ワンピース 戦争を振り返りながら王下七武海の今後などを考えてみる

2010年04月13日

戦争が始まる前後に、七武海の面々がどう動くかを考えて記事にしてました。
すっかり忘れていましたが。。
戦争も終結したので、そのレビューでもしながら王下七武海について考えてみようと思います。

・以下は、最新号のジャンプの内容を含んでいます。
・妄想や考察というよりもマリンフォード編の復習的な記事になっています。
という点にご注意ください。
なお、青字は 戦争が始まる前の予想です。

■ジンベエ(元)

 白ひげに恩があり、この戦争に断固反対したジンベエ。
 インペルダウンからルフィと共に脱出し、最終的に七武海を脱退。
 ルフィにはアーロンの件で『謝罪と感謝』の気持ちがあるようで、基本はルフィの味方。
 白ひげに側について、ルフィと共にエース救出へ動くことは決定でしょう。

ジンベエは戦場に到着するなりセンゴクに『わしゃあ七武海をやめる』と宣言。
戦場ではエースを救出するというよりも、ほとんどルフィを守っているという感じでした。
最後の方は本当に命懸けで。。

『わしはこの男を 命に代えても守ると決めとる!!!』

これはジンベエの気持ちが伝わる台詞でした。『海侠のジンベエ』はダテじゃないですね。
それに、この背景には

おれがこのまま死んだらよ
悪ィけど弟の事…
気にかけてやってくれよ…

というエースの願いもあったとは。。(泣)
ジンベエは今後どうするんでしょうか。守るべきものは『魚人島』なのか、それともエースの弟『ルフィ』となるのか。
白ひげとエースも守りきれなかった悔しさもあるだろうし、ジンベエの苦悩は続きそうな気がします。

■ボア・ハンコック

 七武海の立場を守ろうとするのかもしれないが、ルフィにベタ惚れ中のためルフィを守ることに専念しそう。。
 もともと、海軍・海賊関わらず『ルフィ以外の男は敵』としているので、大きな行動は起こさないかもしれません。
 影ながらルフィを守るって感じでしょうか。。
 それにハンコックの『覇王色の覇気』はこの戦争で見れるだろうか…

概ね予想どおりというか…わかりやすいと言うか。。
一部『影ながら』という感じではありませんでしたが、上手くやっていましたね(笑)
海兵・海賊問わず圧倒的な力を見せつけ、(抵抗できない?)パシフィスタも数体倒し、
さらには、ロギア系のスモーカーに蹴りを浴びせる。
立場をうまく利用していたという見方もできますが、それでもハンコックは相当強いと いう印象を受けました。

結局、『覇王色の覇気』を見ることはできませんでしたが、相当な戦闘力を持っているんじゃないでしょうか。
七武海の中でもかなり強い方だと思いました。

ハンコックの本当の強さが見れなかった事は少し残念だし、九蛇海賊団の強さも見てみたい。
先週号ではルフィを軍艦で追いかけて行きましたが、目指すのは『結婚』!?

ハンコックと結婚
尾田さんは恋愛は書かないと言ってるけど…まさか。。

■ジェラキュール・ミホーク

 ルフィとは"東の海"でゾロと戦ったとき以来の再会。
 当時から、ルフィの事をシャンクスから聞いていたし、
 手配書が出回った時もわざわざシャンクスに報告に行ってました…。
 ミホークはシャンクスと同じくルフィ達の味方になってくれそう。
 自ら、白ひげの首を取ろうとか大きいアクションは起こさない気がします。。

残念ながら、ルフィの味方はしてくれませんでしたね。
本気でルフィを殺そうとした(試していた)という感じでしたが、
『ルフィVSミホーク』の戦いはかなり印象に残っています。
そして、ミホークがルフィに感じた

能力や技じゃない
その場にいる者達を次々に自分の見方につける
この海においてあの男は
最も恐るべき力を持っている…!!

