わったようで・・・
んん?どうなるんだー!?

ウラヌスVSフーさま&カイル。
ウラヌスのヒエヒエの能力によって、2人はピンチ・・・
しかし、サイレンが鳴って神経制御塔が起動して、太陽が現れて、ウラスヌ消えかかる。
よっしゃー、作戦成功だーといきたいところでしたが、
光を捻じ曲げたグラナさんが「休め03号・・・いい闘いだった!」とかっこよく登場です。

やっぱり、いい人だよなーグラナさん。
グラナさんがどんな闘いを魅せるのか・・・、楽しみです。

■いぬまるだしっ/大石浩二/「第93回 タコと夏休み」

最初の「おいイソノ野球しようぜ」って、
友達の家に遊びに言ったときに使ってみようかなとちょっと思ったけど、
相手がたまこ先生みたいに「ナカジマかよ!!」ってツッコンでくれたらいいけど、
そうならなかったときの「刹那さ」が計り知れない・・・と思いまして、やめました。

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読んでいて「えー次どうなるの?」的なわくわく感が半端ないです。
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ワンピース 「革命の灯」と革命軍の出会い、そして交錯する「Dの意志」

2010年07月27日

第593話「NEWS」の感想の続きというか革命軍とDの意志についてです。

ジャンプの感想はコチラです。
ワンピース 第593話 レイリーの提案とルフィのNEWSとは一体何?

以下、ネタバレになりますので、ジャンプを読んでいない方はご注意ください。

■ロビンを守ってきた「Dの意志」

ロビンは「革命の灯」と革命軍から呼ばれていたようです。
そして、10年前から革命軍は「世界で戦った国 オハラ そのたった一人の生き残り」として探し、
見つけたら「政府の手から全力で保護する事」が命じられていました。
命じたボスはもちろん、ルフィの父、革命軍総司令官「モンキー・D・ドラゴン」

正体がバレてしまったドラゴン
ドラゴンの正体を知り、
何かうれしそうにする仲間たちが良い。

ロビンはこの事実を知って「フフ・・・おかしな運命ね」と笑っていますが、
これは(尾田さんによって)入念に練られた素敵な運命だと思います。

ルフィはアラバスタで敵だったロビンを実にあっさりと仲間にします。
ロビンの理由は「帰る場所がないから責任をとって」でした。
それに対してルフィは「いいぞ」と即答し、この笑顔!

ロビンを仲間にするときのルフィの笑顔
ルフィ最高!

当然ルフィはロビンの過去も知りませんでしたし、仲間入りを認めたのは彼の「直感」だと思います。
そして、大切な仲間の一人となったロビンを守るため、
ルフィと麦わらの一味はその後ずっと戦い続けてきました。

一方、ドラゴンは革命という「使命感」の中でロビンと繋がりを持ちたいと考えています。
モンキー・D・ルフィとモンキー・D・ドラゴン、この親子は立場も目的も異なるのに、
「ロビンを守る」という意志は偶然にも共通していたことになります。

うん、これはまさしく「Dの意志」
Dの意志がオハラの生き残りであるロビンを守らせているのだと思わさせられるのです。

20年前滅びたオハラから、ロビンを救い未来へ託したのも「ハグワール・D・サウロ」でした。

ロビンを守るために戦ったサウロ
サウロのやさしさ、最高!

ロビンは生まれてからずっと「Dの意志」によって守られ、
今も昔も「Dの意志」によってその運命は導かれているかのようです。

「革命の灯」
「革命の灯」という表現もなかなか意味深だと思いました。
ロビンをポーネグリフ解読や古代兵器復活のための道具として考えているのではなく、
消えかけている小さな炎を消してはならない、
守り育てて「革命の大きな炎」にしたいという想いがあるように感じたからです。

ドラゴンの考えの深い部分は分かりませんが、
海賊であるルフィに対してはこう言って送り出しています。

ルフィを送り出すドラゴン
まるでやり方は違ってもたどり着く先は同じだと、
言っているかのよう。

10年前のゴア王国では、「自由の為 共戦う意志のある者はこの船に乗れ!!」と、
個人の意志での革命軍への参加を求めていました。
エニエス・ロビー戦後にロビンが麦わら一味に入り、革命軍も居場所を把握できたはずですが、
無理にロビンを奪おうとしていないところを見ても、ドラゴンは個人の意志を優先する人物のようです。

