アニメ ワンピース たぬきちとトリノ王国の宝島の伝説

2011年07月10日

こんにちわ。今週のアニワン感想です。

【タイトル】
第506話 麦わらの一味激震!もたらされた凶報

■あらすじ

エースの死で何も見えなくなっていたルフィですが、ジンベエの言葉に諭され、
一番身近な仲間たちの存在を思い出します。

一方、麦わらの一味もルフィに起きた出来事を知ることになりますが、今回は基本的にアニメオリジナルの内容でした。
一年前に放送された仲間たちの行方編の続きのような感じですね。

■ゾロ ~クライガナ島~

仲間たちの行方編の最後に出てきた影はこのヒヒたちだったわけですね。

ゾロはスリラーバーグでくまから受けた傷がまだ癒えていないようで、苦戦中。
このヒヒたちにペローナのホロホロは効かないのかな・・・。

そこにミホークさんが来ました。
登場の仕方が相変わらずかっこよかったですが、ゾロもびっくりだったでしょうねぇ。
まさかここがミホークの住み処だったなんて思いもしなかったでしょうし。

あとゾロは「くまに飛ばされて ここにいる」と事情を説明していました。
ミホークはゾロとルフィが別行動していた理由はこれで理解していたようですが、くまの真意は知らないようです。
まぁ、当然かもしれませんけど。。

■たぬきち ~トリノ王国~

鍋の材料にされかけていたチョッパーこと、たぬきち。
言葉が話せるという事でなんとか鍋にされずに済んだものの、人間の巨鳥のトラブルに巻き込まれる事に。

仲間たちの行方編では、たぬきちは巨鳥のヒナ鳥を助けていたんですよね。
そのおかげもあり、人間と鳥の和解に成功していました。
ふむふむ、こんな話でつながっていたんですねー。

それと、あの島の巨鳥が人間を嫌っていたのは、鳥たちに光るモノ(財宝)を集める習性があって、
昔それを人間に住み処ごと奪われてしまったから、ということでした。

そうかぁ、これが原作では分からなかったトリノ王国の宝島の伝説なんですね??
やりますねー、アニワン!

あと、チョッパーの声がいつもよりかわいかった気がするのですが、大谷さん・・・気のせいですか?

■ナミ ~ウェザリア~

ウェザリアの天候の科学を勉強させて!、とお願いしていたナミ。
何やら畑仕事をさせられていましたけど、ウェザーボールって畑で育つんですね・・・、
おもしろい設定ですねェ。。

■ウソップン ~ボーイン列島~

生活習慣病へ、一直線のウソップン。
太りっぷりが半端無いですね><

■サンジ ~カマバッカ王国~

いやーん やったわねー
あはん きれいな夕日・・・
あら 鳥さん ありがと
うふふ 今日の恋占いわ~

と乙女になりきっていたサンジさん・・・。
新聞を読んで我に戻るところがおもしろかったです。。

■ロビン ~テキーラウルフ~

革命軍に助けられていたロビン。
というか、ロビンのおっぱいの露出度が高すぎてびっくり・・・。

あと、革命軍のやさしさが尋常ではない。。

今は我々を信じてご同行願えないでしょうか

よろしければお話しましょうか?

とか革命軍にとってどれだけ大切な存在なんだよぉ、、ロビンちゃんは。

■フランキー ~バルジモア~

そうそう、ベガパンクの研究所に入るなりサイレンが鳴って、怪しげなロボットが出ていたんですよね。

結局、研究所の中にメカアニマル(メカ白くま)がいただけだったみたい。
で、研究所にはコーラも沢山ありましたけど、まさかベガパンクもコーラ好きなの?

■ブルック ~ハラヘッターニャ~

部屋の中で作曲中のブルック。
大スランプらしく、いつもの角度も45度じゃなく60度でした。
仲間たちの事が心配なのが原因かと思いきや、「パンツを見すぎたバチが当たった」と言っています。
どれだけ見ていたんでしょう・・・。



そんなこんなで、麦わらの一味全員がルフィに起きた出来事を知るわけですが、
ショックを受け、ルフィのことをとても心配する表情を見せていました。

原作だと、新聞を読んで行動を起こそうとする場面から描かれていたので、今回はその手前の話ですね。
違和感がなく話がつながっていてとてもいい感じでした。

来週は、レイリーさんやハンコックが出てきて、ストーリーも大きく動き出しますねー。
というところで感想終わりです。


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ワンコレも新世界編ですねー。
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アニメ ワンピース エースからルフィへのメッセージ

