ワンピース 第594話 仲間に届けたかった「メッセージ」!!!

2010年08月02日

ジャンプ35号、ONE PIECE ワンピースの感想です。
(ワンピース以外の感想は別記事で)
以下、ネタバレになりますので、ジャンプを読んでいない方はご注意ください。

■■前回の感想次回の感想■■

【タイトル】
第594話 メッセージ

【扉絵】
ガープとセンゴクのツーショット。仕事じゃいろいろあるんでしょうが、仲いいですよねこの二人。
センゴクのヤギさんはガープの白髪を食べようとしてるんでしょうか?

【本編】
話がポンポン飛ぶので、場所ごとで切りました。

■"赤い土の大陸(レッドライン)" 聖地「マリージョア」 五老星の部屋

世界の頂点に立つとされる五老星が興味深い話をしています。
気になったところにコメントを書いていくと、

・ジンベエが敵対したことを確認。ジンベエの七武海入りは魚人と人間の和解を象徴。
→アーロンを解き放った理由にも繋がりそう。
(参考:ワンピース 「魚人島編」に思い巡らせる(その4)[最終回]

・三大勢力の均衡は崩壊。七武海の3つの穴をどう埋めるか、検討中。
→七武海の解散はなさそうですね。

・新世界の動きを待ち、影響力のある人材を選出するべき。
→バギーですか?影響力はあるかもしれないけど、実力が・・・

・新世界で黒ひげが動き、ルーキーの一人が餌食になった。
→誰でしょう?可能性があるのはボニーとドレーク、アプーの三人。(後に出てくるベッジも気になりますが。)
もしボニーなら泣いていたのは白ひげに対してで、狙っていたのは黒ひげということ?
ん?という事はもしかして、ボニーは白ひげの実娘なのかー??
つまり、「アン・ボニー」からくるボニーとエースのつながりって、二人とも白ひげの子供という意味?


・やっかいなのは「D」、少々一目に触れすぎていると警戒。
→やはり五老星はDの意味を知っていそうです。

五老星ってさすが世界のトップだけあって落ち着いてますね。
この人たちの名前や詳細ってほとんど分かっていないと思いますけど、
彼らは天竜人(世界政府を作った20人の王の末裔)なんでしょうか。

でも、五老星の分析には重要な事が抜けてますよね…ドラゴンと「革命軍」
新世界の動向に気を取られてうちに革命軍が動き出すかな。

■同じく聖地「マリージョア」

ついに世界政府全軍総帥が登場です。

世界政府全軍総帥
「全軍」が追加されてるのがちょっと気になるけど。

可能性があったのは、20年前のオハラで登場したスパンダイン(スパンダムの父親で元CP9長官)と
0巻で登場したコング(元)元帥でしたが、、コングでしたね!
コングとセンゴクの話では、ガープもセンゴクも一線を退いて、若手育成に回るそうです。
で、センゴクの言葉が胸に響く!

海軍に老兵がのさばってどうします
"正義"は価値観・・・世代は超えられない
――それよりコングさん時期「海軍元帥」に
私からは青キジを推薦したい

センゴクは「絶対的正義」を背負っていたはずなのに「"正義"は価値観」と言う。
この言葉の意味って「正義」は「絶対的」なものではなく、人や年代によって変わるものと、
解釈しましたがいいのかなー。
センゴクも自分の正義(価値観)と世界政府の正義の間でいろいろと苦労したんでしょうね。。
(参考:センゴクの心中お察しする

晴々センゴクさん!
表情も何か晴々した感じ。
長い間、本当におつかれさまでした!

で、青キジは確かに他の二人に比べると適任ですけど、だらけきってますからね(笑)
個人的には今の中将の顔ぶれをみると、赤犬が選ばれそうな予感がしていますが・・・

■海軍本部

その青キジとスモーカーがルフィの事件の話を少しした後、スモーカーの異動の話へ。
新世界にある「G5(海軍G・L第5支部)」へスモーカーさんは行きたいと願い出てます。
G5には何やら問題もあるようですが、スモーカーの「標的」はやはりルフィでしょうか。

■海軍本部 医療棟

コビーの話。戦争中、勇気ある数秒の直前に感じていた、
「頭の中から… "声"が… 一つ…一つ… 消えていくんだ…!!」
これは「覇気」だったようです。(その時のWJ感想:第579話 勇気ある数秒
どちらかと言えば、アイサのマントラに近いかなと思っていましたが、と言う事はマントラも覇気?
(魚の骨を咥えた)医者曰く、覇気は長期の鍛錬で引き出すものらしいですが、コビーの場合は「覚醒」とのこと。
あと、中将クラスはみんな使えているらしい、そして「ガープに教えて貰え」と言われています。
ということは、コビーも覇気の修行へ突入ですか!?

