ワンピース 「ポーネグリフの存在理由」「数百年分の歴史を背負う者」に思い巡らせる

2011年03月26日

最近、妄想記事を書いていませんでしたので、久しぶりに頑張ってみました・・・
ちなみに感想以外のワンピ独立記事は、去年の10月以来ですね><

テーマは魚人島にもあるらしいポーネグリフの話です。
これまでの情報を整理しつつ、ポーネグリフが残された理由やロジャーとの関連とか書いてます。

以下は妄想、推察、ネタバレがたくさん含まれていますのでご注意ください。

■まず補足です

今回の記事ですが、おおむねこの記事とつながっていると思います。

『ひとつなぎの大秘宝』ワンピースとは何なのか

短くまとめると、、
ワンピース(ひとつなぎの大秘宝)=ある巨大な王国の存在と思想(クローバー博士の仮説)で、
リオ・ポーネグリフは空白の100年の真実が書かれていると同時に王国の思想を復活させる鍵・・・
そんな妄想が今回の妄想の前提となります。

■ポーネグリフとは

オハラのクローバー博士は800年前に世界政府に敗れたある巨大な王国が、
空白の百年の真実その思想を未来に託すために残したものだと言います。

ゴオオオオ・・・

クローバー博士の仮説、ある王国の姿
世界政府に敗れた王国が未来に残したもの(41巻)

そして、決して砕けない、爆破してもキズひとつつかない硬石に書かれ、
しかも、現代では解読困難な古代文字で書かれているのです。

世界政府が見つけたオハラのポーネグリフ
世界中に点在する"気味の悪い石"(41巻)

■決して砕けぬ石

でも、決して砕けない硬石なのに、なぜ文字を刻む事ができたのでしょうね^^
この謎を解決できるのは、、ワンピースの世界では悪魔の実・・・でしょうか。
考えられるのは、この石を残した王国の中に「イシイシの実」の能力者がいたってことかな?
(そもそも800年前に悪魔の実が存在していたのかも、興味深い点ですけど。)

他には、王国自体が今以上の科学技術を持っていた、という線もありますし、、
あの硬石は地球外から来た・・・、、なーんて可能性もあったりなかったり・・・。

それに、この石をどうやって世界中に点在させたのか・・・、
簡単に移動できるようなものにも見えませんし・・・、
王国の生き残りが世界を回り、石を残して行ったのでしょうか、、この辺も気になるところです。

ともかく、ポーネグリフを壊すことは不可能で、クローバー博士が指摘した、
「紙や本に残しても(世界政府に)根絶やしにされるから」という心配はないわけです。
もし世界政府に見つかり、奪われたとしても、取り返せばいいわけですから。
砕けぬ石に残したことで、歴史の真実はこの世界から消滅することは決してありません。

■古代文字が使われた理由

うーん・・・、実はこれも大きな謎だったり。
だって、未来では古代文字を解読できる人がほどんどいないのですから・・・。
今のところ古代文字を読めた、とされる人物は、

・オハラの学者たち(あくまで解読止まり?)
・ゴール・D・ロジャー(読めたわけではなく、万物の声を聞く能力)
・ニコ・ロビン(スラスラ読める)

だけ・・・。古代文字が使われた理由を考えてみると、
・敵だった世界政府に内容を知られないため、古代兵器の情報を渡さないため
・古代文字を読める人物にテキストを届けてもらいたいから
でしょうか。滅びた王国の人々が「古代文字」しか扱えなかった・・・というのもありますが、
それだとちょっとシンプルすぎかな。

で、空島の酋長は古代文字を読むことができないどころか、
なぜ我々はポーネグリフを守るために戦ってきたのか・・・、その理由も知りませんでした。
そして、ロジャーがテキストをラフテルに届けたことで、彼らの役目は終えます。

空島の酋長、もう戦わなくてもいいのか
先人の意志を果たせた、と涙する酋長(32巻)

守り人にはその内容も理由も知らせず、ただ敵からポーネグリフを守り続ける役目が与えられる。
そして、古代文字を読みラフテルへ届ける送り人をずっと、ひたすら待ち続ける、と。

守り人にとっては、辛いことですよね。
理由も分からず、守るモノに何が書かれているのかも知らず、戦い続けなければならないのですから。
ただ、古代文字を読めない(知らない)事で、ポーネグリフを奪われるリスクや、
世界政府に情報を渡す者が出てきたときの対策にはなっていますよね。

それに早い段階でのリオ・ポーネグリフの完成は期待していない、というのもありそうです。
解読し難い古代文字で残しているわけですから。
元々、長い時間をかけて完成することを望んでポーネグリフを残したのかもしれません。

(あっ、あと、ロビンは古代文字が使えるの?も気になりますよね。、
もしかして、ポーネグリフを残した人の血を継いでるとか、そういう繋がりもあったりするのかな。)

