2011年06月29日
たまには他のマンガの感想も書きたいと思いました。
ということで、とてもおもしろかったちはやふる13巻の感想を書きます。
■当たりたい、でも・・・。
見所はなんと言っても全国大会団体準決勝、瑞沢VS明石第一女子。
相手チームに去年のクイーン戦予選の西の代表の逢坂恵夢(おうさかめぐむ)がいると知った千早は、
「当たりたーい」と対戦を熱望します。
けれど千早らしさを押し殺して、勝ち星を計算。エース同士が当たる3番ではなく2番を申し出ました。
大人に成長?した千早を垣間見れた気もするのですが、千早を一番良く知る真島部長。
彼の決断は「千早は3番で行く」でした。
真島君は北央戦の正々堂々とした勝負を理由に挙げていましたけど、
千早の気持ちや未来(クイーン)をちゃんと考えての決断だったんじゃないかなと思います。
部長として勝ちを優先したい気持ちもあるでしょうけれど、
後悔しない戦い方ってのも大事だと思いますし、さすが真島君って感じです。
■恵夢の笑顔
「千早」対「逢坂恵夢」のエース同士の対決が実現しますが、この恵夢ちゃんという子。
地味目で、不思議ちゃんで、あまり感情を表に出さないタイプのようです。(始めのうちは!)
彼女の心はすでに決勝の「富士崎」戦に向かっているのか、
悪意はまったくなさそうなんですけど、この発言に千早は燃えます!

もったいないおばけ出るよ、恵夢ちゃん
二人ともすごくいい表情してる。。
で、この後のシーソーゲームがほんとおもしろかった。
■シーソーゲーム
序盤は経験でも実績でも年齢でも1つ上の恵夢が終始押してます。
逢坂恵夢の名前のとおり「めぐりあいて」の札を取った場面は流石という感じ。
でも千早も負けてない。着かず離れずで、恵夢ちゃんについて行きます。
流れが変わるきっかけになったのはこの場面でした。

気になるこの子はだれ?
というのはさておき、、周りの人たちは出るもの交わすのも上手いと、恵夢の方を流石と褒めているのですが、
富士崎の子は引っかからなかった千早の方を気にかけています。
千早自身、この時、ちょっと驚いた感じの表情をしていますし。
千早が何を掴んだのか・・・、はっきりは分からないのですが、
速さだけじゃない「感じ」だったり「正確さ」だったり。
詩暢ちゃんとの対戦で感じた「自由」に近づく「感じ」だったり。
何よりも真島くんが言っていた、
とにかく掴んだ何かは上手く言えないけど、、、、千早は何かを掴んだのです。。
■クイーンになる!
強さを発揮し始めた千早。その千早の全身から発信されていた「クイーンになる」の想いを感じた恵夢。

叩く!
と、今度は恵夢が静かに燃えてきています!!
去年のクイーン戦の予選をきっかけに、友達の夕子が中心になって、「恵夢をクイーンに!」。
その想いで強くなってきた恵夢と明石女子。
けれど、ずっと近くにいた夕子でも恵夢の本心は見えていなかったようで、
逆に恵夢は「巻き込めてよかった」とみんなに感謝の気持ちを持ちながらも、
うーん、恵夢の中で起きる心理変化とチームメイトとの意識の微妙なずれがもどかしてくて、
でも、それが勝負を盛り上げてくれていて、本当にわくわくしてきます。
■知らない恵夢が出てきたっ
千早との差がなくなって焦りが見えてきた恵夢。
すると、彼女の中から誰も知らない欲にまみれた恵夢が出てきます。
みんなを引っぱって、みんなを喜ばせて、そしてクイーンに挑戦するのはあんたじゃない!
私や!
私や!のとこだけ、口にしてしまったばかりに周りは「なにが!???」って感じですけど、
この場面が本当に好きでした。チームメイトも本気で驚いちゃってるし。
もう止められない恵夢。最後には夕子の言葉に被せちゃっての、
恵夢はすごくおもしろくて、魅力的な子です。
夕子と恵夢の関係も微妙にずれているんだけど、でもそれがいい所で互いを高めてる感じがしました。
カメラ三人組みじゃないけど、ほんと彼女の魅力にどっぷり嵌ってしまいました。。
■千早の魅力
今回の恵夢に限らず、振り返ってみると千早と対戦した人たちはみんな何か変化を起こすんですよね。
去年のクイーン予選のときも、ほとんど諦めかけていたユーミンに、モメユミを復活させちゃったり。
それに、詩暢ちゃんとの対戦では20枚の大差がつく結果だったのに、
とこんな決意をさせちゃったり。
対戦相手と化学反応を起こしちゃう千早も、やっぱり魅力的な存在です。
すごくおもしろかった13巻。
今のところ千早と恵夢も、瑞沢と明石女子もまったくの五分の勝負。
とっちが勝っても負けてもおもしろい展開。
うーん、次巻が楽しみです。
ということで、とてもおもしろかったちはやふる13巻の感想を書きます。
■当たりたい、でも・・・。
見所はなんと言っても全国大会団体準決勝、瑞沢VS明石第一女子。
相手チームに去年のクイーン戦予選の西の代表の逢坂恵夢(おうさかめぐむ)がいると知った千早は、
「当たりたーい」と対戦を熱望します。
けれど千早らしさを押し殺して、勝ち星を計算。エース同士が当たる3番ではなく2番を申し出ました。
大人に成長?した千早を垣間見れた気もするのですが、千早を一番良く知る真島部長。
彼の決断は「千早は3番で行く」でした。
真島君は北央戦の正々堂々とした勝負を理由に挙げていましたけど、
千早の気持ちや未来(クイーン)をちゃんと考えての決断だったんじゃないかなと思います。
部長として勝ちを優先したい気持ちもあるでしょうけれど、
後悔しない戦い方ってのも大事だと思いますし、さすが真島君って感じです。
■恵夢の笑顔
「千早」対「逢坂恵夢」のエース同士の対決が実現しますが、この恵夢ちゃんという子。
地味目で、不思議ちゃんで、あまり感情を表に出さないタイプのようです。(始めのうちは!)
彼女の心はすでに決勝の「富士崎」戦に向かっているのか、
とさわやかな笑顔で言ってしまいます。周りに「北央」「瑞沢」の人たちがいるのにね・・・。もう決勝でもええのになぁ
悪意はまったくなさそうなんですけど、この発言に千早は燃えます!

