ワンピース ビビとデービー・ジョーンズと陽樹イブ

2011年09月17日

今日は土曜日です。
でもジャンプの発売日です。
けど、感想を書き終わるまでは次のジャンプを読んではなりませぬ・・・。

というわけでちょっと焦り気味・・・、一週遅れのジャンプ40号、ワンピースの感想です。

■■前回の感想次回の感想■■

【タイトル】
第638話 にげほし

【扉絵】
世界の甲板からVol.22「アラバスタ王国―王国環境大臣コーザ 」

扉絵シリーズもついにアラバスタ!
かつて反乱軍のリーダーだったコーザが環境大臣を任させているのは、
今のアラバスタが平和だってことの象徴でしょうか。

気になるのはこの後出てくるだろう、ビビ(とコブラ)です。
この扉絵シリーズは麦わらの一味が再集結した時のニュース・クーを読んでいるものだと思うので、
今の魚人島編とほぼ同じ時期のはず。

魚人島編では、オトヒメ王妃とホーディの台詞から今年世界会議(レヴァリー)が開催される事が
分かっているわけですが、ビビ(とコブラ)ももちろん参加するはずです。

オトヒメ王妃の願いは、持ち帰った天竜人の署名と魚人島民のたくさんの署名を集めて、地上への移住の意思を
世界会議で提出することですから、その願いを叶える為に世界会議に出席する人達の協力も必要なわけで、
ビビ(とコブラ)なんかは強い味方になってくれそうな予感。

しかもそこでルフィ達の再会なんかがあればほんと嬉しい限り。
世界会議はマリージョアで開催されるはずですけど、マリージョアは魚人島の真上レッドラインの上にあります。

ケイミーの解説
ケイミーの解説

仮にルフィ達が魚人島をそのまま抜けて、次の新世界の島に向かってしまうとマリージョアに行く機会が
なくなっちゃうわけだし、ルフィ達の事だから魚人島の夢に最後まで付き合ってくれそうな気もするし、
マリージョアでルフィとビビが再会して、ビビのこの願いが・・・・

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仲間と呼び合える日

叶ったりなんかしちゃったらもう大興奮なわけです(ニヤニヤ

【本編】
今週はサブタイトルのとおり、ノアとデッケンとホーディ追いかける、しらほし姫逃げる、ルフィも追いかける。
そんな展開でしたけど、本編の感想があまりなかったりします。
なので気になったことを3つほど妄想しながら書いていきます。

■ノアの鎖

これ気になっている人多いんじゃないかーと思ったりします。
しかもノアには動力がないらしいですし、普通の碇のようではなさそうですし、この鎖がノアにとって重要なパーツっぽい。
で、今回映っていたのは、このコマ。

ノアの鎖
鎖はもっと長くなる?

この鎖って、中から引き出せるようになっていて、今、表に見えているよりもずっと長くなりそうですよね。
それと鎖が前方の船底に付けられているのも気になる点です。

動力もなしで、魚人族が地上へ向かう目的に作られた舟だとしたら、やっぱり、しらほし姫の能力で海王類を呼ぶ、
海王類が鎖を掴んで引っぱり上げてくれる、地上に出る、そんな展開になるのでしょうか。
魚人族が引っぱったところで、ホーディ曰く「1ミリも動くわけねぇ」って言ってますし。
海王類の力は必要になってきそうな感じです。

でも、なんかそれだけだと物足りない気もしますから、個人的にはチョッパー編の最後のサクラみたいな
サプライズの一部になってくれないかなぁとものすごく期待してます。。

■ホーディとデッケンさん

今回のラストを見てこの二人のつながりがちょっと気になってきました。
前にも少し書きましたけど、デービー・ジョーンズとホーディ・ジョーンズのジョーンズつながりの話です。
デービー・ジョーンズは海賊ゲーム「デービー・バックファイト」の始まりになった海賊ですけど、
ロビン曰く、

悪魔に呪われて深い海底に今も生きているという昔の海賊よ
海底に沈んだ船や財宝はすべて
甲板長だった彼のロッカーにしまわれるの
(33巻)

らしく、引っかかるのは「深い海底」「海底に沈んだ財宝」という部分。
バンダー・デッケンの歌でも、

初代バンダー・デッケン

死人の指に宝石ゃいらぬ闇じゃ無念も見えやせぬ
探せ探せ沈んだ宝はおれのものォ
おれは世っ界一の大~金~もち~
(62巻)