2011年07月03日

こんにちわ。今週のアニワン感想です。

【タイトル】
第505話 あいつらに会いてェ!ルフィ涙の叫び

■ゴア王国とフーシャ村

ガープがフーシャ村に帰ってきました。
フーシャ村がゴア王国の一部なのか、原作でははっきりしなかった気もするのですが、
「ゴア王国 フーシャ村」とテロップが出てました。

ゴア王国があんなに徹底した隔離社会だったのに、
フーシャ村はそれをまったく感じさせないのどかな場所ですよね。
ゴア王国の支配が及んでいないのはガープの存在(権威)みたいなものがあったりするのかな。

■一番辛いのは誰

帰ってきたガープをいきなり殴りつけるダダン。
間に入ったマキノさんですが、「一番辛いのはルフィの奴さ」の言葉に、
挨拶をエースに教えていた時のことを思い出していました。

赤髪に会う頃にはおれも海賊になってる
同じ海賊として お前の兄貴として
筋を通すのは当然の務めだ

この台詞はアニメオリジナルですが、
弟の為に挨拶を覚えようと頑張るエースの気持ちがはっきりと描かれていますね。

ルフィは勉強の邪魔をするような「おめえじゃねえか?」とか「こんにゃろーじゃねえか?」とか、
そんな発言ばかりしていましたけど、そんな二人を見てうれしそうにしていたマキノさん。

ガープもダダンもマキノさんも、二人の関係を知る数少ない人物。
エースの死への悲しみとルフィの辛い気持ち・・・、両方を分かってしまうのですから、もうみんな辛いですよね><

■シャンクスとエース

戦争終結時にシャンクスが約束していたとおり、白ひげとエースが丁寧に弔われていました。
二人の墓に供えられていた花がとてもきれいでした。

シャンクスはエースの最期について、

エースの最期の行動を聞いて驚いた
それじゃまるでロジャー船長だ

と、エースとロジャーを重ねた発言をしていました。
エースは練習していたとおり、シャンクスに挨拶をしに行って、そこで宴が開かれていたみたいでした。
シャンクスはそのときからエースがロジャーの子であることは知っていたのでしょうか。
二人がお互いの事をどこまで知っていたのか、すごく気になります。。

■何も見えない

エースの死を乗り越えられず苦しむルフィ。
そのルフィを押さえつけて、語りかけるジンベエの言葉は熱い。。

ひとつだけ気になったのは「確認せい!」の部分がアニメではなくなっていた事・・・。
ここ結構好きだったんだけどなぁ。。

で、ジンベエの言葉で仲間の存在を思い出したルフィ。
指折り数えながら、みんなを思い出す場面には(´;ω;`)ブワッとなってしまいました。。

思い返すと、女ヶ島でエースの危機を知って、

悪いみんな・・・
おれちょっと寄り道していくよ
(53巻)

と海賊ではなく、一人の弟としてエースの救出に向かったルフィ。

あの時から、エースを助けること、それだけの為に真っ直ぐ進んでいたわけで、
仲間の事は頭の中から消えていたのかも知れません。
(もちろん忘れていたというわけではなく、これ!と決めたらその目的だけに向かっていくという意味ですね、はい。)

まっ、でも、原作でも同じでしたけど、ルフィが思い出す仲間の中で、ウソップの表情と「ルッフィ~」だけは、
ちょっと笑いそうになりましたけど。

■弟よ

ジンベエはエースの言葉を思い出していました。

あいつにはもう
頼もしい仲間たちがいた
何があっても大丈夫さ
おれは安心したんだ

うぅぅ。エースのこの言葉は好き過ぎます。。

この時の原作でのサブタイトルは「弟よ」。(コミック60巻のタイトルにもなっています。)
エースが伝えたこの言葉は、弟に向けたメッセージでもあるのですが、
ジンベエはこの言葉をそのままルフィに伝えることはしませんでした。
あくまで、頼もしい仲間の存在をルフィ自身に「確認させる」ような言い方で、気付かせてくれます。

それに、エースは最期の瞬間、ルフィにこう伝えていました。

だけどお前なら必ずやれる
おれの弟だ
(59巻)

泣き虫で自分の後ろを着いてくる事しか出来なかった弟。
その弟に「必ずやれる」と自信を持てたのは、ルフィの頼もしい仲間たちの存在があったからなんですよねぇ。

うーん、しんみり。。

ということで感想終わりです。
来週は、ついに麦わらの一味登場ですねー、楽しみ。。

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今日は7月3日ですね。
誕生日おめっとさん!