これは今後重要な意味を持ちそうです。
新世界では麦わら海賊団の冒険よりももっと大きな戦い…
「ルフィを味方する者達」と「そうではない者達の戦い」のように大きな枠で話が広がっていく、
そんな予感をさせる言葉でした。

■ゲッコー・モリア

 スリラーバーグで、麦わら一味に敗北。ルフィには相当恨みを持っているでしょう。
 『ム~~~ギィ~~~ワァ~~~ラァ~~~』っていうくらいなので…
 いきなり、ルフィに向かって来るような気がしますが、さすがにルフィ×モリアの再戦はないでしょう。
 そうなると…、ルフィの代わりに向かってきたモリアと誰かが戦うというパターンだと思うのですが。
 適任はジンベエかな…


ルフィとモリアとの再戦はないだろうと思っていましたが、いきなり対戦してましたね(笑)
すぐにジンベエがフォローに入り、海水でゾンビはやられ、さらに強烈な一撃を食らってましたが。。
目立ったのはオーズJrの時だけだったでしょうか。
同じようにルフィに一度負けているクロコダイルが活躍する一方で、
終始、存在感をあまり感じませんでしたし、重要な発言もなかったと思います。
モリアが次に絡んでくるのは、カイドウ編でしょうか。

カイドウとモリアの因縁
カイドウとモリアの因縁

ちなみにスリラーバークを脱出した時、アブサロムとホグバックもいましたが二人はどうしてるんでしょう。
ペローナもモリアのところに戻りたがってました。
モリアはずっとルフィを恨み続けていきそうな気がしますが、それもゾロとペローナの関係次第?

■バーソロミュー・くま

 革命軍の一員で、実はルフィの味方と予想。
 表立ってルフィの味方になることはなく、あくまでも七武海として、白ひげ達と戦うでしょう。
 ただ、本当に革命軍ならイワさんと合流して、新たな動きに出る可能性も…

もう革命軍の一員とか味方とか、それ以前に記憶を失くし『PX-0』化という思わぬ展開でした。。
そして、ドフラミンゴは『死んだ』と言っていましたが本当でしょうか。

ドフラミンゴの死んだ発言
ドフラミンゴの言葉は真実なのか?

果たして、くまとは『もう二度と会うことはない』(ルフィへの台詞)のか。。

前にくまの記憶を取り戻すために、ルフィがベガパンクと戦うという展開も考えていましたが…
ルフィがあの状態ではすぐには難しそうです。
イワさんのテンション・ホルモンであっさり記憶が蘇るとかはダメ??

ルフィ達をバラバラに逃がした真意はこのまま迷宮入りしてしまうのか、気になるところです。
ちなみに、くまは仲間にはならないと思っている派です。

■ドンキホーテ・ドフラミンゴ

 ルフィとは初対面ですね。(ルフィに負けた傘下のベラミーをボコボコにしていましたが…)
 コイツがどう動くかは予想ができないですね~
 ドフラの掲げている強いものだけが生き残る『新時代』…
 新時代を自分の手にしたいと思うなら、海軍と白ひげの共倒れを狙うはずですよね…

共倒れを狙うというよりも、この戦争を終始楽しんでいた感じでした。
ドフラミンゴで、印象に残ったのは、
 ・オーズ.Jrの足を切断する
 ・ルフィが来たときは『噂の大問題ルーキー"麦わら"か…』と何か嬉しそう
 ・ジョズの動きを止め、クロコダイルを勧誘する(が…フラれる。。
くらいでしょうか。あとは、このセリフを叫ぶ場面。

海賊が悪 海軍が正義
そんなものはいくらでも塗り替えられてきた…!!!
 (略)
正義は勝つって!?そりゃそうだろ
勝者だけが正義だ

言葉どおりですが、もしかしたら『空白の百年の事を知っている?』と予感させます。
ただ、自分の信念を主張している言葉には感じない。。
日頃、ドフラミンゴはワンピースの重要な人物かと思っていたんですが、何か物足りない感じがしました。
ルフィとエースを逃がしてやれよ その方が今後面白ェ…』と言って、ルフィの事を脅威とも思っていない様子。