「闇」と「沈んだ宝」というのがあって、デービー・ジョーンズと初代バンダー・デッケンに共通するのは、
海底の宝を漁る海賊だったということ。しかも二人の目的は同じでしかもデッケンは船長、デービーは甲板長
ということで役割も被らないですから、二人は仲間だったんじゃないのかなと思うわけです。

あと、初代デッケンにはこんなエピソードもありました。

ある大嵐の日
突然錯乱した海賊船船長が部下を次々に嵐の海に投げ込み
皆殺しにし 神にさえツバを吐いた
(中略)
彼は神の怒りを買い
永遠の拷問を受けながら
海をさまよい続ける事を運命付けられた
(62巻)

なぜ初代デッケンが突然錯乱して部下を殺してしまったのか・・・・。

これって、デービー・ジョーンズが集めた宝を隠して(横取りして)、それに怒った初代デッケンがおかしくなって、
デービーと仲間を殺しちゃったとか、なんかそういうエピソードがあったりするような気がします。
(単体だと嵐で宝が海に落ちて、錯乱したって解釈になるのかな?)

妄想ですけれども、過去(先祖)にそんな出来事があった二人だとするなら、今回のこの場面が、

デッケンとホーディ
先祖の恨み?

かつての復讐みたいな感じにもなったりするわけなんですけど、どうなんでしょう。
まぁ、個人的にはデービー・バックファイト編は好きだったりするのですけど、
この辺で魚人島と話がつながってくると、フォクシーさんの人気も上がって・・・、来ないかっ!

■陽樹イブと宝樹アダム

しらほし姫が逃げて、ノアが魚人島の真上に来たところで、ホーディさんがデッケンさんを刺す・・・。
ホーディの狙いは、デッケンを殺す事で能力を無効化して、魚人島の真上にノアを落とす事なんでしょうけど、
この場面で魚人島の全景が描かれてました。

陽樹イブ
二つの巨木

以前も、ネプチューンの説明で同じようなコマがありましたけど、
この魚人島を挟んだ二つの巨木?が陽樹イブの根ということなんでしょうか。

ネプチューン王の説明を簡単に書き出すと、

地上の光をそのまま海底に伝える
陽樹イブという巨大な樹の根が届いておる

地上で受けた光をその根に灯す神秘の樹

その樹の呼吸はさらに空気を海底に供給する
(62巻)

ということらしく、大きさ的に巨木に見えますけど、これが根っこなんですよね、きっと。
ナミはこの説明で「1万mを超える光る根っこを持つ樹があるってこと?」って聞き返してますから、
おそらくは魚人島の真上あたり、もしかすると、位置的にはマリージョアに陽樹イブがあるような予感もします。

マリージョアが聖地と呼ばれたり、世界の中心として世界貴族がそこに住み始めたのは、
地上でも何か陽樹イブの特別な恩恵を受けられるからなんでしょうか?
というか、根があの太さですから、地上にある陽樹イブってどのくらいの大きさなんだろー、想像できません・・・。

あと、陽樹イブが太陽の恵みと関係する樹なら、宝樹アダムって・・・・宝石を作り出す樹?
うーん、そんな樹なら欲しい。

というところで今週の感想?妄想?は終わりです。
さぁ、土ジャン買いに行こうー^^

■■前回の感想次回の感想■■

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ワンピース 第612話 助けたサメに~連れられて~

2011年01月31日

ジャンプ9号、ONE PIECE ワンピースの感想です。

以下、ネタバレになりますので、ジャンプを読んでいない方はご注意ください。

■■前回の感想次回の感想■■

【タイトル】
第612話 助けたサメに連れられて

むかし~むかし~麦わらは~
助けたサメに連れられて~竜宮城へ来てみれば~

タイトルは浦島太郎の歌からですよね^^

【巻頭カラー】
いつもより大きい巻頭カラーでしたね^^
ブルックはサメの口の中で何を言ってるんでしょう。
「ルフィさーん 助けてー」かな、それとも「ルフィさーん こっちですよー」かな^^

【本編】
時間が少し戻って、人魚たちがカリブーが入った樽を開けてしまい、連れ去られる場面から。
カリブーは「ドロドロ」じゃなくて、「ヌマヌマ」の沼人間でしたね。
それに、カリブーはサニー号でのおもしろキャラから一変、シャボンディ諸島での悪キャラに戻りました。
金目当てに人魚たちに悪い事をしそうですね・・・><
このカリブーの行動も魚人島の崩壊へ繋がっていくんでしょうか?