アニメ ワンピース 第504話 約束を果たすため それぞれの旅立ち!

2011年06月26日

前回のアニワン感想はお休みさせて頂きました。
サボ・エース・ルフィ、この三人の話は別の機会に書きたいと思っています。

はい、ということで今週のアニワン感想です。

■ドラゴンとサボとシモツキ村

ゴア王国に天竜人が来た日の夜の話。
ドラゴンたち革命軍一行はゾロの故郷シモツキ村で食料を補給していたようです。

コウシロウの事ですから食料を分け与えるというのは普通にしてそうですが、
革命軍の誰かと関係があったりするんでしょうかね。気になります。

あとは、革命軍が手当てをしたのは誰?ってところですね。
アニメでのイワさんとドラゴンの会話の場面ですが、怪我人はドラゴンが抱えられるくらいの大きさのようでした。
子供サイズらしいということです。
それにドラゴンは遅れた理由を、

世界政府の式典を見物していた

と説明していました。(アニメオリジナル)
うん、まぁ、これってもうサボしか考えられませんよね・・・。
サボ、、生きてるの?

あとはここもアニメオリジナルですが、ドラゴンが

我々は一刻も早く力を蓄える必要がある

と言っていました。
今回ゴア王国で起きた一連の出来事、それにサボとの出会いがドラゴンの決意を強めたって感じがします。

でもあれですね。やっぱり、ルフィのお父さんなのに性格が全然違う気がします。
行き当たりばったりでもなく、すごく慎重に計画的に行動を進めていますから。
ルフィもすこしは見習っ・・・げふん、げふん。。

■エースの後悔

以前、三人で闘っていた熊に挑むルフィ。

「エース手伝ってくれよ」とルフィは頼むのですが、エースは「あ?一人で生きるんだろ」と冷たく返します。
結果、ルフィは命を落としかける事に。
で、エースは改めて気付きます。

おれのせいだ
一人で戦う事が強さの証じゃねぇって分かってたはずなのに
おれはダメだ 全然ダメだ
すまねえ ルフィ

ピンチの時には「逃げない」気持ちでルフィを守ってきたエース。
時にはそういう気持ちも緩んでしまう事もあります。
こういう後悔がエースを成長させて、あのような素晴らしいお兄さんにしてくれたわけですね、分かります。。

■マキノとエース

マキノさんの「ふーーん。」がアニメでもすごく良かったわけですけど、
お兄さんらしくなっていくエースを見てうれしかったんでしょうね。

この二人がお互いをどう想っていたのかは、気になるところですけど、
礼儀正しいエースを作ってくれたのはマキノさんだったわけです。

まぁ、食い逃げしてからの「ごちそうさまでした」は完全に使い方を間違ってますけど。

■もっともっと強くなる

ルフィはサボの死を知った後、もっと強くなることを決意していました。
エースが一足先に海に出たときも、兄を目指しもっと強くなりたいと願っていました。

17歳になったルフィは二人の兄への挑戦状海賊王の夢を誓い海に出ます。

サボが1番
エースが2番目
おれは3番目だけど負けねェぞ
待ってろよエース
すぐに追いつくぞ

ルフィにとって、エースは世界でたった一人の兄弟で目標だったけわけです。
そのエースがこの海からいなくなったことは、ルフィが海に出た理由の半分を失ったのと同じことなのかもしれません。

そして、現実に戻ったルフィ。

何が海賊王だ
おれは弱い!

と、エースの死を受け入れられず、さらに希望と夢に溢れていた「海賊王」も一緒に忘れようとしています。
エースの死ですべてを見失い、失いかけているルフィを救うのは・・・・。

ってところで今週は終わりです。
予告でも出てましたが、これからはシャンクスとか今のルフィを見守る人たちがたくさん出てきますね。
うーん、過去編は終わっても引き続きアニワンは楽しみです。


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来週はエースの兄貴分マルコさんも
出てくるみたいです^^