■2種類の石と行き止まり

古代文字で刻まれていること・・・、これだけで真実への道のりは困難であるのに、、
ポーネグリフには情報を持つ石そのありかを示す石の2種類が存在しています。

情報を持つ石とありかを示す石
2種類の石があることに気付いたロビン in 空島(32巻)

なお、今まで登場した石は、

・オハラ【西の海】…内容不明
・アラバスタ【グランドライン】…古代兵器プルトンの在りかが記載。
・空島【グランドライン】…古代兵器ポセイドンが記載。(本来はジャヤにあったものが空島へ)

の3つです。ロビンが見つけたアラバスタと空島の石はいずれも情報を持つ石でした。
で、なぜこの2種類の石が残されたのか、その理由も気になるところなのです。

例えば、真実を解き明かそうとする人が古代文字を解読でき、石を見つけたとしても、
情報を持つ石で、必ず行き止まりになってしまいます。
そうなると、次の情報を持つ石は再びゼロから探さなければならず、
簡単に次の石を探す事ができない、そんな仕組みになっているのです。
(その上、そのテキストはラフテルまで届けなければならない・・・)

石の在り処を示す石を順番に辿っていけば、最後に歴史の真実が書かれた石が見つかる・・・。
グランドラインの厳しさを考えれば、この仕組みでも十分な気もするのですがそうではない、と。

で、なぜこんな2種類の石を組み合わせた仕組みになっているのかと言えば、
たぶん、一人(一世代)の力でリオ・ポーネグリフを完成させることを不可能するため
つまり、「情報を持つ石のテキストをラフテルを届ける作業が何度も繰り返される事」を想定して、
作られたのではないか、と思うわけです。

■困難な道のりと長い年月

ちょっとロビンの経緯も確認してみましょう。
ロビンはアラバスタの頃までは、情報を持つ石のいずれかがリオ・ポーネグリフではないか、
と考えていました。

私が求めていたものは・・・リオ・ポーネグリフ
世界中に点在するポーネグリフの中で 唯一
"真の歴史"を語る石・・・(24巻)

そして、アラバスタのポーネグリフに古代兵器プルトンの在り処が書かれていたことで、彼女は夢を諦めます

ロビンが一度諦めた夢
ロビンは夢を諦めなければならなかった・・・(24巻)

その後、ロビンはDの名を持つルフィと旅することで、偶然にも空島でポーネグリフを見つけます。
そして、ロジャーが残したメッセージを見て、リオ・ポーネグリフの真実に近づき、ロビンの夢は再び蘇るわけです。

けれど本当なら、彼女の夢はアラバスタで終わりだったのです。
幼い頃から古代文字を読めた、天才考古学者ニコ・ロビンですら。。

普通では解読できない古代文字が使われ、しかも2種類の石がある。
そして、情報をもつ石のすべてのテキストをラフテルへ送らなければ、リオ・ポーネグリフは完成しない・・・

これだけ困難な作業を未来に託したのは「真実と思想が世界政府に根絶やしにされることを恐れた」事以外に、
短期ではなく長い年月をかけ、そして、一人ではなく何世代かの力で真実に辿り着く事を期待していた・・・、
そんな狙いがポーネグリフを残した人々にあったのかなと思います。
(世界政府の力が弱まる時期を予め計算していた、というのもあるのかも。)

■ラフテルに辿り着いたのはロジャーだけではない?

くだくだ書いていますが、、なんとかまとめに入ります。。

この世界にポーネグリフはどのくらい存在しているのか・・・
その中でラフテルへ届けなければならない情報を持つ石はいくつあるのか・・・

世界中に点在していること、ロビンの回想でたくさんの石が描画されていることから、
情報を持つ石は意外とあるように思います。
多くはないかもしれませんが、ロビンとロジャーが見つけた石以外にもあるはず。
(魚人島のポーネグリフがどちらの石なのか、も重要なポイントになってきますね。)

世界中に点在するポーネグリフ
点在するポーネグリフ(41巻)

そして、空島のゴール・D・ロジャーのメッセージ。

我ここに至り この文を最果てへと導く
(41巻)

ロジャーが空島のポーネグリフのテキストをラフテルへ届けたように、
実はそれ以前もテキストを導く作業は何百年と繰り返されていたのでは?
それが、白ひげが言った最期の言葉にも繋がっているのではないかと思うのです。

そして未来 いつの日か
その数百年分の"歴史"を全て背負って
この世界に戦いを挑む者が現れる(59巻)

つまり、、
「数百年分の"歴史"」はロジャーを含めラフテルにテキストを送り届けた者達の歴史、
「全て背負って戦いを挑む者」とは、最後のテキスト届け、
リオ・ポーネグリフを完成する麦わらの一味(ニコ・ロビン)を指しているのかな、と。

ですが、こう考えてしまうと、、
ゴール・D・ロジャーがグランドラインを初めて制覇した事実が大嘘になりますよね(汗
いや、ウソというか正確には、初めてラフテルから戻って来たのがロジャーだった・・・、
というのが制覇の意味なのかもしれません。