■ロビンとドラゴンの出会い、革命軍の今後

ルフィの事件の新聞の読んだロビンは微笑んでいましたが、
やはり新聞にはルフィの「ごめん、もう少しだけ(強くなるための)時間がほしい。
だから急いで集合しなくても大丈夫だ。」
というメッセージがあったのだと思います。
それをロビンは理解し、微笑んで…、ドラゴンに会いに行く事を決意する気がしています。
そして、ロビンとドラゴンが何を話すのか。(会うと決まったわけではありませんが。)
う~ん、興味深すぎます・・・・

今後の革命軍について、ドラゴンの台詞。

近い内に世界中に散る幹部達を一度集める必要がある
"白ひげ"の死で世界の風向きも政府の体制も大きく変わる
――お前には「くま」の身に起きたことも話しておきたい

ドラゴンの革命活動がついに「白ひげの死」によって大きく動き出しそうです。
前に書いた「時代のうねり」「ドラゴンが軍を動かす時」も近づいているように思います。
「新世界」と「時代のうねり」に思い巡らせる

気になるのは幹部のメンツと革命軍の戦力がどれ程のものか。
今のところ幹部で判明しているのは「くま」と「イワさん」の二名だけ。(イナズマも幹部かな?)
二人とも七武海級の強さを持っている人物なので、
幹部が人数がどれくらいいるのかが革命軍の総戦力を知る上でも重要になってきそうです。
もしかすると、今まで登場したキャラの中にもいるのかもしれませんし。。

それに「政府の体制も大きく変わる」という点も気になります。
王下七武海が解散し、パシフィスタを中心とした新しい組織ができるのかなーと思っていますが、
世界の変化にあわせて、革命軍も変わらなければならないと考えているようですね。

最後にドラゴンについてですが、何か急に顔が怖くなったというか凛々しくなったというか
本気モード!に入ったなと思いました。
くまの件はまったく予想できませんが、ドラゴンと革命軍の動きは今後も大注目ですね。


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ワンピース 第593話 レイリーの提案とルフィのNEWSとは一体何?

2010年07月26日

ジャンプ34号、ONE PIECE ワンピースの感想です。
(ワンピース以外の感想は別記事で)

以下、ネタバレになりますので、ジャンプを読んでいない方はご注意ください。
長くなってしまったので、
感想は飛ばしてタイトルの回答(予想)だけ読みたい人はこちらからどうぞ→このページの後半に移動します。

■■前回の感想次回の感想■■
今号の感想の続きはコチラ→「革命の灯」と革命軍の出会い、そして交錯する「Dの意志」

【タイトル】
第593話  NEWS

【扉絵】
先週が赤犬と黄猿だったので、青キジ来るかなーと思ってたらやっぱり。
ペアはなんとウォシュウォシュのおつるさんでした。
おつるさんって何歳なんでしょうね…
今回の若々しい姿を見ると、Dr.くれはと何か関係あるのかなって思ってしまいました。

【本編】
テキーラウルフのロビンは革命軍と合流しています。
革命軍はロビンを「革命の灯火」と呼び、10年以上前から探していたらしく、
ドラゴンの指示でロビンを保護してくれます。やさしいですね、ドラゴン。。

そこに、今日の新聞が届くのですが、

(革命軍)
戦争で消息不明になっていたがいきなり現れてこんな事件を…!
記事を急いでニコ・ロビンに届けた方がいい
彼の身を案じているだろう…

と革命軍が今日の新聞をロビンに見せてくれます。

(ロビン)
ルフィ…!
よかった無事で
・・・・・・・・・・・?

(革命軍)
何か面白い事でも書いてありますか?

(ロビン)
フフッ…ええ

ロビン笑う
少し考えた後、ロビンは安堵にしている様子

チョッパーの時もそうでしたが、新聞には2種類あるようです。

・ルフィの消息不明を伝えるもの
(戦争終結、ルフィがドラゴンの息子であること、白ひげとエースの死など)
・ルフィの事件が書かれたもの(戦争の情報が整理された内容)

ウソップ、ゾロ、ナミ、ブルック、フランキーは前者の内容を読んだ、又は知った。
ロビンとチョッパー、そして次に出てくるサンジは前者+後者の新聞を読んだ、という事らしいです。

場面変わって、心配だったサンジ。なんとか完全オカマ化は避けられたようですね。
で、なにやらイワさんに屈辱的な質問をさせられています。

イワンコフとサンジ
サンジには不幸が続く・・・

で、イワさんは、

麦わらボーイの安否ぐらい
教えてあゲチャブルわ
ぐるぐるボーイ・・・・!!
なぜならそれはもう世間に知れたから・・・
どういうつもりかしら一体

と、イワさんもルフィの行動を理解できていない様子。
で、新聞を見たサンジの反応は・・・

え!!?ルフィ!!?