黒ひげが一気に悪役側のトップに躍り出た一方で、
ドフラミンゴの存在は中途半端になったなぁという印象を持ちました。

結局、ドフラミンゴは海賊として頂点を目指すというより、裏社会を牛耳ようとしているのかなぁ…。
自分の興業が儲かるために世界が混乱を望んでいるだけというか。。

ルフィもベラミーを相手にしなかったし、
黒ひげも「アイツらの言う『新時代』はくそだ」と言い放っていました。
新世界でルフィの大きな敵になり得るのかはかなり微妙な気がしてきました。

ちなみに、ローが戦場に来たとき二人の接触は何もなかったですね…
あの場で何もなかったということは、やはりマークの類似はただの偶然でしょうかね。
マークの比較はコチラ

■サー・クロコダイル(元)

 アラバスタでルフィに敗北。
 『インペルダウン脱出』を協定として、マリンフォードまでルフィ達と協力して来ましたが、本当の目的は白ひげの首。
 イワさんがクロコダイルの弱みを握っているようだが、どこまで効力があるのかは不明。。
 個人的にはルフィ側に着くと思う…、この戦争で海軍が勝つことはクロコダイルにとってもデメリットなので、
 この戦争が終わるまでは白ひげ側につくんじゃないかな。
 イワさんがなんとか説得してくれそうだけど。。

結果、デメリットやイワさんの弱みなどまったく関係なし!!
なんと『自分の意志』で、海軍の思い通りになるのが嫌だとか言いながら、エースとルフィを助けてくれました。

2010_0413blog20010.jpg
クロコダイルが守りたかったのはかつての仲間?

何気にこの戦争で株が一番上がったのはクロコダイルではないでしょうか。。
イワさんが知る『弱み』、『白ひげとの過去』など謎を多く残しながら、今後どう動くのか。
白ひげ海賊団入りもあるのか。。
もしかするとロビンとの再会などもあったりして。。
など、妄想を楽しませてくれるキャラですね。

アラバスタの時はまさかこんなツンデレキャラだとは思いもしませんでしたが、奴の今後は本当に楽しみです。

■マーシャル・D・ティーチ(黒ひげ)

 最後にコイツ。ルフィとエースの宿敵…
 新旧七武海含め、唯一この戦争の場にいない。。
 インペルで何を狙っているのか、『世界を震撼させる最大のショー』とは何か…
 数時間後と言っていたので、この戦争中に起きる可能性大。。一番の鍵はやっぱりコイツかも。。

突如インペルダウンからLv6の囚人を引き連れ、白ひげのグラグラの力を手に入れる
これが最大のショーだったとは。
予想もできない展開(囚人を仲間にするのはなんとなく予感していましたが)…、
本当になんてことをしてくれたんでしょうか。。

白ひげの前では、『小物っぷり』を見せていましたが、それも今後のための演出だと思います。

黒ひげの悪魔の実に関する知識、成り上がるための計画力と実行力、
そして、野心を持つ者達を味方に引き入れる力(魅力)はやはり脅威です。

今後さらに勢力を拡大しながら、ワンピースを巡り、ルフィの最大のライバルになるのか…、
それとも新たな敵の登場で、ルフィと黒ひげが『D』を持つもの同士共闘みたいな展開もあるのか。


そもそも『王下七武海』とは「四皇」を食い止める勢力であり、弱小海賊を押さえるための海賊。
四皇の一角「白ひげ」が死亡し、ジンベエと黒ひげが離反した状態で、今後七武海に存在意義があるのか?