それにクロッカスの、

(クロッカス)
『ラフテル』
グランドラインの最終地点であり
歴史上にもその島を確認できたのは海賊王の一団だけだ
伝説の島なのだ

さあな その説が最も有力だが
誰もそこにたどり着けずにいる(12巻)

「誰もそこにたどり着けずにいる」の部分とも矛盾してきます。
でも、これはロジャーの「この文を最果てへと導く」とも矛盾してるんですけどね・・・。

この辺は微妙な話ですが、、ロジャーが空島にメッセージを残しながら、
実はラフテルまで行けませんでした・・・とか、は個人的には考えにくいと思っています。

まっ、とにかく・・・、
ラフテルにテキストを届ける事ができれば、その瞬間に送り人の役目は終えるわけで、
帰れずに、そこで人知れず息絶えたとしても、先人の意志は果たされたことになります。

ラフテルは行き方も困難だが、帰り方はさらに困難・・・、そんな場所なのかもしれません。

■ロジャーと大海賊時代が作られた理由

シャボンディ諸島で、ロジャー海賊団の副船長だったレイリーは、

我々もまた
オハラもまた
少々いそぎすぎたのかもしれん(52巻)

と言います。そして、ロジャーは死に際に大海賊時代を作ります。
なぜ、ロジャーは見つけた宝(世界のすべて)を手にせず(手に入れているかもしれませんが)、
大海賊時代を作ったのでしょうか。

22年前の状況と今の状況を比べれば、その答えは自然と見えてくるような気がします。

・ルフィ、超新星、黒ひげのように自由(一部は野心と支配ですが)と夢を目指し、
多くの海賊がワンピースを目指す大きな力(一海賊団ではなく、もっと大きなもの)
・シャンクスや白ひげのようにロジャーの意志を継ぎ、新しい時代を支える力
・ドラゴン率いる革命軍が目指す、世界政府を倒そうとする大きな力
・自分が届けられなかった残りのポーネグリフのテキスト
(ロビンが送り届けるテキストで、言い換えれば、ワンピースを復活させるための最後のピース)

これらですよね。
大きな力と時代の流れ・・・、それは個人や一海賊団では持つことはできないと思います。
時代を変える程の環境が出来ていないと、空白の100年の真実を明らかにしても、
再び世界政府に根絶やしにされる・・・、そして、世界をひっくり返す事はできないと、
ロジャーは考えたのかもしれません。

それに、ワンピースが(仮に)巨大な王国の存在の思想だったとして、
その思想を受け入れるだけの準備が今の世界にはない、と考えたのかもしれない。

もしロジャーが不治の病でなければ、グランドラインを何周してでも、時代の中心に立ち続け、
世界をひっくり返すことが出来たのかもしれませんけど・・・。

■ロジャーがラフテルで気付いたこと
「我ここに至り この文を最果てへと導く」の言葉が正しければ、
ロジャーは間違いなくラフテルへ辿りつき、空島のテキストを送り届けているはず。

そして、ロジャーは、ラフテルで同じ意志を持った先人達が、
すでにいくつかのテキストを届けていた事を確認し、
あと少しでリオ・ポーネグリフが完成する事に気付いたのだと思います。

ある王国が未来に残したかった空百の100年の真実・・・
その思想が目覚める日が数百年かけてもうすぐそこまできている・・・
けれど、不治の病にかかった自分には時間が足りない・・・
ならば、自由を求める海賊たちにラフテルを目指させ・・・
私の意志と共に次の時代に懸けよう・・・

そんな想いが大海賊時代を作ったロジャーにあったんじゃないかなー。
とりあえず、終わり。

■あとがき

久しぶりに妄想したらかなり長くなりました・・・m(__)m
ここまで読んでいただいた方、ありがとうございます^^

ポーネグリフは考えれば、考えるほど疑問がでてきますよね。
今回は最終的にロジャーが大海賊時代を作った理由に流れ着きましたが・・・^^

ちなみに『ひとつなぎの大秘宝』ワンピースとは何なのかでは、
ロジャーだけが唯一ラフテルに行けたんじゃない?・・・、となっていますが、
今回は、ロジャー以外にもラフテルに辿り着いている事になってます。
まっ、視点を変えると、妄想の行き着く先も変わるということですね^^

次は今回書ききれなかったアラバスタのポーネグリフと世界政府との関係とか、
空島との比較とか、プルトンの設計図とか、その辺も書いてみようかな、、いつの日か。


言葉の力ってすごいね!
スポンサーサイト



ONE PIECE 『ひとつなぎの大秘宝』ワンピースとは何なのか

2010年09月06日

ジャンプでは4週間休載だし、物語としても一区切りつきそうなので、
一度「ワンピースが何か」についてじっくりと考えるいい機会かなと思い書きました。
内容はこれまでバラバラと書いてきた事をまとめている感じになっていますが。