■議事の間

ここで事件の詳細が分かります。
内容は、ルフィ・ジンベエ・レイリーが海軍本部に現れて、軍艦を奪い、
マリンフォードを一周(水葬の礼)、その後、ルフィは一人広場へ踏み込んで
「オックス・ベル」という大昔の軍艦にあった神聖な鐘を「16点鐘」
そして、花束を投げ堂々と黙祷

記事にのった写真はその黙祷したルフィだったようです。
で、最近よく登場するブランニュー少佐はこれを海軍への挑戦状と解釈したようですね。

■新世界 キッド

一方、キッドは新聞の見出しを読んで、意外と物知りなキラーにいろいろ教えてもらいながらも、
ルフィの「"おれが新時代を作る"」そんなメッセージだと解釈しています。

キッドは大物になりますね。ルフィの事をしっかりと認めているし追い付こうというライバル心もすごい。
そして、

死ぬか生きるか!!
そんな覚悟がねェ奴らが!!
この海に来るんじゃねェよ!!

この死を恐れない覚悟。。キッドはきっと強くなる!

■新世界 ベッジ

ファーザーの船がなにやら真っ黒な球体に引き寄せられているんですが、
これが島なのか黒ひげの能力なのかちょっと分かりませんでした。
たぶん、吸い寄せ島?だと思いますけど、なんでしょうね。。

■グランドライン海上 ルフィ

ルフィの事件の帰りでしょうか。それともまたどこかに向かおうとしているのか。
ともかく九蛇海賊団の船に乗っているので、
ハンコックもレイリーの提案に協力してくれたって事なんですね。

(ルフィ)
ちゃんと届くかな あいつらに・・・

(レイリー)
記事を見れば伝わるハズだ…
キミらしくない行動こそが鍵

一人…鈍そうな男がいたな
まァなんとか分かるだろう
キミ達ならちゃんと伝わる…
そんな気がする…

「鈍そうな男」・・・、レイリーの人を見抜く力ってすごいなー。
もちろんその男は一人しかいませんが、ノーコメントで・・・

■ルフィのメッセージはみんなに届いた!?

ルフィが起こした事件。その新聞を読んで一味の反応は、、

チョッパー:「ルフィ!!おれわかった!!そっか!!そっか!!」
ロビン:「了解」
サンジ:「そうか…ルフィ」
ゾロ:「もうちょっと待て…!!何かある」
ウソップン:「わかった!!わかったぞルフィ!!!」
ナミ:「人の気も知らないで…勝手なんだから!!」
燃え尽きたフランキー:「成程」
見世物のブルック:「あーそういう感じに!!」

ルフィのメッセージがちゃんとみんなに伝わってる!!(一人除く…)

で、その意味ですが…、たぶんチョッパーとウソップがちょっと泣いているので、、
「エースの事は大丈夫だ、心配ない」
という意味が一つと、ナミが「勝手なんだから!」と言っているので、
やっぱり「もう少しだけ強くなるための時間がほしい」意味も含まれているんじゃないかなぁ・・・
(16点鐘が集合日時を意味してるとか??)

あと、ビビのオシャレって右腕の刺青?を指していたんだと思いますけど、
これ何て書いてあるのかな…。

ルフィの黙祷と右腕の刺青
仲間の印「×」があるようにも見えるし、
エースの名前を刻んだ気もしているんですが、分かりません(泣)

■最後に
・・・

茶ひげは懸賞金8千万で、しかも早速「死相」が見えちゃうとか・・・
ウルージの向かう島はカミナリ島でしょうか?
怪しいおばあちゃんが売っている傘があればなんとかなりそうですが、、
新世界ってどんでもない海のようですね。。