もったいないおばけ出るよ、恵夢ちゃん
二人ともすごくいい表情してる。。
で、この後のシーソーゲームがほんとおもしろかった。
■シーソーゲーム
序盤は経験でも実績でも年齢でも1つ上の恵夢が終始押してます。
逢坂恵夢の名前のとおり「めぐりあいて」の札を取った場面は流石という感じ。
でも千早も負けてない。着かず離れずで、恵夢ちゃんについて行きます。
流れが変わるきっかけになったのはこの場面でした。

気になるこの子はだれ?
というのはさておき、、周りの人たちは出るもの交わすのも上手いと、恵夢の方を流石と褒めているのですが、
富士崎の子は引っかからなかった千早の方を気にかけています。
千早自身、この時、ちょっと驚いた感じの表情をしていますし。
千早が何を掴んだのか・・・、はっきりは分からないのですが、
速さだけじゃない「感じ」だったり「正確さ」だったり。
詩暢ちゃんとの対戦で感じた「自由」に近づく「感じ」だったり。

うまく言えない。でもそういうこと。
(五巻)
(五巻)
何よりも真島くんが言っていた、
みんなで力をあわせて強くなってきた一年の成果だったり。去年とは違う
一年経ったんだ 一年
とにかく掴んだ何かは上手く言えないけど、、、、千早は何かを掴んだのです。。
■クイーンになる!
強さを発揮し始めた千早。その千早の全身から発信されていた「クイーンになる」の想いを感じた恵夢。

叩く!
と、今度は恵夢が静かに燃えてきています!!
去年のクイーン戦の予選をきっかけに、友達の夕子が中心になって、「恵夢をクイーンに!」。
その想いで強くなってきた恵夢と明石女子。
けれど、ずっと近くにいた夕子でも恵夢の本心は見えていなかったようで、
と疑問を持たれたり。ずっと一緒におっても
恵夢の気持ちはいまいちわからん
「恵夢をクイーンに」って盛り上げてきたけど
ほんとの気持ちはどうなんやろうか
クイーンになりたいんやろうか
逆に恵夢は「巻き込めてよかった」とみんなに感謝の気持ちを持ちながらも、
と思ってみたり。なんで声出すの私だけなんやろ
クイーン?
べつにどうでもええ
うーん、恵夢の中で起きる心理変化とチームメイトとの意識の微妙なずれがもどかしてくて、
でも、それが勝負を盛り上げてくれていて、本当にわくわくしてきます。
■知らない恵夢が出てきたっ
千早との差がなくなって焦りが見えてきた恵夢。
すると、彼女の中から誰も知らない欲にまみれた恵夢が出てきます。
みんなを引っぱって、みんなを喜ばせて、そしてクイーンに挑戦するのはあんたじゃない!

私や!
私や!のとこだけ、口にしてしまったばかりに周りは「なにが!???」って感じですけど、
この場面が本当に好きでした。チームメイトも本気で驚いちゃってるし。
もう止められない恵夢。最後には夕子の言葉に被せちゃっての、

一枚取る!
恵夢はすごくおもしろくて、魅力的な子です。
夕子と恵夢の関係も微妙にずれているんだけど、でもそれがいい所で互いを高めてる感じがしました。
カメラ三人組みじゃないけど、ほんと彼女の魅力にどっぷり嵌ってしまいました。。
■千早の魅力
今回の恵夢に限らず、振り返ってみると千早と対戦した人たちはみんな何か変化を起こすんですよね。
去年のクイーン予選のときも、ほとんど諦めかけていたユーミンに、モメユミを復活させちゃったり。
それに、詩暢ちゃんとの対戦では20枚の大差がつく結果だったのに、

次は取らせない!
(五巻)
(五巻)
とこんな決意をさせちゃったり。
対戦相手と化学反応を起こしちゃう千早も、やっぱり魅力的な存在です。
すごくおもしろかった13巻。
今のところ千早と恵夢も、瑞沢と明石女子もまったくの五分の勝負。
とっちが勝っても負けてもおもしろい展開。
うーん、次巻が楽しみです。
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