とチョッパーに近い驚きのリアクションですが、
一瞬ルフィだとは気付かなかった?的な驚き方にも見えますね。
その後、ドラゴンとイワさんが電伝虫で会話をするのですが、

今日の新聞見た!?
また驚かせてくれたわ
麦わらボーイ・・・!
破天荒は親ゆずりね・・・

ルフィの行動は「破天荒」であると…、
このイワさんの台詞は、ローの残した言葉に繋がる気がしますね。

冥王が何をする気か…
"D"はまた必ず嵐を呼ぶ…
…へへ…

つまり、ルフィの事件はレイリーの提案を実行した結果だったようです。
それに、「Dの意志」に基づいた行動であると。。

場面はシャボンティ諸島。サニー号は、デュバルがしっかりと守ってくれてましたね!
掛け声は「イエス!!バラサム!!」で確定したのかな??

(ケイミー)
今日の新聞でルフィちんも無事だってわかったし

(シャッキー)
そうね少し時間はかかるけど
レイさんも無事モンキーちゃんに会えたみたいだから

ふむふむ、ケイミーにとっては安心するような記事だったわけですね。
シャッキーは少し時間がかかると言っているので、
すぐ2人がシャボンティ諸島に戻ってこないことは知っているようです。

レイリーがルフィと会えたことを知ったのは、新聞にレイリーも出ていたから?
それとも、提案する内容を事前に知っていたからでしょうか?

で、本物のバーソロミュー・くまが突然登場します。

くま、またまた登場
聖書を持っているので本物のようですが・・・

台詞が「ピピ・・・」だけでしたが、もう喋れないのかな、くま。
くまが単独でここまで来たのなら襲撃が目的ではないように思いますが、
かろうじて自我が残っているんでしょうかね。
それとも何か事前にプログラムしていた行動なのか・・・
これも、レイリーの提案とも繋がっているのか?う~ん、読めませんね・・・。

場面はアラバスタ、新聞を読んだビビの感想は。

ん~~おしゃれ?
違うわよねルフィさんだもん

ビビとカルーも心配
ビビの考える顔がまた・・・

ビビの台詞を読むと、ルフィはおしゃれな格好で新聞に載っているようですね。
でも、これはなんでしょうね・・・?

場面は、クロコダイルとダズさんへ。

(クロコダイル)
やっと命を拾った矢先に
コイツら何をやってるんだ・・・・?

(ダズ)
何か目論見があるんでしょう
でなきゃイカれてる

(クロコダイル)
そう思うかダズ

なんか、ダズって呼ぶクロコダイルが素敵なんですけど・・・
まぁそれは置いといて、事件を知ったクロコダイルは「コイツら」と言ってますね。
「コイツら」と言うことは面識がある人への言い方ですよね。
となると、ルフィの事件には女ヶ島にいた「ジンベエ」か「ハンコック」が深く関わってそうです。

そして、ここで戦争終結から3週間であることが分かりますが、
これだとルフィの傷は完治していない事になりますね。
傷を負ったまま、事件を起こす理由とは・・・?

そして、最後はバギー。。
アルビダやリッチーと無事合流できていたようです。
インペルダウンの囚人達も大勢います、そしてMr.3も。
すごい大所帯になってますね、このままだと本当に四皇になってしまいそうな・・・(笑)

で、世界政府からバギー宛に、伝書鳩ならぬ「伝書バット」が届きます。
政府がどうやって場所を知ったのか気になりますが、そこにはとんでもない事が書かれていたようです。

サン
早く壊れたメガネ直しなよー

バギーが王下七武海か政界政府の新組織の一員にでも選ばれたんでしょうか。
それとも、バギーが政府に追い詰められてしまう展開へのカウントダウンなのか・・・

■レイリーの提案とルフィのNEWSとは一体何?