まだはっきりしないところが多いんですが、とりあえず、先週の感想で書いた
「仲間に無事を知らせる」という点は当たってたかなぁ。

【先週の感想】第593話 レイリーの提案とルフィのNEWSとは一体何?
【追加】「革命の灯」と革命軍の出会い、そして交錯する「Dの意志」

場所はシンプルにマリンフォードでしたね。
インペルに行ってボンちゃんと絡むのも期待していたのですが、
ルフィは命の恩人&ダチの事を忘れちゃってるのかな。

で、この後も予想は変わらずで、ルフィはレイリーと覇気の修行するんだと思います。
コビーもガープの元で覇気を習得しそうですし、ルフィが抜かれるわけにもいかないはず。。
その間、ゾロ、サンジ、ウソップは今の島で強くなる。
ロビンはドラゴンに会いに行く。
他のメンバは早めに集合?という感じなのかな。
でも、そうなるとやっぱり最低でも3ヶ月とか半年とかそのくらいの月日は流れてしまうような気もする。

で、一番気になるのは先週のくまの行動・・・、うーー分からない。

■■前回の感想次回の感想■■

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ワンピース 第581話 「希望の光」はまだ小さく、「大きな闇」は刻々と忍び寄る

2010年04月19日

ジャンプ20号、ONE PIECE ワンピースの感想です。
(ワンピース以外の感想は別記事で。。)

以下、ネタバレになりますので、ジャンプを読んでいない方はご注意ください。

■■前回の感想次回の感想■■

【タイトル】
第581話 忍び寄る未来

【扉絵】
シャンクスとバギーで一杯やってます。
22年振りですからね、本当に楽しそうですね。
【扉絵】シャンクスとバギー
癒されるな、この二人を見ていると。。

ちなみに店員のゴリラって空知先生(銀魂)ですか?

【本編】
さて、本編の感想です。

頂上戦争の舞台
マリンフォードの沖に浮かぶ7隻の船
新たなる海賊時代を担う"彼ら"が
この重大な歴史の節目を見逃すハズもなかった―――
大海賊時代の"秩序の立証"マリンフォードより
立ち上がる戦塵をじっと見据え――
殺気立つ時代の流動を肌で感じ取っていた

こういうナレーション好きだし、7人の超新星が今後どういう道を辿ってゆくのか、、
何か掻きたてられるものがあります。

元海軍少将であったドレークは海軍の行く末を憂う
ベッジは白ひげの死の意味を強く感じ取る。
ウルージは"黒ひげ"を台風の目と警戒し、アプーは、ローの行動に疑問を持つ。

そして、ボニーは誓っている。
「何もかもあいつのせいだ…!!」
「すぐに探し出してやる!!行くぞ"新世界"へ」


"あいつ"って誰だ?
確かボニーが泣いていたのは、白ひげがスクアードに刺された直後でした。
単純に考えればボニーは白ひげの関係者で、探しているのはスクアードって事になりますが。

ホーキンスはルフィの生存確率をしきりに占う。
そして、決して「0」にはならない。ルフィは間違いなく生きている!!

そして、ルフィのライバルになるであろうキッドは言う。

これによって生まれた勢力"黒ひげ"ってのは相当なタマだぜ…!!
新世界は「四皇」達の統べる海
「赤髪」「カイドウ」「ビッグ・マム」……!!
均衡が崩れた今何が起こるかわからねェ!!
始まるんだよォ!!誰も見た事のねェ"新しい時代"が!!


最後の四皇の名前が出ましたね、「ビッグ・マム」
ローラのママがそうだと思っていましたが違うみたい…。
だって名前が「ビック・ローラ」になる。いや、あの顔だったらありか(笑)

「……!!!」の部分は気になるところです。
以前、尾田さんはこの白ひげの場面に"金獅子のシキ"の名前を出そうとしたが止めたと
SBSで紹介していました。
四皇に近い存在の海賊はまだいるのかもしれませんね。

白ひげが語る過去
ここで金獅子のシキの名前が出るはずだった


ナレーションは続きます。

"東の海" "西の海"
"南の海""北の海"
そして、偉大なる航路
例えば歴史がそうである様に情報は巡る程に削ぎ落とされ―――
海軍の「勝利」の二文字が海風に踊る
世界はこの大事件に浮き足立つ