それに、七武海という地位を黒ひげに利用されてしまったのは、政府にとってかなりの汚点になりそう。

世界政府にとっては、残った七武海だけでも敵に回ってほしくないと考えそうですが、
一方で、パシフィスタ軍団のように新しい戦力も準備している姿を見ると、あっさり解散もしそうです。

ただ、個々の存在は今後も重要になってきそうです。
ほぼ全員がルフィと深く関わっているし、ロジャーの処刑に立ち会った者も多い。。

さてさて、七武海の今後はどうなるのか。。


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ワンピース クロコダイルの弱みとはなんだろうか。

2010年03月01日

以前、白ひげとクロコダイルの関係を考えていたのですが、親子かなぁ~とか、麦わら一味の仲間に入るとか、
そんな感じの妄想しかできませんでした。

重複している内容もありますが、今回はその反省も踏まえて、
イワさんが知るクロコダイルの弱みについて考えてみます。

なお、いつもながら妄想のため明確な結論があるわけではありません。
またジャンプの内容を含むネタバレになります。 ご注意ください。。


とりあえず、イワさんの知る弱みについて簡単にまとめます。

・クロコダイルとイワさんは知り合い
・二人が出会ったのはクロコダイルのルーキー時代
・弱みは一つで、裏切り行動に出ても押さえ込めるもの

なお、この弱みには女説があるようです。
もし、イワさんとクロコダイルの二人だけの秘密だったから確実に女説だと思いますが、
それだと話が終わってしまいますので、今回はちょっと置いておきます。

まずはクロコダイルがルーキーと呼ばれた時代がいつか?を探ってみます。
大海賊時代が始まる前かその後なのか?という点です。

さて、クロコダイルはインペルダウンでこんなことを言っていました。

クロコダイル
ジンベエ  火拳 よく覚えておけ
『白ひげ』や『ロジャー』に勝てなかっただけで
涙をのんだ銀メダリスト達は
この海にごまんといるんだぜ…!!

クロコダイルとジンベエの年齢はまだ不明ですが、
エースはともかく結構年齢が高そうなジンベエもかなり下に見たセリフですね。

お前らの知らない時代をおれは知ってるんだよ…!!
おれは『実際に白ひげとロジャーと争ったことがあるんだぞ』と言わんばかりです。

断定はできないのですが、クロコダイルはロジャーと白ひげが覇権を争っていた時代に、
ルーキーとして名乗りを挙げていた可能性が高そうです。

そして、白ひげがスクアードに刺されたときのセリフ。

クロコダイル
 おれはそんな"弱ェ男"に負けたつもりはねェぞ

クロコダイルと白ひげ 
目覚めた白ひげへの愛?恩?クロコダイルの本心は…

クロコダイルは白ひげに敗北した経験があることは確実でしょうけど、
個人的にはこの敗北にはまだ何かがあるんだと思います。

・仲間の裏切り… ?
・仲間が白ひげ側に付いてしまった…?

クロコダイルが誰も信じなくなってしまうエピソードがあるんじゃないでしょうか。

ということで、クロコダイルは大海賊時代が始まる前にルーキー海賊として名を上げ、
しかし、白ひげに敗北、そして仲間を失ったという前提で話を進めます。


ワンピース0巻にて、海賊王ロジャー処刑の日 、大海賊時代の幕開けの瞬間にクロコダイルは立ち会っていました。

後ろ姿のため(なぜだぁ…尾田さん!!)、表情顔の傷があったかも分かりませんが、
髪型はオールバック、そして葉巻は吸うという風貌は今と違いはなさそうです。

白ひげに敗北し仲間を失ったクロコダイルがなぜこの場にいるのか?

そして、 ゴールド・ロジャー処刑を見てクロコダイルは何を想うのか・・・
(モリアやミホーク、ドフラミンゴがこの場にいた理由も気になりますが…)

ロジャーの処刑と王下七武海 
蒼々たる面々がこの時代の始まりの場所にいた…

白ひげ、ロジャー、金獅子のシキ、センゴク、ガープ。
結局、海賊王の称号を手に入れたのはロジャーでした。
そのロジャーに負けた白ひげにすら勝てなかったクロコダイルは考えます。

この海で何ができるのか・・・、仲間もいない・・・、一人で頂点を目指すにはどうしたらいいのか・・・、
なによりも力が必要だ・・・、海賊としてではなく強力な力・・・、軍事力・・・、世界を滅ぼす兵器!?