とりあえず今週号を読んでまっさきに感じたのは、
尾田さんが「読者の皆さん、ルフィが起こした事件を予想してみてください!」と言ってるんだなと。
もう伏線とか謎とかそんなレベルじゃなく、課題?に近いなと・・・、そう思いました。
という事で、先々週号では分からん!とさじを投げてしまったんですが、
諦めて考えてみる事にしました・・・、勢いで。

とりあえず情報を整理すると、

・ルフィの事件はレイリーの提案を実行した結果のようだ
・ローの言葉から「Dの意志」と関わることのようだ
・チョッパーとサンジは驚いていたが、ロビンは面白いと微笑んでいた(ロビンはルフィの狙いが理解できた)
・ケイミーはルフィちんの無事を知って安心している
・ビビの話では「おしゃれ」したルフィが新聞に出ていたようだ
・シャッキーは一味再集結には少し時間がかかると言っている
・イワさんはルフィの行動を「破天荒」と言い、ローは「嵐を呼ぶ」と言っていた
・クロコダイルは「コイツら」と言い、ルフィ以外の顔見知りが事件に関わっているようだ
・ルフィの事件は戦争から3週間目で起きた。
・傷の完治には2週間(戦争から約4週間)かかるはずなので、ルフィの傷はまだ癒えていないはず。

で、まずレイリーの提案の内容を振り返えると。

キミはこれからシャボンティに向かうつもりだと言ったな
本当にそれでいいのか?
あの島でキミ達の身に何が起きた
繰り返す為に…また集まる気か?

私から一つ提案がある
のるかそるかは勿論
キミが決めろ

レイリーのこの言葉を聞いたときに、
ルフィはシャボンティ諸島での一味崩壊と黄猿・戦闘丸との敗北を思い出しています。
それを繰り返さないための提案なのですから、可能性としては、

1.ルフィと一味が強くなって、強い敵(特に、ロギア系の能力者や覇気使い)と戦える強さを手に入れる
2.黄猿・戦闘丸たちと戦える強力な味方を手に入れる
3.狙われないように世界政府に取り入る(王下七武海入りとか政府の新組織入りなど)

この3つだと思います。
3番は問題の先送りで、一時しのぎにしかなりません。
2番は他力本願すぎます。ルフィが選択するとは思えません。
なら、選択肢は1番だけです。
しかし、それなら覇気の修行を女ヶ島でこっそりすればいいはずなのですが、
なぜか新聞に載る事件を起こします。

で、チョッパーとサンジは驚いているのですが、ロビンは驚きもせず、少し考えた後に笑っています。
つまり、ロビンだけは事件の真意が理解できているようです。
それに、ビビもケイミーもこの記事を読んで心配するどころか安心している様子です。
であるなら、事件はルフィの「自首」「逮捕」「インペル投獄」といったネガティブなものではないはず。

で、ルフィが起こした事件には
・仲間に自分の無事を知らせる事
・仲間の再集結を遅らせ、覇気の修行時間を確保する事

この2つに狙いがあるように思いました。
チョッパーの台詞の中に、

え~~~!!?ウソだろ何で??
どういうことだ??ルフィが…!!
何でまた~~~!!?

と、「何でまた~~~!!?」というのがありました。
この「また」が行動を指しているなら、世界政府か海軍にケンカを売った可能性がありそうです。
それに、事件を起こした場所を指すなら「戦場に再び戻ったという意味」で、
「マリンフォード」か「インペルダウン」、もしくは「エニエス・ロビー」もあり得るかも。

ルフィはそのどこかで再び世界政府or海軍に対して宣戦布告するような行動をとった。
もし、場所がインペルダウンなら「ボンちゃんの救出」も兼ねていたかもしれません。

クロコダイルが「コイツら」と言っているのは同行者のジンベエと(救出されているならボンちゃん)を指しているのかも。
(ルフィ単独ならボンちゃんがマネマネのルフィになって暴れている可能性もあるかな、と思いましたが・・・)

ビビが「おしゃれ」と言っているのは、目立つ衣服で傷を隠し、仲間に元気な事をアピールするためでしょうか。

ローが「D」を口にし、ロビンが微笑んだのはルフィが凝りもせず、
世界政府に戦う姿勢(「Dの意志」)をみせていたから。
(ロビンの「なぜあなた達は戦うの?Dの名を持つあなた達よ」につながる」)