人々は気づかない

海軍の勝利
その戦争の結末がもたらすものは必ずしも平和だけではなく
"白ひげの脅威"という抑止力を失った海は――
次第に大きく荒れ始める…

このナレーションも好きですね。

コマを見ていく限りでは白ひげの残した「ワンピースが実在する」、この言葉が届いたのはグランドラインまでのようです。
そして、一般の人々は「白ひげを恐怖の存在としか見ていなかった」、この事実もはっきりとしてきました。
白ひげの死を悲観的に見ているのはほんの一部の人たちだけのようです。

それに「人々は気づかない」という部分も。
気づかれないように世界政府が情報を操作して、
人々が世界政府に支配されているような構造
を印象付ける言葉です。

今後、人々に大きな被害が出始める。
それは、大海賊時代の幕開けの時よりも大きい…
急速に時代が変わってゆく不安感が一層強くなっていきます。


一方、ハンコックの行方はローの潜水艦を合流できていました。
蛇姫に遊ばれるベボが魅力的すぎる…。
ハンコックとベポ
べポ、ハンコックにもタジタジ

イワさんはじめニューカマーランドの住人も軍艦に乗ってたんですね。
そして、ニューカマーの人々はあの「カマバッカ王国」へ行くと言う。
そこはサンジが飛ばされた場所ですが、この人たちと合流するんでしょうか。
まずは、サンジの無事を祈るのが先ですが。。。

ローはルフィを助ける義理はない、とはっきりと言います。
いろいろと憶測を呼ぶローですが、
やっぱり「キッド・ルフィ・ローの3人で新世界で会う」
この約束のために来たとしか思えないですね。
コチラの記事を参考に。。)この約束がローの直感を動かしたと。。

そして、ルフィの命は取り止めたが、目覚めたときが心配だとジンベエは言う。
目覚めた時のルフィの心中は誰も計れないですね(泣)
せめてその場には麦わら一味みんなにいてほしいですね。。

ルフィは女ヶ島で匿われるようです。
「わらわがまだ"七武海"であるなら 安全に療養できる」
意味深です。海軍のルフィへの執念は凄まじかったですよね。
九蛇海賊団が戦うところは見たいけど、女ヶ島が戦火に巻き込まれるなんてことがなければいいのですが…。

しかし、個人的には行き先が女ヶ島という展開はすごくいいです。
いや、、、マーガレットが見れるのがうれしいだけなんですけどね(笑)


場面は「海軍本部」へ。

ブランニュー少佐がセンゴクに報告にくる。
やはり、マゼランは虫の息でインペルダウンは壊滅状態のようです。
黒ひげはインペルでやったのは、「Lv.6囚人の"殺し合い"」。
生き残ったのがサンファン・ウルフ達だったわけですね。

そして、Lv.6から他の脱獄者もいると知り、頭を抱えるセンゴク。
凶悪な海賊を野放しにすることはできない。手配書を出そうとするが世界政府はこの事態をを隠せと言う。
「フザけるなァァ!!」とセンゴクの不満は爆発する。

センゴク怒る
本当に、心中お察しします。

センゴクの心中を察してあげたいと言う人はコチラの記事もどうぞ。

でも、何か安心しました。やっぱり、センゴクも世界を愛する人間なんだなと。
普段は元帥という立場で抑えていた"本当の正義"が出た気がしました。


一方、マリンフォード裏町では…
ドフラミンゴがパシフィスタ軍団を連れてモリアを暗殺しようとしていた。
その命令はセンゴクではなく「もっと上だ…!!」と言う。
今のところ判明している"上"には最高権力の「五老星」「世界政府総帥」しかいません…

世界政府の組織図
意外とシンプルな組織図(出典はYELLOW)

これまで七武海の存在を重視していた五老星がもしこの命令を出したとなると、
もう七武海の存在自体が不要と判断されたのかもしれません。

「世界政府総帥」は原作にはその名称も登場していないと思いますが、
その地位がどんなものなのか、そして総帥は誰なのかかも気になるところです。


「忍びよる未来」
を予感させる場面が多く散りばめれた今回の話。
それは暗く、まるで未来は闇に覆われるかのようです。
唯一の希望はルフィが命を取り止めたこと。
しかし、その希望の光はまだ小さく、先が見えない不安ばかりで胸がざわめくのです。

■■前回の感想次回の感想■■

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まだ、ツイッターがどんなものか良く分かってないですが・・・
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ちなみに管理人が真っ先にフォローしたのは、、「カチャピン」でした(笑

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