以下、ジャンプ最新号の内容を含みますのでご注意ください。

■ONE PIECEという物語の始まり。

おれの財宝か?欲しけりゃくれてやるぜ
探してみろ この世のすべてをそこに置いてきた(1巻)

ロジャーはワンピースの事を「おれの財宝か?」とまるで自分の集めた(金銀)財宝のような表現をしています。
しかし、ロジャー海賊団の見習いだったバギーは、

この船の海賊たちも
宝に対しちゃおっとりした事ばかりいいやがる(3巻)

と、ロジャーたちが財宝に興味がなかった事を証言しています。
「おれは財宝に興味がないから置いてきた(捨ててきた)」という見方もできますが、
それだとその財宝を「この世のすべて」と言うのはやはりおかしいです。

ワンピースが「この世のすべて」なら、(金銀)財宝のようなものとは考えにくし、
まして、ロジャーの個人的なものである可能性も低いです。
おそらくワンピースとは「この世界の人々すべてに関係するもの」だと想像できるのですが、
ロジャーから語られたのは、今のところこの言葉だけ・・・。

そもそも、「誰がワンピースと呼び始めたのか?」「なぜひとつなぎの大秘宝とも呼ばれているのか?」
「そして、ワンピースとは一体何か?」
、具体的なところはまったくの謎です。

■クロッカスとワンピースのある場所

ロジャーが望んだとおり、多くの海賊達はロジャーの財宝を目指し海に出るようになり、
大海賊時代が始まります。
ルフィもまたワンピースを目指しグランドラインへ入るのですが、
その在りかを初めて言及したのは双子岬の灯台守クロッカスでした。

(クロッカス)
『ラフテル』
グランドラインの最終地点であり
歴史上にもその島を確認できたのは海賊王の一団だけだ
伝説の島なのだ

ウソップがワンピースがそこにあるのかと聞くと・・・

(クロッカス)
さあな その説が最も有力だが
誰もそこにたどり着けずにいる(12巻)

のちにクロッカスがロジャー海賊団のクルー(船医)であったことが判明しますが、
彼は「ワンピースはラフテルにある説が最も有力」とルフィ達に説明しています。
しかし、この説明には気になる点があって、それは海賊王のクルーだった張本人が、
「上陸ではなく、ラフテルの存在を確認しただけ」と言っている点、
それにクロッカスですら「ラフテルにワンピースがあること」をはっきりと把握できていないという点です。

クロッカスはすべてを知っていた上で、ルフィ達にこのような説明をした可能性もあり得ますが、
素直に受け取れば、ロジャー海賊団はワンピースはおろか、ラフテルも確認しただけで、
上陸もできなかったということになります。ただ一人、ロジャーを除いては。

■ワンピースは何か?その核心に迫る白ひげ

ロジャーとクロッカスがあいまいな発言に留まっていた一方で、
「ワンピース」の核心に最も迫ったのは、奇しくもロジャーのライバルだった白ひげでした。

白ひげは自らの死に際の言葉にワンピースの重要な情報を詰め込みます。

(白ひげ)
そして未来 いつの日か
その数百年分の"歴史"を全て背負って
この世界に戦いを挑む者が現れる
センゴク お前達「世界政府」は いつか来る
その世界中を巻き込む程の巨大な戦いを恐れている
興味はねェが あの宝を誰かが見つけた時
世界はひっくり返るのさ
誰かが見つけ出す その日は必ず来る
"ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)"は実在する(59巻)

この言葉のポイントを絞ると以下の4つになると思います。

(1)ワンピースが実在するのは間違いない
(2)ワンピースが数百年分の歴史と関わりを持っている
(3)世界政府はワンピースが見つかることを恐れている
(4)ワンピースが見つかると世界がひっくり返る

1番は「白ひげもロジャーの意志を継いでいた!」的な事を感じさせるのですが、
ワンピースが実在するモノであることがはっきりします。

2番はワンピースが「空白の百年」「ポーネグリフ」「リオ・ポーネグリフ」といった、
オハラの学者たちやロビンが知りたがっている歴史と関わりがあることを示しています。

そして、3番が最も重要だと思うのですが、
これはオハラのクローバー博士の打ち立てた「空白の100年に関わる仮説」とつながります。

(4番は一番最後に少しだけ妄想しています。)

■歴史と世界政府が恐れるもの

20年前、オハラのクローバー博士は五老星にこう指摘していました。

"滅びた者達"の"敵"がもし現在の世界政府ならば
"空白の100年"とは世界政府によってもみ消された不都合な歴史とも考えられる

遥か昔の文献と発見したいくつかのポーネグリフを読み解くことで
我々はやがて一つの国の存在に気付いた
今はもう跡形もないが文献の上に浮かび上がったのは
ある巨大な王国の姿

古代兵器は確かに世界を脅かす
だが それ以上に歴史とともに呼び起こされる
その王国の存在と思想こそが
お前達 世界政府の脅威なのではないか
(41巻)