で、やっぱりレイリーの提案は「覇気の修行」になるような気がしています。
事件の流れはこんな感じ。

・修行場所は女ヶ島ではなく、レイリーかジンベエの知る別の島(元ロジャー一味がいる島とか)。
・移動手段は高速移動が可能なジンベエの背中?
・その途中でマリンフォードかインペルダウン周辺で、世界政府にケンカを売る事件を起こした。
(内容は逃げられる程度の威嚇攻撃か、ルフィが何か叫んで終わる程度のもの。インペルならボンちゃん救出もあり得る)
・事件を起こした本当の目的は、新聞に載って自分の無事を仲間に知らせるため。
そして、仲間の再集結を少し遅らせ、自分の覇気習得期間を確保する事
(シャッキーの少し時間がかかる発言に繋がる)

かなぁ・・・

ハンコックとの結婚も考えましたが、女ヶ島を危機に追い込むことはしないですよね・・・
結婚してルフィが愛の力で黄猿に勝てるようになるわけでもないし・・・
事件が世界政府のニセ情報なら、仲間一人一人の反応を描くのもおかしいような・・・
王下七武海入りも今後の展開が見えないのでないかなぁ・・・

読者の斜め上を行く?ワンピースですから当てるのは難しいでしょうね・・
はぁ・・・、これでまた次回が気になって仕方がない病にかかってしまいました。

ドラゴンとイワさんとの会話やクロコダイルの過去話とか他に気になる場面もあったので、
その辺の感想は別の記事にしたいと思います。

■■前回の感想次回の感想■■
今号の感想の続きはコチラ→「革命の灯」と革命軍の出会い、そして交錯する「Dの意志」

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ワンピース 元海軍将校「X(ディエス)・ドレーク」が海軍を抜けた理由を考えてみる

2010年07月24日

最近の話とはあまり関係ありませんが、ドレークさんについて少し考えてみました。

・ほとんど妄想になっているので、ご理解ください。
・以下、ジャンプ最新号の内容を含みますのでご注意ください。

まずは、ドレークがどんな人物なのか振り返りましょう。

ドレークの顔
顔はこんな感じ。顎の「X」が印象的です。

・出身は「北の海」
・ドレーク海賊団船長
・通り名は"赤旗"X(ディエス)・ドレーク
・懸賞金は2億2200万ベリー
・能力はゾオン系の古代種で恐竜のような生物(詳細不明)
・超新星(ルーキー)の一人
元海軍将校(少将)という経歴をもつ

ドレークは超新星の海賊船長の一人ですが、他の船長と最も違う点は彼が「元海軍将校(少将)」だと思います。
少将は元帥(1人)、大将(3人)、中将(16人だったかな?)に継ぐ地位で、海軍の中でも相当上の立場。

海軍の階級
あのスモーカー准将よりも上。

そこまでの地位を得るためには相当の実力と努力を重ねていたはずなのですが、
なぜ、彼はすべてを捨て海賊に堕ちてしまったんでしょうか。

その理由を知る場面はほとんどないのですが、、
トラファルガー・ローが彼に対して気になる事を言っていました。

トラファルガー・ローとドレーク

今いいとこだったのに…
ドレーク屋…!!

お前…何人殺した?

いつも意味深な言葉を残していくローが本当にズルいなぁと思うのですが、、
この言葉はドレークが「殺戮者」ということを意味しているんでしょうか。
しかし、この話の前後にドレークが人を殺している場面はありません。
逆に、ドレークはキラーとウルージの争いの仲裁をしています。

Image130.jpg
たくさん人を殺してそうなのはキラーの方だけど・・・

ドレークの本当の正体は分かりませんが、この場面を見る限りは無益な殺生を好まないタイプに思えます。
それとも「殺戮者」と「仲裁者」の二面性を持っているのでしょうか。
二重人格者??でもそれらしき場面は今のところ出てきていません・・・

で、考えてみるとローは医者なのだから、血の匂いに敏感なはず。
だとすれば、ドレークから漂ってきた(過去の消えない)血の匂いに反応して「お前何人殺した?」、
という質問であったなら、この言葉の意味も納得できてくるかもしれません。

ドレークには多くの人の命を奪った経験がある・・・

その経験が海賊になった後の話なら、敢えてローが言う必要もなさそうです。
そう考えると「海軍将校」時代に多くの人々を殺した経験があって、
ローはそれを指摘したんじゃないのか?と思えてきます。