一方、リュウグウ王国の港町では、
人魚を攫ったのが麦わらの一味では?と疑惑が持ち上がっていました。

人魚達も王子も完全に疑っているわけではないけれど、
これまでの人間との長く暗い歴史が人間であるルフィ達に疑惑の矛先を向けた、という感じですね。
マダム・シャーリーの予言もありますし・・・。
ますますルフィ達が魚人島の敵として話が進みそうな雰囲気になってきました><

竜宮城に招かれる事になったルフィ達&ケイミー・パッパグ。
助けたサメのメガロはネプチューンのペットじゃなく、人魚姫のペットだったんですね。
そして、衝撃の真実が判明です。このときのパッパクの話。

人魚姫とパッパグの関係
さすが人気デザイナー!って思ってたけど・・・(51巻)

うそだった
ウソがばれてこの顔!!

おいー!パッパグ。ウソついてたのか。信じてたのに><
まぁ、ウソついちゃうところも人間に似たって事かな。勢いって怖いね^^

で、気になる一味の動き。
ゾリが酒盛りを始めてるのはいいとして、
フランキーがトムさんの親族探し、ロビンは大切な歴史の調査に向かったみたいですね。
歴史もですけど、トムさんの親族って気になりますねー。

トムさんとヨコヅナ
トムさんとヨコヅナ(37巻)

親族に会って、フランキーはどんな話をするのか・・・。
それに世界政府に連行された後のトムさんの事・・・。
気になりますよね。

で、ネプチューンの話でさらに気になるキーワードが出ました。
ネプチューンと陽樹イブ
"陽樹イブ"!

この陽樹が地上で受けた光と空気を海底まで送ってくれるおかげで、
楽園「魚人島」が成り立っているわけですね。

でも、魚人島っていつからあるんでしょう?
それに、陽樹イブは自然のものだとしても、魚人島自体は人工物のようですから、
この仕掛けを作ったのは誰なんでしょうか。
大昔、魚人島を作った(船)大工の子孫がトムさんなのかな?

あと、ウソップも思い出していましたが、サニー号の船体を造った「宝樹アダム」との関わりですね。

フランキーと宝樹アダム
(45巻より)

アダムとイブっていうくらいですから、関係があるのは間違いなさそうですが・・・。
アダムについてはフランキーはこう話していましたね。

ある・・・戦争を繰り返す島
たとえ島に住む人間が砲弾の降りそそぐ戦争を始めようが
島中の人間が死に町が死に廃墟と化そうが
ものともせず立ち続ける巨大な"樹"(45巻)


戦争を繰り返す島・・・。新世界のどこかにある島でしょうか。
世界にたった数本・・・、という部分も気になりますね。
20年前のオハラの「全知の樹」も似ていますけど、あの樹はバスターコールによって、
燃え、最後は倒れていたので違うんですよね・・・。

もし、アダムとイブが対比的な樹なら、イブが太陽で、アダムは闇とか悪魔の実に関係するもの??

うーん・・・、陽樹イブ、宝樹アダム、悪魔の実、ロビンが知りたい歴史、
全部話が繋がっているような気もしますけど、、モヤモヤ・・・^^
この辺を妄想するには、もう少し材料が揃ってからですね・・・。

で、一味は竜宮城へ。
ネプチューン王って、身勝手な行動もしますけど、アラバスタのコブラのように王様らしい王様な気がします。
そのネプチューン王にルフィ達が人魚を攫ったかも?という情報が耳に入ったようですが、
どんな対応をするんでしょうか。

それにルフィが人魚姫「しらほし姫」の部屋?に迷い込んで、泣かせてしまいました。
一味の魚人島での状況はどんどん悪くなっていますが、さてさて。

てか、人魚姫はかわいいけど、でかっ!って感じでしたね。
それに気丈なビビとは逆に、、泣きべそキャラなのかな・・・。

あと気になったのは、人魚姫にたぶん食事を届けたこの人?

なぞの魚人?
・・・って

近くで見知らぬ人間がしゃべっているのに気付かない?
それとも気付かないふりをして、ルフィをここに誘導したの??

彼はバンダー・デンケンの手下とか?
うーん、もしこれが誘導だとすると、、マダム・シャーリーの予言も怪しいような気もしてくる・・・・。
麦わらの一味を利用しようとする動きが裏で動いているのかな??

個人的にかなり気になった場面でした。

というところで今週の感想は終わりです。。

■■前回の感想次回の感想■■

表紙きた!2月4日発売ですね^^