クローバー博士はこの時「ワンピース」という言葉は一切口にしていませんでしたが、
「数百年分の歴史」「世界政府の恐れているもの」という共通点を考えれば、
白ひげの最期の言葉とクローバー博士の仮説は合致します。
それに、シャボンティ諸島で元ロジャー海賊団副船長のレイリーは、

(レイリー)
我々もまた オハラもまた
少々急ぎすぎたのかもしれん(52巻)

と言って、ロジャー海賊団が冒険の果てに見つけたものとオハラが探求した歴史、
この二つを重ねるような言い方をしています。
つまり、これまでのONE PIECEの物語を繋ぎ合わせて考えてみると、

ワンピースとは・・・・
800年前に世界政府によって滅ぼされた
"王国の存在"とその王国が持つ"思想"

ではないかと思うのです。
白ひげとクローバー博士の仮説をMIXするとこんな感じになります。

・リオ・ポーネグリフが完成することで、空白の100年が解き明かされ、歴史が一つに繋がる。
・同時に、800年前に連合国(現世界政府)によって滅ぼされた王国と思想(ワンピース)が呼び起こされる。
・その王国の"存在"と"思想"が復活することによって、世界を巻き込む巨大な戦いが起こる。
・その戦いの結果「世界はひっくり返る」。

しかし、一番重要な王国の存在理由や思想はまだ明らかにされていません。
なので、これがワンピースであるとしてももちろん具体的なところは分かりません。
ということで・・・・、ここからはいつもの妄想になります。

■ワンピースは故郷のようなもの

ワンピースって実は「世界の起源や故郷のようなもの」なんじゃないかなと思っています。

つまり、ラフテルにあるだろうその王国の存在は、この世界のすべての種族が生まれた場所=世界の起源、
その王国の思想は、その場所がすべての故郷で、種族という枠を超えて平和に暮らす事ができる。

そんな存在理由と思想を兼ね備えているのがワンピースなんじゃないかなと。。
で、そんな仮説を立ててみると、いくつかのつじつま合わせができるのです。

・「オールブルー」

オールブルーは分断された4つの海を一つに繋ぐというのが、一般的には有力かも知れませんが、
そうではなく「すべての魚類の原種が住む海域」と考えれば、これもまた「故郷」を意味します。
つまり、オールブルーはラフテル周辺にある特殊な海域で、
そこを起源に魚たちは4つの海に広がっていった、そんな可能性があるということです。

・「世界がひっくり返る」

白ひげはワンピースが見つかると「世界がひっくり返る」と言います。
これも4つの海が一つになる地形的変化と考える事もできますが、
この世界で最も遠い場所「最果て"ラフテル"」にこの世界の起源があった・・・
そんな事実があったとしたら、それは世界の人々の世界観をひっくり返す意味にもなるし、
世界の始まりと終わりの場所をひっくり返す意味にもなり得ます。

・「なぜ世界政府は歴史を消したのか」

この謎も一応説明ができます。それは900年前に始まる「連合国」と「巨大な王国」との戦争。
ドフラミンゴが言ったように勝ったものが「正義」であるなら、何も隠す必要はないのです。
それどころか、国家間の争いであるなら、勝者はその事実を歴史に残すべきです。

しかし、勝者にも関わらず世界政府が事実を歴史に残せなかったのは、
滅ぼした相手が実は「自分達の故郷であり、先祖だった」からなのではないかなと。
それを知ってなお戦争を挑んだのか、滅ぼした後に知ったのかは、妄想が広がるところですが、
今の世界政府がこの世界の故郷(起源)を滅ぼしたのなら、その戦争が本当に正しかったのか・・・、
人々の大きな疑念を巻き起こす事になるのではないかと思います。

・「ひとつなぎの大秘宝という呼び名」

何よりもワンピースが「ひとつなぎの大秘宝」と呼ばれる理由にもなります。
ONE PIECEの世界では、「奴隷」「人身売買」「特定の種族に対する差別」「隔離社会」のような、
人と人を精神的に分断する(差別する)問題を頻繁に取り上げます。

ワンピースが、人や動物も魚も同じ場所で生まれ、そして平和に暮らす事ができる故郷を示すものであるなら、
それは種族に関係なく、身分に関係なく、すべての人と人(生き物)を繋いでいく可能性があるという意味で、
「ひと(人)つなぎ(繋ぎ)の大秘宝」と呼べるんじゃないでしょうか。

■最後に、、
(たった一週間で仕事を再開したらしい)尾田さんはSBSでこんな事を言っていましたよね。

最初からやりたいことはひとつです。
色んな話がつながって、"最終章"が一番おもしろくなる漫画。
ONE PIECEという大きな話の今まだ中盤です。
お時間がある方はどうぞお付き合いください。
誰も読んだことのないストーリーに挑戦中です。(54巻)

尾田さんがこれまで描いていた話を1つに繋げようとしているのはこの言葉を聞くと分かります。
きっと、ワンピースも「オールブール」や「空白の100年」、「古代兵器」のような単一のものではないと思います。
ワンピースが「故郷じゃない?」というのはあくまでも現時点での個人的な妄想ですが、
そんな感じの・・・、人や夢とかすべてを繋ぐものがワンピースだと想像しながら、
読んでいくとますますおもしろいんじゃないでしょうか、、、、ONE PIECE!