0巻で金獅子のシキは、ロジャーが兵器の在り処を知っていると言っていました。
("世界を滅ぼす兵器"と言っていますが、"古代兵器"の事だと思っています。)

そのため、ある程度の海賊であればこの情報は知っていたのではと思います

金獅子のシキが知っていた、ロジャーの秘密 
ロジャーが在り処を知る"世界を滅ぼす兵器"とは?

ロジャーの死によって多くの海賊はロジャーの残した財宝ワンピースへ向かいます。
でも、クロコダイルは世界を滅ぼす兵器の方を求めた、ということでしょうか。

では、王下七武海に入った経緯は…?

クロコダイルはルーキー時代に名を挙げて実力もあった。
それに白ひげに敗北したことで海賊に恨みを持っていることが知られていた。

この点を政府が利用しようとし七武海に勧誘した。
しかし、それは兵器の入手を目指すクロコダイルにとっても好都合だった。

的な感じでしょうか。。

七武海入りすることで政府や海軍の情報も入手し、ポーネグリフを解読できるニコ・ロビンの情報も得て、
ついにロビンも味方に引き入れることもできた。

クロコダイルが海賊ではなく秘密犯罪会社として活動していたのは、
仲間に裏切られることが怖かったからでしょうか?

いつもの勝手な妄想ですが、この流れで行くとクロコダイルの懸賞金が他の七武海と比べて低いのは、
大海賊時代が始める前のルーキー時代の額だからということになるのかな。。

王下七武海/元懸賞金
・ドンキホーテ・ドフラミンゴ/3億4000万ベリー
・ゲッコー・モリア/3億2000万ベリー
・バーソロミュー・くま/2億9600万ベリー
・ジンベエ/2億5000万ベリー
・サー・クロコダイル/8100万ベリー
・ボア・ハンコック/8000万ベリー
・ジュラキュール・ミホーク/不明
・マーシャル・D・ティーチ/なし


脱線しつつ、最後まで話を進めてしまったのですが、書こうとしたクロコダイルの弱み

それはルーキー時代の白ひげとの戦いそして敗北にあるんじゃないでしょうか。
ただし、その敗北自体が弱みという訳ではなく、

・仲間も誰も信じることができなくなった
・海賊として生きていくことを諦めた

クロコダイルを本来の海賊の道からはずさせたエピソードがその敗北の中にあって、
それが弱みなんじゃないでしょうか。。

まぁなんで、それをイワさんが知っているの?というのは分かりませんが。

ちなみに、白ひげがスクアードに刺された後、クロコダイルは一転して白ひげに協力していましたよね?
それは、白ひげが仲間の裏切りにあったとしても、仲間を信じようとしていた姿を見て、
本当の海賊の生き様や仲間の大切さに再び気づいたからなのかなぁ。

勝手に掘り下げている気もしますが、、クロコダイルの過去は深そうです。。


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ワンピース 「バーソロミュー・くま」について(その2)

2010年02月02日

それにしても、『くま』が気になります…
なぜ記憶を失くし、完全なパシフィスタにされてしまったんだろうか。

前に、『くま』のことを記事に書いたことがありました。

革命軍というところまでは予想の範囲でしたが、、
まさか、記憶を失くしてしまうというのは想像もできませんでした。

これだと、政府に完全に利用されるだけで、『くま』にも革命軍にもメリットがない。

とすれば、この状況は『くま』にも革命軍にも予想できなかった状況なのだろうか。
『くま』はスパイ活動のつもりだったが、Dr.ベガパンクに利用されてしまった…のような。