アニメ ワンピース 第502話 自由はどこにある?少年の悲しき船出

2011年06月12日

はいっ、今週のアニワン感想です。

■ダダン一家と「逃げない」

エースとルフィのピンチに現れたのはダダン達でした。

ここは逃げるが勝ちと、真っ先に逃げようとするダダンですが、
エースが「おれは逃げない」とその場を去ろうとしません。

このエースの「逃げない」姿勢は、彼らしくもあるのですが、
弱点のような気もして、とても歯がゆい気持ちになります。

ルフィがポルシェーミに捕まった時も同じような事があったし、
スペード海賊団として名乗りを上げた時も、白ひげから逃げようしませんでした。

頂上決戦で赤犬の挑発に乗ってしまった時も、「許さない」というよりも、
白ひげをバカにする奴からは逃げないという気持ちだったのかも知れません。

このエースの逃げない姿勢の詳細は来週分かるはずなので、
今回はこの辺までにしておきますが、エースの結末を考えると、
とても複雑な気持ちになってしまうんですよね。。

■ダダンとエース


結局、エースを放っておけずダダンもその場に残ることに。

ダダンは初めエースの事を「見離している」「憎まれっ子世に憚る」「鬼の子だよ」と陰口をたたいていました。
エースはその事を聞いていたので、ダダンを信頼できなかったでしょうし、きっと嫌いだったはず。

でも、この時ダダンはエースのピンチに駆けつけ、エースの命を守ろうと一緒に戦ってくれました。
エースの最後の言葉。

そうだお前いつかダダンに会ったら
よろしく言っといてくれよ
何だか死ぬとわかったら
あんな奴でも懐かしい
(59巻)

ダダンの一連の行動を見れば、エースが「あんな奴」と言った意味も、
「懐かしい」と言った気持ちも良くわかりますよね。

■風と革命軍

火の手に囲まれ、逃げ場所が無くなったグレイ・ターミナルの人々。

そこに爆発(突風)が巻き起こり、海岸へつながる道が出来て、
待っていたのはドラゴン率いる革命軍でした。

道を作ったのは明らかに革命軍の誰かの仕業で、その場にいたイワさんとくまの能力でもありませんから、
やはりドラゴンの能力ということになりそうです。
ローグタウンでドラゴンが来たときも似たような「風」が起きていたので、
風系の能力者で間違いはないように思います。

この国こそ世界の未来の縮図だ
いらぬ物を淘汰した世界に
幸せなどまっていない

ゴア王国は王族・貴族を頂点にした階級社会として描かれていますが、
階級分けに留まらず、入らぬ物を排除・隔離することが徹底されていました。

そのゴア王国をドラゴンは未来の縮図だと言います。
この世界全体の情勢はまだ詳しくわかってはいませんが、
パッパグが「長い年月が天竜人の権力を暴走させている」という話をしていました。

きっと、世界各地で権力の暴走が始まっていて、一部の権力の支配に苦しめられている人々を解放する、
自由を与えるというのが、ドラゴンの使命であり夢なんでしょうね。

で、ルフィは、

支配なんかしねぇよ
この海で一番自由な奴が海賊王だ
(52巻)

と言っています。
海賊と革命家。やり方はまったく違ってますが、
このモンキー親子が夢見る世界は同じなような気がしますね。

【参考】
ワンピース 「新世界」と「時代のうねり」に思い巡らせる
ワンピース ルフィの母親と革命家ドラゴンの話

■サボがあの日に船出した理由

サボがなぜ天竜人が来る最悪の日に船出しようとしたのか・・・。

とても気になっていたところでしたが、警備が薄くなったところを狙ったのが理由でした。
なるほど~。

で、サボは自由を探すために。そして、この国に人間を変えられてしまう前に海に出よう。
そんな想いで船出をするわけですが、天竜人の銃撃を受けてしまいます・・・。

うーん・・・。
天竜人の行動もヒドイと言うしかないのですが、このタイミングで船出をしてしまった、
サボにも何かモヤモヤ~とした気持ちを持ってしまいます・・・。

エースの「逃げない」気持ちも、サボの「自由になりたい」という気持ちもよくわかるんだけども、
歯がゆいというか、もうちょっと柔軟に生きる事ができていれば、二人の運命も・・・・と、
考えてしまうのは私だけかな。。

なんか、今回はしょんぼりしてしまう話でしたが、そろそろ過去編も終わりですね。
現在に戻ると、いろんな人たちが登場するはずですから、
引き続きアニワンは楽しみですね~。


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明日発売ですね、ちはやふる13巻。
楽しみだー!