最後はすごい適当になってる感がありますが・・・、
ここまで読んでもらってありがとうございました。m(__)m

ワンピースは実在する!

ワンピース 遠い昔から受け継がれる意志とひとつなぎの大秘宝

2010年03月12日

先日のワンピース 決して消えることのないロジャーの意志の続きの記事です。

以下は、最新号のジャンプの感想を含んだ内容です。 ご注意ください。

白ひげ最期の言葉の後半部分…

白ひげ

 そして未来… いつの日か
その数百年分の"歴史"を全て背負って
この世界に戦いを挑む者が現れる…!!!
センゴク… お前達「世界政府」は…
いつか来る… その世界中を巻き込む程の巨大な戦いを恐れている
興味はねェが… あの宝を誰かが見つけた時…
世界はひっくり返 るのさ…!!
誰かが見つけ出す その日は必ず来る…
"ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)"は実在する!!!

白ひげのこのメッセージはこれまで語られたロジャーとクローバー博士の言葉を
繋いでくれているような気がしています。

これらは止めることができないものだ
受け継がれる意志 
人の夢 
時代のうねり
人が自由の答えを求める限り
それらは決して止まらない

海賊王G・ロジャー

これは第100話「伝説は始まった」のロジャーの言葉です。
人が自由の答えを求める続ける限り『受け継がれる意志』は止められないと話しています。

白ひげは、受け継がれる意志は数百年分の歴史を背負っていると言う。

数百年分の歴史というものが、空白の百年から現在までの約900年の歴史を指すのなら…
それはオハラのクローバー博士が打ち立てた仮説に繋がっていきます。

900年前に始まる空白の百年に起きた『ある巨大な王国』と『連合国(現世界政府)』との戦い。
連合国に敗北を悟ったその王国が残したポーネグリフ(歴史の本文)。
クローバー博士が指摘していた、

歴史と共に呼び起こされる
その王国の思想と存在が
世界政府の脅威

であるという仮説。

白ひげとロジャーの言葉、そしてクローバー博士の仮説を重ね合わせてみれば、

空白の百年で滅びた巨大な王国の思想と存在を呼び起こすもの…
それが、ワンピース(ひとつなぎの大秘宝)ということになるかもしれない…
(ひとつなぎの大秘宝とは、その呼び起こされた思想で人々を繋ぐという意味だろうか…)

ただ、白ひげの言葉でよく分からないのは、 『巨大な戦い』が何を指しているのか。

ワンピースを見つけることで巻き起こる戦いなのか?
歴史を背負い戦いを挑むものと世界政府の戦い?
それとも復活した王国の思想と今の世界の戦い?

白ひげはその宝を見つけたとき、『世界はひっくり返る』という言います。
ワンピースを手に入れることで、、そして、その王国の思想が復活することで、
世界に一体何が起こるのでしょうか。

【参考】
この記事で書いた事などを↓にまとめてみました。
ONE PIECE 『ひとつなぎの大秘宝』ワンピースとは何なのか



グララララ

ワンピース 決して消えることのないロジャーの意志

2010年03月10日

ロジャーの意志とエースの意志についての妄想です。

以下は、最新号のジャンプの感想を含んだ内容になります。 ご注意ください。  


 今週号で白ひげが最期に残したは言葉はとても重要だと思います。

(白ひげ)
 お前じゃねェんだ…ハァ
 ロジャーが待っている男は…
 少なくとも  ティーチお前じゃねェ…
 ロジャーの意志を継ぐ者達がいる様に
 いず れエースの意志を継ぐ者も現れる…

 "血縁"を断てど あいつらの炎が消える事はねェ…
 (以下省 略)

まずは『ロジャーの意志を継ぐ者達』とは誰か?
これはシャボンティ諸島のレイリーの言葉を思い出せば分かりそうです。

(シルバーズ・レイリー)
あの日(ロジャー処刑の日)
広場でロジャーから何を受け取った者達が 確かにいると思うがね…
キミ のよく知るシャンクスも その一人だろう

2010_0309blog20009.jpg 
すべてを知るレイリーの言葉は意味深だ…

ロジャーから何を受け取ったのか…
具体的にレイリーは言いませんでしたが、きっと『ロジャーの意志』でしょう。

ロジャー処刑の日、ローグタウンに誰がいたのか…
金獅子のシキの過去を語るために作られた「0巻」でそれは明らかになりました…

モリア・スモーカー・ミホーク・バギー 
ドンキホーテ・ドフラミンゴ、道化のバギー
ジェラキュール・ミホーク、サー・クロコダイル
ゲッコー・モリア

シャンクスとドラゴン
赤髪のシャンクス、モンキー・D・ドラゴン

シャンクスとバギーはロジャー一味の見習いなので、この場にいたのは分かりますが…
他の5人がロジャーとどのような関係があったは今のところ分かりませんね…

あと、海軍のスモーカーも処刑の場にいたはずですね。
(アニメだとロジャーとすれ違うシーンも確かあった気もします。)