ドレークが海軍を辞めた理由を考えた時、世界政府に疑いを持ったから、
自分の正義や信念が貫けなくなったから
、この辺は結構簡単に想像できると思います。
でも、その背景に「何か大勢の罪のない人々を殺した任務or事件」があって、それに迷い、悩み海軍を抜けた。
何かローの言葉を聞くとそんな背景があるような気がしました。

(例えばですが、かつて海軍がバスターコールでオハラを滅ぼしたあの事件。
赤犬の指示で民間船に砲弾が撃ったれる場面がありますが、実は実行したのがドレークだった・・・とか。)

で、海賊になる理由も人それぞれです。
ルフィや黒ひげのようにワンピースや海賊王を目指す者もいれば、バギーのように財宝を目指す者もいる。
白ひげのように家族を求める人だっています。
でも、共通しているのは今の世界の法(世界政府)に縛られたくないという想い自由を求める事だと思います。

おそらく、ドレークは海軍将校としてのこれまでの自分の行為(正義)が正しかったのか、過ちだったのか、
何かその答えを海賊として探しているような気がしています。

一方、ドレークが革命軍の一員では?という可能性も考えることはできます。
通り名の「赤旗」とは、共産主義・社会主義、それに革命の意味があるそうですから。(ウィキペディアより)
それに両手に持つ2つの武器も共産主義を意味する「鎌とハンマー」から来ているのかもしれない。

でも、ワンピースの世界で共産主義のような思想を表現するというのはないですよねぇ・・・
なら、残るは「革命」→「革命軍」?となるのですが、、
もしもドレークが革命軍の一員なら、海賊になるよりも海軍に残って情報収集させた方がいいと思うんです。
ドレークはぺガパンクやパシフィスタの開発の事も知っているようでしたし・・・、
私がドラゴンなら間違いなく、「お前は海軍に残って情報を集めろ!」と指示しますね(笑)

やっぱり革命軍の線はないかなぁ、と個人的には思ってます。

で、ドレークのこれまでの役どころは、キッドやローに比べると小さい気がしますし、
ボニーのようにルフィ達と深く関わってくるような感じもしません。
ですが「堕ちた元海軍将校」としてこれからの物語にどれくらい絡んでくるのかはやはり興味深いところです。

20年前、オハラを救うために闘った巨人、海軍中将「ハグワール・D・サウロ」
彼も自分が行ってきた行動に迷い、悩んでいました。

サウロとセンゴク

現場で人の命を取るのはワシらだで!!
奴らが完全な悪だという証拠をくれ!!

そして、彼も海軍を抜けます。
もし、サウロがあのまま生きていたら、ドレークと同じように海賊という道を歩んだのでしょうか・・・・

ドレークにサウロの意志や想いを重ねながら、読んでいくのも面白いかなぁと思う今日この頃です。
(しばらく出てこないかもしれませんが。。)

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「金だ!金だー!」っぽいポーズの黒ひげ。。

ジャンプ33号感想 「ぬらりひょんの孫」 羽衣狐のお体がとても美しゅうございました。他

2010年07月20日

遅くなりましたけども、ジャンプ33号、ワンピース以外の感想です。
ワンピースはコチラ

以 下はネタバレになるのでご注意ください。

■ ぬらりひょんの孫/椎橋寛/「第百十五幕 宿敵」

内容がどうこうよりも、今回は羽衣狐さま祭でしたね。
ほんと、美しゅうお体でした。

羽衣狐、裸
お美しい。。


羽衣狐、はだか
動揺するお姿もお美しい。。

で、土蜘蛛を一刀両断で勝ったと思われたリクオたちですが、、「ひざをついた」だけだったようです。。
そして、千年前にひざをつかさせれた「鵺」について話し始めるのですが、その鵺の正体はなんと・・・

千年前の京を支配した男「安倍晴明」

良く聞く名前が出てきましたねー。
彼は確か陰陽師でしたよね、、人じゃなかったってことか。。

あっ、あと、リクオの背中に仲間の「畏」が描かれていますよね。
一度纏った「畏」ってずっと残るんでしょうか。
だとすると百鬼夜行が完成したら、すごく綺麗な背中になるような予感。