アニメ ワンピース 第501話 放たれた炎 グレイ・ターミナルの危機

2011年06月05日

はいっ、今週のアニワン感想です。

■ブルージャムの夢

火の手に囲まれたグレイ・ターミナル。
ブルージャムもなかなかの悪党海賊さんですが、遥かその上を行くゴア王国の国王。

ゴア王国の国王は、ブルージャムを貴族にすることを約束する代わりに、
今回の計画の実行を直接指示していました。
しかも、元々すべての罪を海賊に仕立て上げる事も計画の一部だったようで・・・。

この二人。古くからの知り合いのようですが、こんな単純な罠にひっかかってしまう程、
「貴族になること」はブルージャムにとっては魅力的なものだったのでしょうか。

■海賊貯金の行方

国王に裏切られ貴族になる夢が消えたブルージャム。

人間てのァ
おかしな生き物だな
不幸もどん底まで来ると笑っちまうよ

と、絶望に打ちひしがれていました。
そして、貴族に復讐するためエースたちの海賊貯金を狙います。

エースはルフィを守るため、その隠し場所を教えるのですが、結局、海賊貯金ってどうなったんでしょうか。
海に出た時のルフィもエースも「いい船」ではなかったので、二人が使えなかったのは間違いなさそう。

海賊貯金はエースとサボの宝という感じがするので、ルフィが使うのはちょっと違う気もしますけど、
もしブルージャムが生きていて「復讐」に使われたというのも・・・・。

実は海賊貯金がワンピースで・・・、なーんて妄想はしていませんが、
また大事なところで話に出てくる気もするんですよね~。

■サボとドラゴンと臭いと匂い

サボはエースとルフィを心配し必死に外に出ようとするのですが、なかなか出る事ができません。
そして、力尽き倒れていたサボのそばに来たのはあのドラゴンさん。

二人が交わした会話についての感想は↓の記事を参考にして欲しいと言いたいところですが、
アニワンしか見てない方にはネタバレになるのでご注意ください。

ワンピース ルフィの母親と革命家ドラゴンの話


で、今回コミックを読み返して気付いたのですが、サボの台詞、修正されてたんですね。
今まで気付いてませんでした。。

img006_20110605201339.jpg
ジャンプの時は「匂い」

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コミック60巻の時は「臭い」

実はWJの感想を書いたときに、この内容では「匂い」じゃなくて「臭い」が正しいんじゃないの?
とコメントを頂いていたんですよね。

確かにそのとおりで、良いニオイに使われるのが「匂い」
嫌なニオイに使われるのが「臭い」ですから、後者の方が日本語としては正しいわけで。

私的にはカタカナで誤魔化す感じで「ニオイ」にしておけば良かったんじゃないかなぁ、
と思っていましたけど、ちゃんと「臭い」に直されてるとは。。

■エースと覇王色の覇気

過去編に入ってからのエースには、あまりいい印象がなかったりします。
いきなりルフィにつばを吐くし、ルフィを見殺しにしようとするし、
挙句の果ては、サボと一緒にルフィを「殺そう」って言うし。

でも、ルフィから自分が死んで欲しくない、必要な存在だと思われ続けることで、
エースにもルフィを守ろう、決して死なせないという気持ちが生まれてきたわけです。

で、今回ルフィの命を守るためにはじめて覇王色の覇気を見せてくれました。
弟を守るために、無意識の中で出した強力な力・・・。

マリンフォード頂上決戦では、逆にルフィがエースを救うために覇王色の覇気を出し、兄を救っています。
あの時のルフィも無意識でしたが、二人ともお互い(兄弟)を守るため覇王色の覇気を使っていたという事ですね・・・。

覇王色の覇気にはまだまだ謎が多いですが、今のところ使えると分かっている人物は、
シャンクス、レイリー、白ひげ、ハンコック、ルフィ、エースの6人だったでしょうか。

もちろん、ロジャーやドラゴンあたりも使えていると思われるのですが、
この力の源って「大切な人を守る」という強い気持ちだったりする気もします。

シャンクスは仲間・友だちを守ろうという強い気持ちがあるし、
白ひげは家族を守りたい気持ちが強いです。
ハンコックは好きな人・・・、愛に生きる人なのかも知れません。。

何か血筋的なことが前提にありそうですけど、大切な人を守ろうとする強い気持ちが、
覇王色の覇気を目覚めさせ、強くしてるんじゃないかなと思うわけです。

だから、そういう気持ちがなさげな黒ひげとかドフラミンゴとかには、
才能があっても身に付けられない力なんじゃないかなぁ、、とふと思いました。

というところで今週の感想は終わり。

エーース!!