スモーカー ロジャー処刑 
スモーカーも処刑の場にいた

レイリーの言葉を借りれば、この8名はロジャーから何かを受け取っている…
全員が同じ「何か」を受け取っていたかと言えば違うかもしれませんが…

でも、ロジャー処刑に立ち会い、今でもロジャーが作ったこの大海賊時代に身を投じているなら、
目的は違えど、その背景には共通の『ロジャーの意志』があるようにも感じます。

■シャンクスが受け取ったロジャーの意志


シャンクスは分かりやすいですね。 白ひげとの交渉のときに言っていた…

2010_0309blog20011.jpg 
ルフィに懸ける夢…

シャンクス
新しい時代に 懸けてきた

これがすべてだと思います。 シャンクスは"モンキー・D・ルフィ"に次の時代を託そうとしている…
それにロジャー海賊団の元船医クロッカスが言っていた…

2010_0309blog20010.jpg 
ロジャー海賊団が待ち望んだ海賊とは一体…

(クロッカス)
(麦わら一味に向かって)
あいつらは我々の待ち望んだ海賊たちだろうか
なんとも不思議な空気を持つ男だ な あ ロジャーよ

ロジャーが待ち望んだ海賊… その海賊を探し、その海賊に新しい時代を託す…
それが、シャンクスがロジャーから受け取った意志。
シャンクス以外も妄想してみます。

■バギー
バギーは何を受け取ったのか分かりません…
でも、バギーは結果としてロジャーの意志に通じる何か重要な事をしてくる気がします。。
彼は財宝欲しさにキャプテン・ジョンの財宝を探していますよね…
実はそれもワンピースに関係しているんじゃないでしょうか…
本人は意図していないかもしれませんが、、、

■ミホーク
ミホークもシャンクスと同じものを感じ取った人物のように思います。
彼は"剣士"として、次の時代を考えていて、新しい時代を作るための戦い…
それには強い剣の力も必要だと考えているんではないでしょうか…
使命されたのはロロノア・ゾロ…

■クロコダイルとモリア
クロコダイルが探した古代兵器はロジャーと関わりがあるものですが、
それが意図したものなのかは微妙ですね…
モリアは過去カイドウと渡り合ったという部分が気になるところですが、
純粋にワンピースを求めカイドウと戦ったんでしょうか…

(ドフラミンゴとドラゴンの目的はまた別の機会に妄想です…、長くなりそうなので。)

大海賊時代が始まってから22年…
海賊、王下七武海、四皇、そして革命軍…
ロジャーの処刑に立ち会った者達は、この時代の中でそれぞれの目的で生きているように見えます…
けれど、スタート地点は同じ…、ロジャーの意志を受け取っている…
結果的にそれぞれの目的はワンピースにつながっていくんじゃないでしょうか。

■ロジャーの意志とエースの意志


ロジャーの意志を『継ぐ者たち』 、エースの意志を『継ぐ者』

白ひげの言葉で気になったのは、
ロジャーの意志は複数人、エースの意志は一人という表現をしている事です。

ロジャーの意志は上で書いた処刑に立ち会った者達が継いでいるでしょうし、
だから『者たち』という言い方をしている。

けれど、エースの意志を継ぐものは一人と表現している。
それは、兄弟であるルフィ、死も恐れず、ただエースを救おうと戦ったエースの弟。
エースの意志は間違いなくルフィが継ぐことになります。

ルフィとロジャーは血縁関係はありません。
ロジャーが作った大海賊時代に身を投じワンピースと海賊王を目指していますが、
これまでロジャーの意志を継いで冒険をしているわけでもありませんでした。
 
けれど、ルフィはロジャーの血を引くエースと兄弟の契りを結んでいた。
エース亡き今、これからルフィはエースの意志を継ぐことになる。

それはロジャーの意志も継ぐことを意味している。

ロジャーの意志はDの意志…

Dもロジャーの意志も、たとえロジャーの血を引くエースを処刑しても決して消えることはない。
血縁を断てど炎は消えない、その炎はルフィが継いでゆくと。

結局、尾田さんはこの戦争で、ルフィに名前の『D』だけでなく、
意志としての『D』をしっかりと結びつけたかったのではないでしょうか。
だから、エースの死は物語上必然だった。

ロジャーとエースの意志を継ぐ者は『モンキー・D・ルフィ』であると。
決して、マーシャル・D・ティーチではない…

う~ん、何か全体的に上手くまとめられませんでした…
また出直します…m(__)m

ワンピース 「Dの意志」について

2010年02月03日

Dの意志についての妄想です。(今回はテーマが大きいですねぇ…)

最新号のジャンプの内容を含んでいます。
読んでない方はネタバレになるので注意してください。


今週号で白ひげからDの意志という言葉が出ました。

(白ひげ)
 やってみろ小僧
 お前もDの意志を 継ぐものならば
 この時代の先をおれに見せてみろ!!!