『くま』のスリラーバークでゾロに試練を与えたことや、 シャボンティ諸島で麦わら一味を
バラバラにした行為はルフィ達を守ろうという想いからの行動だと思います。

それは、インペルダウンから脱獄したイワさんがルフィを命懸けで守ろうとしているのと同じように。

きっと、ドラゴンと関わりの「イワさん」や「くま」から見ると、
"ドラゴンの息子"というだけで守る価値があるほど、
ドラゴンはすごくカリスマ性のある影響力がある人物なんだと思います。

もしも、ルフィ達を守ろうとした行為が、結果的にくまの記憶を奪うことになったとしたら。
もしも、その事実をルフィが知ったなら。

エースを救出した後になるかも知れないけれど…、

『くま』の記憶を取り戻すために、
ルフィがDr.ベガパンクと戦うっていう展開もあるかもって思いました。

ワンピース 「バーソロミュー・くま」について

2009年08月05日

バーソロミュー・くま
・王下七武海の一角・通称”暴君”くま
・元懸賞金2億9600万ベリー
・常 に聖書を抱えている
・ニキュニキュの実の肉球人間
・体はパシフィスタに改造されていて、口からビームを出す(黄猿のピカピカの実の能 力)
・七武海の中で、世界政府の命令に唯一従順とされる

さて、この”くま”さん。
極めて怪しい海賊で、今回の白ひげとの戦争でもキーパーソンになりそうなので、
ちょっと振り返りつつ妄想をしてみます。

くまは七武海ですが、2度もルフィ達を逃がします。
最初はスリラーバークで、モリア戦の後ボロボロ状態の麦わら海賊団を 追い詰めながら、
最終的に引きます。
ゾロの強い想いで一歩引いた形に見えますが、もともとルフィ達の実力を確認する、
仲間達の結束を試したようにも見えます。

引き際にいった言葉が、
『いい仲間を持っている さすがはあんたの息子だな ドラゴン!』
でした。

”あんた”という呼び方から、ドラゴンとは親密な関係であり、しかも尊敬の念が感じられます。
ナミにルフィの兄の存在を確認してたことからも、どこからかルフィの情報を得て、
以前から興味を持っていたようにも見えます。

そして、シャボンティ諸島では、黄猿・戦闘丸・パシフィスタに追い詰められたルフィ達を
ニキュニキュの力で飛ばします。
まるで、お前達が新世界に行くにはまだ早い、未熟!と言わんばかりの行動です。
(くまがいなかったら確実に、一味全員海軍に捕まっていたでしょう。)

それにあの場面。 レイリーに対してなにやらボソっと言っています。

--くま
 冥王レイリーだな。
 ボソボソ・・・・・・

--レイリー
 お前の言うことを私に信じろと・・?

--くま
 貴様の自由だ。俺も立場を危ぶめている。

レイリーに何を言ったのか・・・
『ルフィたちは安全な場所に飛ばしている。こいつらを助けるためだ。』

とでも言ったのでしょうか。

"立場を危ぶめている"というのは、スリラーバークで一度見逃してしまっているという意味なら、
今回はこうするしか救う手段がないということだったのかも知れません。

くまは革命軍のスパイだと言われることが多いようですが、私もそう考えています。

イワンコフとイナズマがインペルダウンにいたように、くまも革命軍の幹部で、
世界政府に対するスパイ活動を行っているというのが予想です。
(でも確実に尾田さんは裏切ってくれると思いますが…)

ここからは、完全な妄想です。。
”暴君”という通称。
これは、悪政を行う君主、国王に対して使われる言葉で、
元々が「悪」である海賊に対して使われるのは違和感があります。

くまは、昔どこかの国王で暴君として悪政を行っていた。
しかし、ドラゴン率いる革命軍のクーデターにより自国が滅ぼされた(国を追い出された)。
そして、その戦いの中ドラゴンの目的を知り、賛同した。
もしくは、ドラゴンの目的を確かめるため、世界政府に対して疑いを持ったため、
海賊(七武海)となり政府に近づいた。

という感じでしょうか。ともかく、くまはこの戦争で何かやらかすでしょう。。