■NARUTO- ナルト-/岸本斉史/「ナンバー501 九尾襲来」

九尾が復活してしまった木の葉隠れの里。

「泣くなサスケ・・・何があってもお兄ちゃんが絶対守ってあげるからな・・・」
イタチがやさしいなー。こんなイタチの姿を見ると、なんかサスケの心の闇も理解できる気もする。

で、始まった「ミナト」対「面の男」。そして、ミナトは推理する、この男は「うちはマダラ」ではないのか、と。
でも、面の男は「さあ どうだろうなあ」とはぐらかしていますね。

う~ん、ますますうちはマダラ本人ではないような気がしてきたぞ。
マダラの能力を受け継いでいるのは間違いなさそうだけど、、さてさて。。

超速勝負を制したのは、ミナト。
ミナトはやっぱり強いですね。時空間忍術がすごいというのもあるけれども。

面の男はこのまま消えるか死んだふりをしそうですね。
次は、ミナト対九尾に移るのかな?

■ 銀魂/空知英秋/「第三百十七訓 ウコン茶は二度見してしまう」

下ネタ祭りでした。以上。

■ 逢魔ヶ刻動物園/堀越耕平/「第2話 ウサギとゴリラの飼育員

結局、住み込みでバイトさせられることになった蒼井華。さっそく、ウサギ園長は、
「おまえが早く一人前になる」+「おまえが天下一人気の動物園にする」=「ワシが人間に戻れる」
と変な公式を押し付けてくれます。(もうこれはジャイアンだ・・・)

で、始まった飼育バイト。
最初のお相手は「ゴリラコング」。
小さい檻に入れられているゴリラ君を見て、華は園長に素直な気持ちを伝えなさいと勇気付けてあげます。
華の気持ちが伝わって、ゴリラ君は高い像の上から園長に意見を言おうとするのですが、
像の上から落ちそうになる。そこにウサギ園長が現れてゴリラ君のピンチを救ってくれたという展開でした。

自分にできる事を少しずつ見つけて成長する華。
それをわがままだけど、後ろから見守ってくれるウサギ園長。
う~ん、どうなんでしょ。これって、夏休み限定の華の成長物語になるんですかね。

■SKET DANCE/篠原健太/「第146話 大天使の小さな恋(バラード)」

久しぶり?に登場した、ダンテとコマちゃん。
おお、まさかこの2人の恋が・・・・・・、うまくいくはずはありませんでした。

というか、最後にダンテが「過ちのエンジェル(気の迷いでした)」って言ってるけど、
明らかにダンテの方が悪いですよねー。コミュニケーション能力って大事だね!

■サイレン /岩代俊明/CALL.127"生きる意味"

ハゲハと雨宮さんのノヴァ修行が終わらないまま、ワイズへの攻撃が始まります。

初戦?は、フーさまVSウラヌス第三星将。
ふむ、この戦いはまるで「メラメラ対ヒエヒエ」を見ているかのようだ。。

で、元老院ミスラという少年?が登場します。(初ですよね?)
マリーに向かっての第一声が「キミいい体してるね」とはなかなか度胸があるようですが、、
エルモアが見たマリーの未来ってこのミスラと関係してくるんでしょうか。

う~ん、「弱った体」「いい体してるね」という台詞を考えると、
マリーの体が奪われてしまうような気がしてきます。

グルゴリ実験体が生きる意味。それは、強さを求める事。
そして、ウラヌスのその言葉に動かさせたグラナ。でも最後の

「理想の世界はどうでもいい」
「初めて生まれた感情が外の世界を見たいという感情だった」
「だからまだ生きている」

とかこの辺ってどういう意味なんだろう。
グラナって、確か普通に人間として生きようとしてましたよね。
なんかグラナってアゲハと戦って、
最終的には味方になってくれる(力を貸してくれる)ようなキャラだと思うな。


■いぬまるだしっ/大石浩二/「第92回 アリス my LOVE!」

「G」ネタです。
「G」の男子が女子を連れ込むとか、イチャイチャとか、これはもう想像したくないわぁ。
それを、「ズム」ってやっちゃうアリスちゃんも怖いわぁ。
で、アリスちゃんっていろんな意味でアウトな気がする。

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(2010/06/04)
大石 浩二

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5巻には本編以外にも、
パクマン。とらぶる。スケダン。あねどきっ。サイレン。とのコラボが掲載されていてお薦めです。
「腹筋崩壊」間違いなしです(笑)