これはルフィのエース救出を諦めない姿、そして覇王色の覇気を見ての心の中の言葉でした。
"この時代の先"
とは…
白ひげは自分の死(海賊としての引き際)をすでに悟り、
うねり始める次の時代をお前(ルフィ)が切り開いて見せろ!的な意味が込められているんでしょうか。

しかし、白ひげはポートガス・D・エースを海賊王にしようとしていました。
それに、次の時代を託すべき者はなぜDの意志を継ぐものでなければならないのか…

マルコではダメだったのか…
そもそも名前にDがあれば、Dの意志を継ぐ者と単純に考えていいんでしょうか。

黒ひげ(マーシャル・D・ティーチ)とルフィは対照的な関係です。
二人に共通の意志があるとは思えないし、、

長年、黒ひげが白ひげ海賊団にいたなら、黒ひげを海賊王に育てるというパターンはなかったのか…
シャンクスが言うように黒ひげは巧妙に野心を隠していたので、それはあり得ない気もしますが。
逆に、黒ひげの危険性は知っていて"D"を持つ者だけに自分の手元において置きたかったんでしょうか。

う~ん、妄想の先が見えなくなってきたので、復習しましょう。

【Dの名を持つもの】
(1)モンキー・D・ルフィ
(2)モン キー・D・ドラゴン(ルフィの父、革命軍リーダー)
(3)モンキー・D・ガープ(ルフィの祖父、海軍中将で海軍の英雄)
(4)ポートガス・ D・エース(ルフィの兄)
(5)ポートガス・D・ルージュ(エースの母)
(6)ゴール・D・ロジャー(エースの父、海賊王)
(7)マー シャル・D・ティーチ(黒ひげ)
(8)ハグワール・D・サウロ(元海軍中将、巨人族)

モンキー一族は全員。
ルージュがいるので、男女問わずですね。
巨人族もいるので、人種も問わず。(魚人族にもいるのかな?)
海賊、海軍など所属も問わずです…

人種を問わないところはポイントな気がします。

これまでDの意志というキーワードをはっきり言ったのは、『Dr.くれは』と『ニコ・ロビン』の二人ですよね。
(センゴクは"D"までは言ってましたが、、他にいたかな?) 

(Dr.くれは)
 お前たち…
 ゴール・D・ロジャーを知っているかい?
 (略)
 今はそう呼ぶのかい?
  (ルフィの手配書を見て、)
 どうやらうちのトナカイは大変な奴についていっちまったらしいね
 生きていたのかDの意志は…

生きていた?
Dの意志は消えつつあったものってことでしょうか。
それとも消されつつあった…

ニコ・ロビンも相当、「D」に興味を持っていますよね。
アラバスタではクロコダイルに敗北したルフィに問いかけます。

(ニコ・ロビン)
なぜ戦うの?
Dの名を持つあなた達よ。
(何者なの、あなた達は…)

意味深ですねぇ。。
20年前のオハラでロビンを救った巨人の名もハグワール・D・サウロでした。
空島でポーネグリフを見つけた時は、

(ニコ・ロビン)
 彼の名前は"モンキー・D・ルフィ"
 私も興味が尽きないわ

(空の騎士)
 "D"… なるほど名が一文字似ておるな…
 ははは

(ニコ・ロビン)
 そう…それが歴史に関わる大問題なの

D…、そしてDの意志とは歴史に関わる大問題であると…
そして、シャボンティ諸島にてレイリー問いかける。

(ニコ・ロビン)
"Dの意志"って一体何?
空島で見 たポーネグリフに古代文字を使って
ロジャーの名が刻まれていた
彼はなぜあの文字を操れたの?
あなた達は900年前に始まる"空白の百年"に
世界に何が起きたかを知っているの?

ロビンの問いかけの流れから「Dの意志・ポーネグリフ・空白の百年」にはつながりはありそうです。
ただし、ロビンはDの意志は何かは分かっていません。

結局、Dの意志とは何か
空白の百年とつながりを考えると、答えは20年前のクローバー博士の仮説にありそうです。

800年前に連合国(現世界政府)に敗北した巨大な王国、
敗北を悟ったその王国は、その存在と思想を未来に託そうとした。

一つは決して壊せない硬石のテキスト"ポーネグリフ"として、
もう一つはその意志を継ぐ者の名に"D"を刻むことで…

う~ん、だとしても黒ひげの持つDの意味や古代兵器とのつながりなどはまったくワカリマセン…
今回の妄想の結論はワンピースの世界へ行って考古学やりたい!(笑